「キズナアイのBEATスクランブル」という情報番組をやるらしいです。
詳細は、動画を見た方が早いです。
(キズナアイのBEATスクランブル)
http://www.bs4.jp/guide/cinema/kizunaai/
「キズナアイ」の公式ページでは、PMXデータを配布しています。
使用のルールは、必ず、どこかに((C)Kizuna AI)のように、コピーライト表記を入れる事です。
(キズナアイ)
http://kizunaai.com/
評価:
--- グッドスマイルカンパニー(GOOD SMILE COMPANY) ¥ 3,840 (2018-09-30) |
評価:
--- KADOKAWA ¥ 2,700 (2018-03-16) |
irodori制作のショートアニメ「傾福さん」をテレビ放送するみたいです。
瞬間的にすぐ終わってしまうので、見逃さないようにしましょう!
(放送予定)(TOKYO MX)
2018年3月28日AM1:00〜1:05
たしか、最近見たアニメで最低でも3つ位は、「色の塗り忘れ」のフレームがあったのを覚えているのですが、いざ、探そうとすると、全然見つからない!
やはり、数万枚の中の1フレームの不具合を探すのは、いざやると膨大な労力がかかります。
しかし、こういう時こそ、現代の「人工知能」が活躍するはずで、人工知能の得意分野は、「画像」などの前後の差の検出です。
実写の映像とは違って、「アニメは、前後の絵に連続性が無い」ので、特に、色の塗り忘れがあった場合には、「チカッ」と光ったような感じに人間の目には見えますが、これが、けっこう気になるわけです。
しかし、アニメの不具合を探す時の、一瞬の「チカッ」と光ったような感じは、まばたきをしている時だと見逃してしまうわけです。
これから、「2020年東京オリンピック8K」時代に向けて、アニメ制作現場の不具合をチェックする人は大変になりますが、その前に、メーカーは、「アニメのフレームの前後の差から、不具合を探し出す人工知能を作るべき」です!
アニメの「色の塗り忘れ」のフレームで多いのは、「キャラクターの目の白部分の塗り忘れ」ですが、現在の人工知能は、画像からの「顔認識」ができるわけなので、こういった仕組みを組み合わせた「アニメのフレームチェック用の人工知能」を開発するべきです!
最近は、アニメ制作会社が、1シーズンに受注するアニメが増えすぎて、仕事が雑になってきている傾向があります。
プロの仕事は、こなせない量の仕事を取ってくる事ではなくて、断る事も必要です。
日本のアニメは、クオリティーが高い事で世界から評価を得ているわけですから、雑な仕事にならないようにする必要があります。
前々から少し気にはなっていたのですが、自分がアニメを見た中で見つけた「アニメ校正」の箇所は、どこかに書いておく必要を感じたので、これからは、書いていく事にします。
(「アニメ校正」する箇所)
小説などの文章とは違って、「アニメ校正」には絵ですから、「校正」は、「塗り忘れ」のチェックになります。
アニメの場合には、例えば、劇中に出てくる「マンガの背表紙の文字」とかは、権利の関係で故意に変えてあるので、こういった文字の部分の校正はしません。
とりあえず、最近見たアニメが、「ソードアート・オンラインII」だったので、その「アニメ校正」の箇所を書いておきます。
最近は、デジタル時代になった以降は、アニメの「塗り忘れ」とか、「作画崩壊」部分をリテイクしやすくなったので、運が良ければ、ブルーレイなどの市販化する前に、修正が可能な事もあります。
「ブルーレイボックス」なんかで市販化の版が進んで作り直しの修正が可能な機会が出てくる事も多いので、できるだけ、見つけたチェック情報は書く事にしました。
実の所、アニメの「塗り忘れ」のチェックなんかは、数万枚の中の1カットの中の1枚だったりするので、「アニメ校正」というのは膨大な労力がかかるので、「見つけた誰か」がユーザーであっても、誰かがどこかに書いておかないと修正箇所すら見つけられない事が多いわけです。
かつて大昔に仙人が言ったという。
仙人「人生はいくら間違っても構わない。人生は間違ってもやり直しが利く。若い内にしたいろいろな経験は後で役に立つ。だが!作画崩壊だけはいかん!」
([アニメ校正]「ソードアート・オンラインII」(12話「幻の銃弾」))
(Aパートのはじめの方)
シノンの会話「あと、たった5人」
のカットの箇所の「シノンの右目の白の塗り忘れ」
4月は、新作アニメ開始の月っぽいので、テレビ番組表は、こまめにチェックしましょう!
今回は、「4Kパソコン」を買った後なのですが、ホームページを「4Kパソコン」で見ると、いくつかぼやけてしまうページがあって印象が薄いなぁと、これからの「2020年東京オリンピック8K時代」に向けて、「4K,8K時代」のいろいろな作りの調整が必要な事を実感しました。
最近は、1シーズンの新規アニメの数が増えすぎで、ユーザーも見きれないし、アニメのクオリティも下がるし、アニメイターも日干しになるので、もう少し数を減らしたほうがバランスがいいと思います。
(2018年4月近辺開始っぽいアニメ)
(重神機パンドーラ)
http://www.project-pandora.jp/
(LOST SONG)
http://lost-song.com/
(STEINS;GATE 0(シュタインズ・ゲート ゼロ))
http://steinsgate0-anime.com/
「STEINS;GATE 0」の先の未来の話の「かっこいいダル」が出てくる続きのストーリーをやってほしいです。
「STEINS;GATE 0」では、だいぶシリアスな展開になるので、「鳳凰院凶真」が出てこなくて残念なので、何か、一発ネタのお話を考えてみた。
鳳凰院凶真「この間、秋葉原に行ったらな、タイムリープの影響か、ずいぶん変わっておってな、外国人ばかりになっていて、ジュリアンとかいう外国人が、”私の名前を漢字で書いてください”と嘆願してきたのでな、この俺様が名付けてやったのだ!”樹里亜素”とな!」
ダル「オカリン、それ、”じゅりあそ”じゃね?」
牧瀬紅莉栖「ちょっと!人の名前で遊ばない!」
(鉄パイプを手に持つ牧瀬紅莉栖)
鳳凰院凶真「おっと、助手よ。その手に持っている鉄パイプは何だ?美しい君には、そんな物騒な物は似合わない。ぞ。」
牧瀬紅莉栖「(不意に、「美しい」と言われたのでドギマギしながら、「ツンデレ」て)ちょっ・・・なにっ・・・言ってんのよ!変な所で、言葉を区切らないでよ!気になって今日眠れないじゃないの!」
(キラッとプリ☆チャン)
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/prichan/
(魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!)
http://majopure.jp/
(魔法少女 俺)
http://magicalgirl-ore.com/
(こみっくがーるず)
http://comic-girls.com/
(ヒナまつり)
http://hina-matsuri.net/
(アイカツフレンズ!)
