2018年11月12日のNHKのニュースで、「重さの基準が変わる」という内容をやっていました。
これは、けっこう重要なニュースで、主に、今後の学問分野全体や、物理学に影響がある話です。
(話の発端)
まず、話の発端は、1kgの国際標準の基準として作られた「国際キログラム原器」という直径と高さが約39mmの円柱形の、プラチナ(白金)90%、イリジウム10%からなる合金製の金属塊が、1889年に作って、世界各国に同じ複製品を配ってから時間が経ちすぎたので、それぞれの国で量り直して、比較した所、もう各国間の「国際キログラム原器」は、全然違う重さになってしまっていて、ズレが生じてきたので、そろそろ作り直しましょう。という話が出ていました。
「国際キログラム原器」の重さが変わってしまう原因は、指紋やほこりなどが付着して重くなると、洗浄する事で微妙に削られて軽くなるといった感じです。
それで、「国際キログラム原器」を作り直しましょうという話が出た時に、1889年から比べて、物理学の方も、素粒子物理学など大幅に進展してしまったので、物理学会などから、「重さ」という概念の基準自体を再定義するべき時期にきているとして、それで、「重さの基準が変わる」というわけです。
(「重さ」について、何が変わるのか)
先に結論を書くと、
・タイムマシン、素粒子(場合によっては、魂の重さ)まで対応できる「重さ」の計測方法に変わる。
・1つの原子といった超小さい重さにも対応している計測方法に変わる。
という感じの基準に変わるようです。
(「重さ」という概念のやっかいさ)
「重さ」という概念のやっかいさについては、自分が前に、今の基準のままでは適当すぎるので、タイムマシンを作る事は不可能だ。と書いたような部分で、説明すると、
<昭和の「重さ」の考え方>
(1) 小学校までなら、秤で量って、「これは、10gです」のように教える。
(2) 中学校に入ると、天文学が出てきて、重力を教えるので、「質量(Mass)」と「重量」の違いを教えます。
月の重力はおよそ地球の1/6なので、「重量」で量ると、実際の体重の1/6になります。
「質量(Mass)」は、天秤に「国際キログラム原器」をのせて、比較して量るようなタイプの「重さ」なので、重力とは関係無く、その物質そのものの重さです。
のように教えるわけです。
要するに、物理学とか化学とかで、「重さ」とは何か?について、そもそもがよくわかっていないわけです。
「何で、重さという事象が生じるのか?」、「何で、重力という事象が生じるのか?」といった感じの根本の話です。
しかし、21世紀の現代では、「素粒子物理学」、「相対性理論」などが出てきたので、物理学の方では、
・「重さ」とは、「空間での、動きづらさ」であるというような定義です。
結局、
『キログラムはプランク定数の値を正確に 6.626 070 15×10-34 ジュール・秒(Js)と定めることによって設定される』
と、Wikipediaに書いてあるような、「プランク定数」を基準にする提案が出されたわけです。
これによって、「重さ」の基準は、「原子1個」まで測定の精度が確保できるようになる位の精度になる事に加えて、今までの「国際キログラム原器」という「重さ」の概念は、そもそもが、「1kgは、水1リットルの質量」という所から開始した「何かの物質の重さ」を基準にした、かなりアバウトな概念だったものが、今回の変更予定の基準の「プランク定数」を基準にする提案によって、「量子論」までをもその範疇で計算可能になるという大事件!なわけです。
ですから、先に結論を書いたように、
・タイムマシン
・未来を選択できる余地が理屈で残っている「素粒子」(場合によっては、「魂の重さ」)
辺りまで、今回の「重さの基準が変わる」というニュースではからんでくるわけです。
国際的な「重さの基準が変わる」予定日は、2019年5月20日の予定で、これ以降は、パソコンの物理シミュレーター、天文学計算ソフトなどでは、「プランク定数」を基準にする「重さ」を基準とした計算が可能になるので、「タイムマシン」、「ブラックホールシミュレーター」、「素粒子や量子論シミュレーター(場合によっては、「魂」についての計算や、シミュレーターが可能になるので、本当の意味での「量子コンピューター的な人工知能」(「魂」を入れる事が可能になる可能性もある))」まで計算の基準として範疇に入っているという大事件!なわけです。
NHKのニュースでは、町の惣菜屋さんに行って、「重さの基準が変わると言っても、今の秤で量っている「重さ」と、そんなに変わらないので一般の人には無関係です」のような話をしていましたが、それは大間違いです!