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/aikatsufriends/
(ありすorありす)
http://alice-or-alice.com/
(立花館 To Lie あんぐる)
http://tachibanakan-anime.com/
(Lostorage conflated WIXOSS)
http://lostorage-wixoss.com/
(フルメタル・パニック! Invisible Victory)
http://fullmeta-iv.com/
「フルメタル・パニック!」のシリーズは、だいぶ昔からあるのですが、メインヒロインの「千鳥かなめ」が、だいぶ体育会系のモーションをするキャラなので、昭和の時代のアニメを思い出して懐かしくなりました。
昭和の時代のアニメでは、昔の東京オリンピックの影響か「スポ根」と呼ばれる「スポーツ+根性」ものアニメが、だいぶはやって、その後に、「スポ根」アニメブームは終了してしまうのですが、アニメのモーションとしては、作画の方で「体育会系モーション」が残っていた時代があって、「プロジェクトA子」とか、「トップをねらえ!」では、「体育会系モーション」のキャラが、元気一杯に動きまくっていたなぁと思い出しました。
そういえば、最近のアニメでは、「体育会系モーション」のキャラは減ったなぁと思って、「体育会系モーション」は描くのが大変なので、最近では、アニメなのに、あまり絵が動かない事も増えてきました。
(PERSONA5 the Animation)
http://p5a.jp/
(僕のヒーローアカデミア(第3期))
http://heroaca.com/
(食戟のソーマ 餐ノ皿 〜遠月列車篇〜)
http://shokugekinosoma.com/
(ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン)
http://gungale-online.net/
(宇宙戦艦ティラミス)
http://tiramisu-anime.com/
(ウマ娘 プリティーダービー)
http://anime-umamusume.jp/
(SNS ポリス)
https://www.sns-police.com/
(Caligula -カリギュラ-)
http://caligula-anime.com/
(Cutie Honey Universe)
http://cutiehoney-u.com/
(デビルズライン)
http://devilsline.jp/
(奴隷区 The Animation)
http://doreiku-anime.com/
(魔法少女サイト)
http://mahoushoujyo-anime.com/
(ハイスクールD×D HERO)
http://www.haremking.tv/
(ガンダムビルドダイバーズ)
http://gundam-bd.net/
(ゴールデンカムイ)
http://kamuy-anime.com/
(ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-)
http://lastperiod.jp/
(レイトン ミステリー探偵社 〜カトリーのナゾトキファイル〜)
https://www.layton-anime.jp/
(されど罪人は竜と踊る)
http://www.tbs.co.jp/anime/sareryu/
(ニル・アドミラリの天秤)
http://nilad-anime.com/
(銀河英雄伝説 Die Neue These)
http://gineiden-anime.com/
(Butlers〜千年百年物語〜)
http://www.butlers-anime.com/
(ひそねとまそたん)
http://hisomaso.com/
(ピアノの森)
http://piano-anime.jp/
(メジャーセカンド)
http://www.shopro.co.jp/tv/major2nd/
(若おかみは小学生!)
http://www.waka-okami.jp/
(ヲタクに恋は難しい)
http://wotakoi-anime.com/
(あっくんとカノジョ)
http://akkun-kanojo.jp/
(踏切時間)
http://fumikirijikan.com/
(実験品家族 -クリーチャーズ・ファミリー・デイズ-)
http://jp.frankenstein-family.com/
(3D彼女 リアルガール)
http://www.3dkanojo-anime.com/
(多田くんは恋をしない)
http://tadakoi.tv/
(かくりよの宿飯)
http://kakuriyo-anime.com/
(信長の忍び〜姉川・石山篇〜)
http://www.bsfuji.tv/nobunaga/pub/index.html
(パズドラ)
http://anime-pad.com/
評価:
--- バンダイナムコエンターテインメント ¥ 12,744 (2018-05-31) |
評価:
--- アトラス ¥ 8,554 (2016-09-15) |
また、ソースネクスト版で、過去に「動画、音楽関連ソフト」を買ってユーザー登録してある人向けのセール画面に、「バンドプロデューサー 5」が1980円で売ってたので、これは、即購入した!
「バンドプロデューサー 5」というのは、音楽メーカーのKAWAIが作った「耳コピ」支援ソフトで、バンドをやっている人を支援するソフトです。
一応、音楽メーカーのKAWAIが作っているので、信頼性は高いです。
この「バンドプロデューサー 5」は、そのままでは完璧ではないものの、バンドをやっている人なんかのように音楽の知識がある人は、「耳コピ」作業が、かなり効率よくできるようになります。
個人的には、「音のOCR」という感覚で使えるので、いろいろな自然の音を録音収集してきて(例えば、ホ〜ホケキョみたいなウグイスの鳴き声のような音階の付いた音)それを、「音のOCR」にかけて、音符や楽譜状態にする。MIDIとかに持って行って、「効果音作り」の音ネタの元にする。「効果音」のエフェクターとかに使う。とか、アイデア次第では、けっこう応用ができそうです。
「バンドプロデューサー 5」が1980円というのは、ありえない程安いので、買っても損はしないです。
(「トークロイド」ができそう)
こういった入ってきた音源から音階を抽出してMIDIや楽譜にしてくれる「耳コピ」支援ソフトと呼ばれるソフトを使うと、日本語は、音階言語なので、「トークロイド」を作る作業の効率化ができます。
「トークロイド」というのは、VOCALOIDに会話させるタイプの事で、VOICEROIDは、テキストを読んではくれるのですが、決まり切った棒読みになってしまいます。
本来は、歌わせる事を目的にしているVOCALOIDを使って話させる事は、膨大な労力がかかるのですが、一方で、「ツンデレ」なんかの誇張したようなアニメの声優のやるような「個性を付けた演技」のような話し方は、VOCALOIDの方で、うまく調整できれば可能です。
音階言語というのは、言語学では「高低アクセント (pitch accent)」と呼ばれていて、アクセントの付け方を、音階の違いでする言語で、日本語、スウェーデン語、リトアニア語、ラトビア語、セルビア・クロアチア語、スロベニア語、古代ギリシャ語演劇とかの事で、「歌っているように話す」言語です。
ですから、これらの言語は、VOCALOID向きの言語で、「歌う」、「会話させる」が両方共にできる言語です。
英語などのアクセントは、「強弱アクセント(強勢アクセント) (stress accent)」というタイプで、ただ強く発音するだけです。
しかし、「トークロイド」を作るために、自分の声でマイクで話して「耳コピ」支援ソフトに入れて、音階にすればいいのですが、一般に、どの国でも「男性は棒読み」なので、「トークロイド」化しても、あまり面白くないので、できる限り、「女性が話した方が、抑揚が豊かで、楽しいトークロイドになる」事が多いです。
(できる事)
・音楽ファイル(MP3,WAV,WMA,CDA)から、コード検出できる。(完璧ではないので、修正に音楽の知識がいる)
・マイクなどから、自分で思い浮かんだメロディーを鼻歌で歌うと、コードを提案してくれる。
・できあがったものは、MIDIや楽譜にしてくれる。
(4Kパソコン対応状況)
普通に、「バンドプロデューサー 5」を「4Kパソコン」で立ち上げると、極小文字(フォントサイズ1mm、線の太さ0.1mm)になります。
前に、VOCALOIDを「4Kパソコン」で動かす方法と同じ方法で簡易の対策ができますが、「4Kパソコン」では、使いづらいと思います。
この「バンドプロデューサー 5」は、32bitで動きます。
(とりあえずの対応策)
(1) パソコン本体の解像度設定で、「2048x1152」または、「1920x1080」、「1600x900」にする。(ワイドの比率の場合)
(メニューバーが2行になるので、「1920x1080(100%)」の方が見やすい)
(2) 「バンドプロデューサー 5」のアイコンを「右クリック」して、[プロパティ]-[互換性]にある「高いDPIスケールの動作を上書きします」にチェックを入れたら、一応、読めるサイズで表示できた。
最近、「考えられる人工知能を作ろう」というテーマで考えていて、今の所、わかった結論としては、おおまかな流れを書くと、
・「考えられる人工知能」=「計算」
・「考えられない人工知能」=データベースを「参照」するだけ
なので、「考えられる人工知能」=「計算」は、数学ソフトをメインにしている(WolframAlphaタイプ)で作れそうなので、これで、「定理」、「公式」の塊の人工知能を作った場合の事を考えると、自分が、「神」型とか「賢者の石」型と呼んでいる「常に真実のみを指し示す存在」になる事がわかった。
一方で、「人間が考える」というプロセスがわからなかったので、それを考えた所、「全員が同じ意見を言う」ので「集団が考えられない」場合がある事がわかった。
それで、パラドックスが発生して、「定理」、「公式」の塊の人工知能を作ったら、「常に真実のみを指し示す」ので、答えは1つしか述べない。
なので、この「定理」、「公式」の塊の人工知能をたくさん作って議論させると、先程の「集団が考えられない人間」のケースと同じで、「全員が同じ意見を言う」ので、「集団としては考えられない人工知能」になった!というパラドックスが起きて、この対処方法を考えている最中です。
(「全にして一、一にして全」問題)
実は、この「個」と「全」に対する問題は、哲学や錬金術でよく出てくる「全にして一、一にして全」問題という古典的な問題があります。
古代や中世に書かれた錬金術書で、「ウロボロス」と呼ばれるものがあって、これは、「自分の尻尾を噛んだ蛇」の絵の部分ばかりに注目がいきますが、錬金術書の「ウロボロス」の周りに、「一にして全」という意味の文字が書かれている事があります。
実は、中世ヨーロッパの「魔女裁判」の影響で、錬金術師達は、「情報を暗号化して秘匿して書く」ようになりました。
錬金術での「全にして一、一にして全」または「全にして個、個にして全」の意味は、「全ての物質は、液体、気体、固体を循環させて、元に戻す事ができるので、永遠である」という意味です。
「自分の尻尾を噛んだ蛇」の図像は、「循環可能です」の意味です。
「一にして全」は、現代語で書けば、「全ての物質は、1つの物質の状態の物でも、化学的に分解すれば、全ての物を生み出す事ができる状態(分子、元素)に変換できます」という意味で、化学式で習うように、逆側の操作である、「全にして一」と呼ばれる、「生み出した全ての物質も、再び化学分解すれば、元あった1の方の物質に戻す事が可能です」という意味です。
ですから、この2つが組み合わさった「全にして一、一にして全」とか、「一にして全、全にして一」とかいう文章の意味は、「全ての物質は、液体、気体、固体を循環させて、元に戻す事ができるので、永遠である」という意味なわけですが、この「全にして一、一にして全」が書かれている箇所は、現代語に解読すると、「永遠」あるいは、「循環による永遠」の意味で書かれている事があります。
要するに、古代や中世に書かれた錬金術書で、「ウロボロス」が書かれている章に書かれている内容は、「元素に分解して処理して使って下さい」という内容です。
問題な事は、錬金術の時代には、化学が無かったので、「元素」の考えが、「四大元素」だったり、原材料に、「霊魂」を使うと指示されている事がある事です。
このように、哲学なんかで出てくる「個」と「全」に対する問題は、複雑な問題を引き起こします。
今回は、どうも、その「個」と「全」に対する問題が、「人工知能」や「人間」の「考える」というプロセスで出てきてしまった問題のようです。
錬金術は、「化学」の話がほとんどなので、今回のケースでは使えないようです。
「攻殻機動隊」の場合の時代設定では、「肉体と機械との境目が曖昧になっていく時代の過渡期に、ネットと肉体が融合して密になっていった時代に、個と群体との境目状態に入った人の意識の物語」という感じです。
(「集団が考えられない」状態について考える)
今回出ている重大な問題が、「全員が同じ意見を言う」状態では、「人工知能」も「人間」の場合でも、どちらでも、「集団が考えられない」状態になってしまう事です。
「人工知能」は、機械的計算の産物なので、「全員が同じ意見を言う」事しかできません。
ですから、前回書いたように、
・「人工知能」ごとに、個性や違いを持たせて、「別の意見や判断、結論を言う」ような設計にしなければいけない。
それで、前回、自分が結論付けたように、「考えるという行為は、間違うという行為である」可能性を指摘したわけです。
「集団が考えられない」状態は、現代の日本では深刻で、前から自分が書くように、「過剰な協調性教育」の結果、社会学の「予定調和」と呼ばれる現象が発生していて、現代人は、「全員が当たり障りのない無難な意見しか言えない」ので、「全員がほぼ同じ意見を言う」ので、何も議論が進まない。あるいは、問題が発生している時に、全体が、「烏合の衆」の状態になってしまって、「問題が解決できない」という議論、会議、議会の場を形成してしまう事が普通になってしまいました!