エンジニアや、特に、理化学用のパソコンの計算シミュレーター上で、「量子論」まで扱える範疇に入る事で、気象予報や、航空力学や、エネルギー問題で、これから重要で必要になってくる「エネルギー効率」と呼ばれる計算の仕方など、全部!変わってくる!ので、未知の発見や、未知の技術発展の可能性まで開ける可能性があります!
「エネルギー効率」というのは、「エネルギーを発生させて、どこまでを実際のエネルギーとして利用可能にできるのか?」といった話で、わかりやすい例でいえば、「蒸気機関では、実際に発生させた熱量としてのエネルギーは、蒸気機関車を走らせないで、熱として逃げてしまうわけで、これを仕事をさせるエネルギーとして最大限にまでロス分のエネルギーを減らしたい」といった感じの話です。
今までの「エネルギー効率」の計算や考え方では、「量子論」とか「フラクタル」を利用した圧縮などまでは考えられていませんでしたが、今後の理化学用のパソコンの計算シミュレーター上や、スーパーコンピューター上の計算では、未知の方式の発見が期待できる!という話なわけです。
「フラクタル」を利用した圧縮という話は、例えば、エネルギー効率だけでなく、8Kテレビ時代に必要となる超大容量メモリの開発などに関係する話です。
「エネルギー」という学問の大きなパラダイムシフトがあったのは、人類はわけのわからない事を平気でやってのけて、通常は、「エネルギー」、「カロリー」、「熱量」といったものは、「温度を上げる」事は普通の流れでできる事なのですが、人類は、「冷蔵庫」という、「エネルギーを使って、温度を下げる」という通常は起こらない逆のプロセスを平気でやっています。
ですから、今回、「量子論」とか「フラクタル」を利用した圧縮とかで、未知の「エネルギー」に関係する事象が起きたりする可能性もあるわけです。
「量子論」や、「量子コンピューター」を通して見た世界で、「量子コンピューターゴーグル」で、冷蔵庫を、見たら、
ベジータ「何ィイイイ!!!!ヤツの戦闘力は53万だとォオオオ!!!」(戦闘力53万は、フリーザの戦闘力)
という時代がくるのかもしれません。
(STEINS;GATEネタ)
ダル「もう1人でタイムマシン作るの無理ポいので、オカリンも少しは調べ物を手伝ってくれるといいと思うのダゼ」
鳳凰院凶真「いいだろう。ただし!途中で、上坂すみれによるフリートークのモノローグが入り、その内容を次週の伏線として必ず使う事!ストーリーの整合性は破綻させずに。だ」
ダル「それは無理」
ダル「タイムマシン・・・。キログラムをプランク定数で再定義・・・と。これなら、タイムマシン作れるかも・・・」
鳳凰院凶真「なぜだ?」
ダル「プランク定数を重さの基準にすると、量子論の範疇まで扱えるわけ。そうすると、今まで、電話レンジ(仮)で偶然使えていた時空を越える機能が、重さのある物質にまで範囲を広げることができる可能性が開けるのダゼ(サムズアップ)。それだけでなく、量子コンピューター的な人工知能まで計算の範疇に入るから、もしかすると、アマデウスの牧瀬氏も救えるかも・・・」
鳳凰院凶真「よくやった!ダル!それでこそ、マイフェイバリットライトアーム(頼れる右腕)!これより次の作戦に移る!作戦名は、オペレーションуэсакасумирэ!」
ダル「さっきのネタ、引きずるん?」
VTuberを人のモーションで動かす「3tenePro + Live2D」のキャンペーンをやってるようです。
「3tene」というのは、3DCGキャラクターや、Live2Dキャラクターを、VRヘッドセット(HTC VIVE、Oculus Rift)と、両手コントローラー、トラッカー(腰、両足)を使って、人のモーションの動きを直接反映できるようにする技術の事のようです。
ホームページの動作映像を見ると、簡単なダンスなら、人の動きのモーションのトラッキングからできそうな雰囲気です。
今までのVTuber技術と違うのは、ピアプロなどで、自分でイラストが描ける人は、「Live2Dキャラクター」として設定しておけば、Live2Dキャラクターで、自分独自のVTuberを作って活躍できることです。
12月末までは、キャンペーン価格で、「980円」のようなので、興味のある人はやってみましょう!(機材全部で、5万円かも)
詳細は、ホームページを見た方が早いです。
プレイステーション5時代は、こんな感じになるのかもしれません。
(3tenePro + Live2D)
https://3tene.com/pro/