昭和の時代には、「自分の意見を言う」のが当たり前だったので、議論、会議、議会は正常なシステムとして機能していました。
現代社会では、この社会学の「予定調和」と呼ばれる現象が起きてしまうので、議論、会議、議会は、ほとんどシステムとして機能していません。
この原因は、前に指摘したように、
・「考えられない人間」=「暗記」=データベース「参照」
の状態が、現代教育のベースになって、さらに、「過剰な協調性教育」と、「内申書」的な存在のせいで、みんなビクビクしてしまって、「全員が当たり障りのない無難な意見しか言えない」時代になってしまって、「集団が考えられない」状態が生じるようです。
(「集団が考えられない」状態を形成する原因の例(人間社会))
・言論弾圧されている国(中国などのように、民主主義ではない国では、個人が意見を言う権利すらないので、「集団が考えられない」状態を生じます。結果として、「社会問題が発生した時に解決する能力を確保できません」例えば、中国の大気汚染問題など。全部、「政府の指示待ち」を形成するのが中国などの、言論弾圧されている国で起こる問題です)
・軍国主義(軍国主義も、同様に、「個人が意見を言う」権利すらないので、問題が発生した時に誰も解決できない社会を形成します)
・軍隊教育(軍隊教育の場合には、「隊を扱いやすくする為」に、徹底した「統制」教育すなわち、「協調性が正しいと、刷り込まれる」所からスタートします。実は、日本の就職の面接とかは世界から見ると、少し異常な点があって、「協調性」=「いい事である」が前提となって判断していますが、これは、昭和の時代に、敗戦をして中央政府が無くなってしまったので、政府の中枢の判断機能を失いました。そのまま、日本は、「軍国主義」時代に、「正しい」とされた「軍隊を統制しやすく、人民をコントロールしやすい協調性教育」というものが、残ったままになってしまいました。実の所、世界では、「協調性がある」=「長いものに巻かれる事しかできない、考える事のできない人間を育成する」として、「協調性がある」=「悪いイメージ」の国が多いです。「協調性がある」=「悪いイメージ」の国で盛んな事が、「考えられる人間を育成しよう」という事で成される「ディベート」教育です。ただし、現在の予定調和の状態になってしまった日本のような国で、「ディベート」授業を行っても、「みんな当たり障りのない無難な事しか言わない」ので、すでに手遅れで無意味です。特に、ヒトラーや軍国主義の影響で、「言論弾圧」の影響が激しい国の歴史を持つ地域の人達は、「軍隊教育」の名残である「協調性教育」には強く反発します。日本の過剰過ぎる協調性教育は、ですから、ヒトラーの影響を受けた国から見ると、かなり異常です。)
・過剰な協調性教育(現代の日本です。「全員が当たり障りのない無難な意見しか言えない」ので、「全員がほぼ同じ意見を言う」ので、議論、会議、議会のシステムが崩壊。現代人の新入社員は、会社の会議で役に立たないという問題が頻発する時代で、会社の社長なんかは困っています)
このような感じで、人間社会も含めて、「集団が考えられない」状態の問題を解決して打破しない事には、この人工知能問題のパラドックスを解いたり、哲学の「個」と「全」に対する問題を考えたりする事すらできないようです。
(機械の設計の「集団が考える」問題)
機械の設計の方の「集団が考える」問題は、もっとやっかいな問題が発生するようです。
(1) ミーム(meme)
(2) バイラル(Viral)
(3) バズ(buzz)
(4) ハイブマインド(Hive Mind)
まず、前に、自分が書いたハードSF的な解説の「攻殻機動隊」の記事で書いたように、情報工学の方では、データは、集団や群体になると、「ミーム(meme)」、「バイラル(Viral)」、「バズ(buzz)」という現象を引き起こします。
次に、「ハイブマインド(Hive Mind)」は、蟻や蜂などの昆虫が群体全体で、1つの意思を持ったように行動していく事です。
「ハイブマインド(Hive Mind)」は、機械や人工知能の設計の場合には、「お掃除ロボット」が、駅構内のような広い場所を、それぞれで交信しながら行動していくような場合です。
「ハイブマインド(Hive Mind)」は、社会学の「予定調和」に似ている所がありますが、「全体がまとまった時に、はじめて機能していく」ので、烏合の衆状態になる人間社会が形成している「全員が当たり障りのない無難な意見しか言えない」ので、「全員がほぼ同じ意見を言う」ので、何も議論が進まない。という状態とは、まったく異なるので、全然、違うプロセスと考えた方がよい。
「ハイブマインド(Hive Mind)」状態の群体は、「全体が小宇宙を形成している状態で、綺麗に機能している(しかし、誰もすでに「考えていない」、「個」が「考える」機能を失っている)」ので、自分は、「小宇宙型」や「cosmos(全体で秩序だった体系を形成しているもの)型」と呼んでいます。
人間社会が、機械や、中央政府などの一部の人間に集中管理されるという「ディストピア(dystopia)」を形成すると、この「ハイブマインド(Hive Mind)」状態に近くなって、「誰も、考える事すらできない」状態になります。
「ディストピア(dystopia)」状態の社会では、「個人個人は、それぞれ、あたかも自分の意思は持っているように感じている」のですが、実質的には、「刷り込まれている」状態なので、「疑問に持つ意識が欠如してしまっている」ような状態で、自分が最近指摘しているような、現代日本の、過剰な協調性教育の結果、「全員が当たり障りのない無難な意見しか言えない」ので、「全員がほぼ同じ意見を言う」ので、何も議論が進まないので、会社の会議や国会などで問題を解決できる能力が大幅に欠如(あるいは、消滅)してしまっていて、議論の場で、役に立たない人間が増えてきている状態に、危険な感じがします。(「自分の意見が言える」時代だった昭和の時代からは、もの凄く違和感を感じる)
「考える」事のプロセスの1つに、「疑問を持つ」がある事がわかりました。
人工知能や機械の設計の方の「集団が考える」問題は、データの集団、群体で発生する「ミーム(meme)」、「バイラル(Viral)」、「バズ(buzz)」や、「ハイブマインド(Hive Mind)」問題が発生するので、もっとやっかいなようで、人工知能や機械特有の別の問題や、社会問題が発生するようです。
(結論)
現在の段階まででわかった事は、
・「集団が考えられない」状態を人間社会の側は形成している事がある。
・人工知能や機械の設計の方の「集団が考える」問題は、データの集団、群体で発生する「ミーム(meme)」、「バイラル(Viral)」、「バズ(buzz)」や、「ハイブマインド(Hive Mind)」問題が発生する。
どちらにしても、人間社会も含めて、「集団が考えられない」状態の問題を解決して打破しない事には、この人工知能問題のパラドックスを解いたり、哲学の「個」と「全」に対する問題を考えたりする事すらできない!ようです。
なんか、今、「Poser Pro 11」が2980円で売ってるみたいです。
これは、「ソースネクスト」で過去に、「画像・動画関連ソフト」を買ってユーザー登録をしている人向けの画面に表示されているので、一般の人が買えるのか?は不明です。
「Poser」という3DCG作成ソフトは、前にやっていたテレビアニメの「RWBY」が、この「Poser」で作られているようです。
(テレビアニメ「RWBY」)
http://rwby.jp/
同じセール画面内で、(「Poser Pro 11」+「Moho Pro 12」セット価格5980円)と書いてあります。
「Moho Pro 12」というのは、「2Dアニメ作成ツール」と書いてありますが、これは、「静止画にボーンを入れて動かすタイプ」です。
「ソースネクスト」の会社自体の評価は、不具合などで、かなり低いですが、稀に、他のメーカーを買収したソフトのような場合に、激安路線の「ソースネクスト」が投げ売り価格を設定する事があるので、良質ソフトが破格の値段で買える場合があります。
個人的な感覚では、「ソースネクスト」が投げ売り価格を設定しているソフトは、「取り除けないバグがある」事が多いのですが、バグ以外の部分は普通に動くので、使うコツがわかれば、破格で良質ソフトが買える事があります。
現在、セール画面が出ない人でも、「ソースネクスト」のユーザー向けの毎日引ける「おみくじ」で、頻繁に、今回と同じような「当たり!セール価格で買えます」が出るので、いつかは買えるはずです。(本当に頻繁に出る)
前は、「六角大王Super6」が990円で売っていました。
「Poser Pro 11」自体は、「Shade 3D」と並んで、とても有名な3DCG作成ソフトです。
ただ、海外のメーカーのものなので、中に入っている3DCGモデルが、欧米風です。
おそらく、今回の破格セールの原因は、「海外のメーカーのソフト」は、「サポートが連絡が取れない事が多い」ので、「サポート評価ゼロ」みたいにユーザーを激怒させる事があって、その影響の方だと思います。
「Poser Pro 11」(ソースネクスト版)には、「日本語のマニュアル付き」なので、2980円なら買っても損はしない気がします。
「Poser」のシリーズは、「3DCGモデリング」向けではないので、注意が必要です。
(売っている値段)
「Poser Pro 11」2980円
「Poser Pro 11」+「Moho Pro 12」セット価格5980円
(ソースネクスト)
http://www.sourcenext.com/
実の所、今現在、自分が考えている「考えられる人工知能を作ろう」という事について、いくつか、パラドックスが見つかっていて、それについて考えている最中です。
まず、自分は、この「考えられる人工知能を作ろう」という記事全体を書く以前に、最終的な結論をあらかじめ想定していて、次のようにする予定でした。
・「いくつかの人格の違う人工知能同士の判断をぶつけあう事が、”人工知能にとっての考える”という事を機械でできるようにする」事なのではないか?
しかし、実際に記事を書き出してから、先に、自分が、「神」型とか、「賢者の石」型と呼んでいる「常に真実のみを指し示す」人工知能が、先にできてしまいました。
課程は、「考えられる人工知能」=「計算する」という行為が、人工知能にとっての「考えている」だから、数理論理学で、徹底的に、正確性にこだわって、false(偽)のデータを完全に排除すればいい。
そうすると、(WolframAlphaタイプ)のように、「定理」型の人工知能になるので、このタイプで開発を完全に続けていくと、最終的には、「常に真実のみを指し示す」ので、人類史では、そういう存在を、「神」あるいは「賢者の石」と呼んでいたので、そうなるだろう。
と、ここまで書いた時に、自分は、パラドックスが発生している事に気がついて、記事で言えば、(「長縄まりあ」は、「神」。「愚民どもが〜!」)と書いたあたりで自分が考えていた事は、
(1) 仮に、「人工知能に人の魂を入れる」事が可能になるには、最低限、「考えられる人工知能」を作る必要がある。
(2) 「考えられる人工知能」=「計算する」だが、「定理」型の人工知能の場合には、「常に真実のみを指し示す」という固定した結果しか得られないので、この中に入った人は、「自分自身の意志を完全消失して、神になる以外無くなる」というか、その仕組みだと、「全部、同じにしかならない」ので、「人工知能に人の魂を入れる」事が不可能になる。
(3) なので、「人工知能」ごとに差や違いを作らないといけないので、VOCALOIDや、VOICEROIDなんかのように、とりあえず、声優をあてて考えてみた。
という感じの事を、当時、自分は考えていました。
ただ、「定理」型の人工知能の場合には、「きちんとした正確な答え」しか言わないので、「人間が考える」という事は、「間違う」という事なのではないか?という結論に到ったわけです。
「人工知能に人の魂を入れる」には、「定理」型で、「完全に正確な判断しかしない人工知能」をあえて、間違わせないといけない。
(パラドックス1「集団が考える事ができない状態」)
前回の記事で、「全員が、同じ無難な意見しか言えない状態」の事を、自分は、社会学の「予定調和」状態だと書いて、この「全員が、同じ無難な意見しか言えない状態」は、「集団が考える事ができない状態」です。
ですから、「常に真実のみを指し示す」という「定理」型の人工知能の場合には、これを、たくさん作って、お互いに議論させ合っても、「いつまで経っても、同じ1つの結論にしか辿り着けません」
ですから、「考えられる人工知能」=「計算する」で設計したはずなのに、(パラドックス1「集団が考える事ができない状態」)の問題が発生してしまって、これでは、「集団」の人工知能にした時には、「考えられない人工知能」の設計になってしまうわけです。
ですから、「人工知能ごとに、個性を持たせて、おのおのが別の判断や結論を持つ」ように設計しないと、「集団」の状態にした時に、人工知能が考えて結論を出す事ができません。
例えば、(WolframAlphaタイプ)のような、数学ソフトをメインにした人工知能の場合には、積分などの計算式の変数に人間が任意に代入する時に、人間側が数学的に間違った「やってはいけない」数値の入力の仕方をした時には、「エラー」を返すメッセージを出すわけですが、次のような、人工知能とのやりとりになると自分は確信しています!
(積分などの計算式の変数に人間が任意に代入する時に出す人工知能の「エラー」メッセージ例)
ツンデレ型人工知能「な、何、変なもの入れようとしてんのよ!」(指定された形式になっていない)
人工知能「変なもの、入れないでください」
人間「えっ?俺は、ただ積分の変数を入れようとしただけなのに」
ツンデレ型人工知能「そ、そんなに大きなもの入るわけないじゃない!」(指定された変数の上限オーバー)
人工知能「そんなに大きなもの、絶対!無理〜!入るわけない!」
メッセージだけだと、人工知能ごとの「個性」は付くかもしれないが、「人工知能ごとに、個性を持たせて、おのおのが別の判断や結論を持つ」ように設計するという仕組みを考えないといけません。
今回の、「考える事とは、間違う事」というのは、けっこう、哲学命題として正しい真実を示している可能性があります。
人間が「考える」ときには、「自問自答している」がこれが、「間違った反対側の意見を自分自身にぶつけてみる」とか、いろいろな「考える」過程の事をやっているからです。
人工知能などの「機械」側にとっては、true(真)と、false(偽)しかありませんから、「故意に間違える」しか、方法が無いのです!
(パラドックス2「全ての事象問題」)
数理論理学の1番スタートの大前提として、「全体の中に1つでも、false(偽)のデータが含まれていた場合には、全体は、false(偽)として扱う」があるのですが、
この中で、「false(偽)にデータがなる条件」に自分は、「データが欠けている場合」も、「false(偽)にデータがなる」と書きました。
一方で、「全ての事象」というものは、「この世にある全てのもの」を扱えないと、処理ができません。
「この世にある全てのもの」の中には、あげてみると、
(「この世にある全てのもの」)
・「論理」と「非論理」
・true(真)と、false(偽)
・形而上(けいじじょう)と形而下
のように、「非論理」や「false(偽)」のデータも含まれています。
ですから、人工知能側からは、「非論理」や「false(偽)」のデータの真偽値は、うまくわからないし、そもそも「把握」する事ができないので、人工知能が「非論理」や「false(偽)」を扱う場合には、「必ず、間違う」というわけです。
例えば、(内部に「false(偽)」データが含まれるが結論は正しい場合)なんかは、人工知能は、計算結果は一律に「false(偽)」のデータを返しますが、最終結論の答えの部分だけは合っている場合には、「人工知能側は処理できないので、間違えてしまいます」
自分の場合には、この「全ての事象問題」があるので、自分が論考したり文章を書く場合には、「この世にある全てのもの」が、「思考論理のテーブルに載っています」
例えば、
(人間社会にある「この世にある全てのもの」)
・「論理」と「非論理」
・true(真)と、false(偽)
・形而上(けいじじょう)と形而下
・都市伝説
・陰謀論
・電波系の文書
・冗談
などありとあらゆる、人間が作っている文書が、自分の場合には、「この世にある全てのもの」が、「思考論理のテーブルに載っています」
こうする事で、「未知の発見」や「アイデアの種になる」事が多いからですが、このようにしてしまうと、「書いた後の文章」は、「書いた本人は、それぞれの情報元について、”タグ”で分類しているので、真偽値を判断できますが、読んでいる側からは、よくわけがわからない文章になってしまう弊害があります。
自分の場合には、エンジニアや、クリエイターの命は、「アイデアを出す事」なので、この方式でいいのですが、読んでいる人側は、きちんと正確に判断できません。
数学の方で「集合」理論がありますが、要するに、この「集合」のテーブルに、「この世にある全てのもの」を全部載せて、上から俯瞰して見つめてみると、「けっこう、いろいろな事や盲点に気がつく」事が多いです。
エンジニアや、クリエイターの人で、「アイデアが出なくて困っている」場合には、この数学の方の「集合」理論方式を使う事をお勧めします。
やり方は、数学で習った「集合」のように、分類枠組みを書いて、その中に、「付箋」や「カード」に、いろいろな「この世にある全てのもの」を、「論理」と「非論理」関係なく、「全部、載せて分類していきます」
この時に、「付箋」や「カード」に書いた内容は、きちんと、「出典元(ソース)」を、「都市伝説」、「陰謀論」、「電波系」とかを、きちんと正確に把握しておく事です。
この数学で習った「集合」理論の方法でやると、「今まで、非論理だと思っていた文書は、アイデアの宝の山」になって、「都市伝説」、「陰謀論」、「電波系」なんかの文章が、「思ったよりも、無意味ではない」事に気がつきます。
アイデアが出なくなった場合には、「凝り固まった」状態の考えから抜け出さないといけないわけです。
要するに、今回の結論を書くと、現在の設計の「考えられる人工知能」の段階では、パラドックスが発生していて、次の2つの処理ができない問題を何とかしないといけない。
(1) パラドックス1「集団が考える事ができない状態」(「全員が同じ意見を言う」=「考えられない集団」問題)
(2) パラドックス2「全ての事象問題」(「全ての事象」には、false(偽)が入ってしまっているので処理できない)
(課題)
人工知能ごとに「個性」の差や違いを付けて、「別の判断や結論を出す」ような設計にしないといけない。
(追記)
(根拠のデータがfalse(偽)かもしれないが、結果の部分は、どうも正しい。という事象がある)
数学や哲学の話の中で、「根拠のデータがfalse(偽)かもしれないが、結果の部分は、どうも正しい。という事象がある」のですが、一般の論考では、「根拠のデータがfalse(偽)かもしれない」と感じられた時には、「人間は、論考を中止する」のですが、このタイプの思考方法だと、「現在の人間が知らないだけで、本当は正しい事象」を見落とす可能性があります。
これの初期のものが、「天動説と地動説」問題が人類史で起きた時です。
現在、学校で習ってはいても、「実際、誰がどう見たって、太陽が地球の周りを回っている」ようにしか見えません。
しかし、「本当の真実は、地球が太陽の周りを回っている」わけです。
こういった事の数学や哲学の話では、「フェルマーの最終定理」問題と呼ばれていて、「数学的証明が成されていない」ので、「根拠のデータがfalse(偽)かもしれない」ので、通常は、こういった「仮説定理」のような状態にある数学のものは、使わないのですが、「どうも、結果だけは使えて正しそう」なので、「数学的証明が成されていない」にも関わらず、人類は、この「フェルマーの最終定理」を使い続けてきました。
結局は、現在では、「フェルマーの最終定理」の数学的証明が成されたので、この「フェルマーの最終定理」は「true(真)」である事がわかりましたが、このように、「未だ未知の事象で正しいもの」というのは、常に、「わからない」わけです。
哲学の場合には、形而上(けいじじょう)学があるので、「人間は、常に真実を知りようがない」ので、「全ての論考、文書は疑ってみる」しかないので、自分の場合には、「教科書、学術論文」に到るまで、「全ての文章は、false(偽)である可能性が含まれる」からスタートして、「いろいろ考えた結果、どうも正しそう」という感じに、少しずつ近づけていくような方法を使っています。
「人間は、常に真実を知りようがない」し、「フェルマーの最終定理」のような問題(その時点では、数学的証明が成されていないが、どうも結果だけは正しいので使えそう)という問題があるので、自分の場合には、「この世にある全てのもの」を、「思考論理のテーブルに載せる」という手法を使っています。
エンジニアや学者が、「アイデアに詰まっている」場合には、「扱っている定説そのものが間違っている」事が多々あるので、「そこから抜け出さない限りは、永遠に、問題は解けません」
(論理、根拠が、無茶苦茶だが、いろいろとデータを読み取れる文書の例)
「都市伝説」系の文書の場合には、「論理、根拠が、無茶苦茶だが、いろいろとデータを読み取れる文書の例」があるので、その例を書くと、最近の学校の怪談の話で、「ひきこさん」というものがあります。
社会学や心理学を知っていれば、「どうして、このような学校の怪談のような話が自然発生してくるのか?」は、よくわかる事です。
昭和の時代には、「学校の怪談」は、「トイレの花子さん」と「口裂け女」位しかありませんでした。
しかし、平成になって、「過剰な協調性教育」が成されるようになると、なぜか?それまでには、まったく無かった「ひきこさん」という学校の怪談が登場してきました。
「学校の怪談」が生み出されてくる背景には、「子供自身の内側の深層心理で思っている本当の感情」の事を言っている事がほとんどです。
「ひきこさん」の場合には、「大人の女性に、足を引っ張られて、死んだ後の肉塊になった後まで河原で引きずられていく子供」の話という内容ですが、子供の深層心理そのものでしょう。
こういった文書の深層心理の解読は、社会学や心理学を知っていれば、とても簡単にわかる事です。
平成になって、「過剰な協調性教育」や「予定調和を強要される」時代になって、「子供自身は、本心ではしたくない事を、社会が求めるある方向に向かって、大人に引きずり回されていく子供」の世代では、深層心理では、そのように感じているのですが、小学校などでは、「まだ、文字や国語を習っていない」ので、「右脳的なイメージで、そういった子供の抱える深層心理の内容を訴えているのが、学校の怪談などの都市伝説の生み出される社会学や心理学の社会背景にあります」
こういった、自分が書いているような、「全ての事象」を対象にした論理学の事を知っていると、「出典元(ソース)」が、「都市伝説」、「陰謀論」、「電波系」なんかのような「埋もれた情報」から、「暗号解読」するようにして、「真実の中身の情報」を取り出す事ができるわけです。
ですから、自分のような手法を使うと、「定説のみでは問題の解答が不可能」になっている社会問題が出た時に、自分の場合には、かなり短時間で、「別の解法の仕方」を導き出す事ができます。(いわゆる、「斜め上」法)
論理学を、数理論理学まで含めて、きちんと勉強した事の無い人は、自分のような手法を使うと、真偽値をはねだす事ができないので、あまりお勧めしません。
「考えられる人工知能を作ろう」というテーマで最近は書いているわけですが、機械の設計側からは行き詰まった感じなので、今度は、「人間が考える」という行為は、どういう仕組みになっているんだろうか?という事について考えていこうと思います。
しかし、「そもそも、現代人は、”考える”という行為をしていない」気がするので、もっとやっかいそうです。
まず、機械の方の人工知能の場合には、
・「考えられる人工知能」=「計算」
・「考えられない人工知能」=データベース「参照」
という事が、前回までで自分が考えた中でわかった事です。
それで、「雛形を言う」のは人工知能でもできる時代に、「人間が考える」という事とは何か。「人間の価値」とは何か?について考えると、けっこう大変な事がわかってきました。
まず、昭和の時代では、例えば、東京大学生なんかが顕著ですが、「君は暗記ができて凄いねえ」という風に、昭和の時代では、学校の先生や親にほめられました。
しかし、21世紀の現代では、「雛形を言う」のは人工知能でもできる時代なのです!
先程の
「考えられない人工知能」=データベース「参照」
という構図ですが、人間の場合に当てはめると、「暗記」が、データベース「参照」なのです!
要するに、昭和の時代に先生からほめられていた、「君は暗記ができて凄いねえ」という文句は、「雛形を言う」のは人工知能でもできる時代の21世紀では、「君は暗記しかできないんだねえ」という意味になってしまう時代が、「人工知能でも雛形は言える時代」というわけです。
日本人は世界の中でも、「応用問題が苦手な大学生が多い」と言われていて、「考えて、問題を処理する能力が著しく乏しい」わけです。
この原因は、「暗記重視」のテスト勉強に問題があります。
(「学ぶ」という事と「考える」という事は違う)
大学に入ってすぐに、先生から言われる事が、「”学ぶ”という事と”考える”という事は違う。義務教育や高校生までは、”学ぶ”時代で、大学から先と社会人になってからは、”考える”という方に変わってきます。”考える”という事は、過去の定説を打ち壊して自らが想像していくという事です」
という感じの事を言われるわけです。
ここでいう義務教育や高校生までの、「学ぶ」という行為は、「とにかく、暗記して、刷り込まれるだけの行為」の事です。
要するに、「考えられない人工知能」=データベース「参照」という構図の事です。
大学から先の「考える」という行為は、「暗記した基礎知識を元にして、場合によっては、暗記した項目の定説について、再び疑問を持って、定説を打ち壊して、より真実に近い状態に近づけていく」という行為です。
(社会学の「予定調和」の時代の、さらにやっかいな問題)
問題な事は、最近の世代が、過剰な協調性教育の影響で、社会学の「予定調和」の状態になってしまって、「自分の意見を言えない」時代になってしまっている事です。
社会学の「予定調和」という用語は、「誰も示し合わせたり、相談したり、談合したりしていないにも関わらず、ある無難で当たり障りない結果にしか結論がいかない」ような状態の事で、これは、会社や政治家なんかにとっては、大きなマイナスです。
要するに、「全員が同じ”無難な”意見しか言えない」ので、議論が進まずに、烏合の衆のようになってしまって、問題解決ができなくなってしまうからです。
ですから、「雛形を言う」のは人工知能でもできる時代の21世紀になってしまったので、「人間ができる”考える”という行為に価値が出る」時代になっています。
これが、最近の就職の面接などで、よく人事の人がぼやく、「最近の若者は、テンプレ通りで面白くない」と言うわけです。
この場合の、「テンプレ通り」というのは、「面接指南書に書かれている通りを、丸暗記して、そのまま無難な回答のみをしている」という意味で言っています。
要するに、「個性がない」、「個人的な考えを持っていないのではないか?」と判定されるわけです。
ですから、就職の面接に受かりたい場合には、「面接指南書を丸暗記する」だけではなくて、どこかに「個人らしさ」や「個人の考え」について、事前に、よ〜く考えておかなければいけないのですが、「考える」という行為のトレーニングは結構難しいわけです。
最近の過剰な協調性教育で、「予定調和」になるように刷り込まれてしまった子供の世代の人は、「自分の意見を言って」と言われた時に、「考える」行為ができないので、「意見を言う」=「感情を言う」事が多いです。
ですから、就職の面接に受かりたい場合に、どこかに「個人らしさ」や「個人の考え」を織り交ぜて言えば、きっと、自分は次のような展開になると確信しています!
例えば、人事部長が、佐藤氏だった場合には、
佐藤氏「君に決めた!ゲットだぜ!」((注意)人事部長の佐藤氏は、ポケモンの「サトシ」とは無関係です!)
秘書「部長。危険な事を言うのは、そろそろやめて下さい!」(この秘書は、「サバサバした感じのインテリ系OLで、上司がボケた場合には適度につっこみを入れられる」という設定なので、「(CV)小松未可子」か、「宇宙よりも遠い場所」の「小淵沢報瀬」タイプの声の方の「(CV)花澤香菜」辺りの声のイメージ)
「設定」や「ト書き」や「CV指定型妄想」はいらないという話が。
結局、今回は、「人間が考える」という行為のプロセスはわからなかったものの、
・「考えられない人工知能」=データベース「参照」
と「人間の暗記」という行為は、同じような「参照」行為である事がわかった。
さらに、面接などで、「雛形しか言えない」=データベース「参照」なので、これも、「考えていない」というプロセスな事がわかった。
というか、「雛形を言う」のは人工知能でもできる時代の21世紀では、本当に、「人間の考える」という行為ができないと、人間の価値が無くなってしまう!
というか、「人間が考える」っていうプロセスは、どうやっているの?
自分自身が、「考えている」行為について、考えてみたけど、自分は、天真爛漫な方なので、思考形態が、自分でも、うまく把握できなかったよ。