最近、子供向けの知育玩具で、「Artec Robotist(ロボティスト)」というのがあって、これを、うまく使えば、「3Dプリンターで出力したフィギュアを躍らせる事が可能」かもしれないです。
(モーターで動くブロック「Artec Robotist(ロボティスト)」)
http://www.artec-kk.co.jp/robotist/
「Artec Robotist(ロボティスト)」というのは、仕組みは、「モーターで動くブロック」のようなもので、さらに、最近はやりの「ビジュアルプログラミング」の発想で、取り付けてあるモーターに対して、「プログラミング的な細かい動作指示を出す事ができる」ので、要するに、「ブロックで好きに作れるロボット」のようなものです。
昔は、アメリカや、ヨーロッパなんかで、強引に、レゴブロックを使って、自作で、モーターを取り付けたりして簡易の実験的な物を制作するという力技がありましたが、そもそも、3Dプリンターの試作機も、誰かが、レゴブロックとモーターなんかをくっつけて試作機を作ってやっていたものです。
今回は、この社会の動きが、今後、非常に重要になっていくムーブメントの1つに確実になる事がわかってきたので、しばらくは、この関係の記事を書いていきたいと思います。
まず、理由としては、政府が、「小学生の授業に、プログラミングを導入する」という決定をする事や、この数年で、日本や世界各地に、「大規模なロボットの性能試験場」が完成した事など、国ぐるみで、やる事が決定したので、確実に、今後、非常に重要になっていくムーブメントの1つになる技術の柱となるわけです。
キーワードになっているものは、
・ロボット制御
・ビジュアルプログラミング
辺りの技術が、今後確実に大きく発展する技術だという事です。
産業技術の歴史の流れというのは、あらかじめ、常に、若干先の近未来について、国や科学者が、ある程度の方向性を決めています。
(産業技術の歴史の流れ)
・蒸気機関(産業革命時代)
・化学産業(20世紀)
・情報化文明(21世紀初頭)(現在の「インターネット」、「スマートフォン」、「ブログ」なんかの時代の事)
・(今後の近未来)ロボット制御、人工知能、ビジュアルプログラミングなど(要するに、「高度情報化文明」の次にくるのは、その「高度情報化文明」を生かした先の産業になるので、「ロボット制御、人工知能、ビジュアルプログラミング」などになるという事)
(3Dプリンターで出力したフィギュアを「Artec Robotist」で躍らせる事ができそう(初音ミクフィギュアダンス))
まず、「ビジュアルプログラミング」から説明すると、昔は、プログラミングといえば、「BASIC」とか、「C言語」のように、文字をうって作っていくものでしたが、現在では、「ビジュアルプログラミング」の普及で、パズルのようになっているプログラムのパーツを組み合わせていくものです。
自分は、もともと、エンジニアリング寄りの人間なので、常に先端技術にアンテナをはっているので、少し先の未来のムーブメントが来る前に、先に、自分がやっている事があって、自分の場合には、ゲームの「Trials」シリーズのコースエディタが秀逸で、これが、「物理演算」の実験装置に使えるとか、前に、だいぶ書いてきましたが、ああいう、「Trials」シリーズのコースエディタのようなものを、「ビジュアルプログラミング」といいます。
自分は、初代ファミコン世代とか、初代ガンダム世代と呼ばれる世代なので、自分の場合には、子供の時代には、テレビゲームという技術自体が、この世にまだ無かった世代なので、自分の世代の近辺では、親が、「ファミコン禁止令」を出している家庭が非常に多かった時代でした。
一方で、「ファミコン禁止令」を出している家庭の方では、親が、「どうせやるなら、ファミコンでなくて、役に立つパソコンにしろ」という家庭が多くて、ファミコンを禁止している家庭では、MSXという安価なパソコンを買っている事が多かったわけです。
そういった理由で、自分の場合には、子供の頃から、「BASIC」の方のプログラムで遊んでいたので、「Trials」シリーズのコースエディタなんかは、「BASIC」が視覚的な形になっているような「ビジュアルプログラミング」の形になっていたので、何も勉強する事もなく、すんなりと使えたわけです。
要するに、昔の「MSX世代」の子供達の状態が現在の子供達の場合には、「ビジュアルプログラミング」の方になってきたという事で、最近、一般家庭の方で、「ビジュアルプログラミング」が、はやっているわけです。
「BASIC」にしても、「ビジュアルプログラミング」にしても、プログラムというよりも、数理論理学(AND, OR, NOTとか。本当は、もっと難しいが)の考え方を身に付けるのには、とても優秀な技術です。
それで、では、3Dプリンターで出力したフィギュアを「Artec Robotist」で躍らせる事ができそう(初音ミクフィギュアダンス)という話に戻すと、「Artec Robotist」は、ブロックで組み立てたパーツを、「ビジュアルプログラミング」によって、細かい指示制御が出せるので、うまくやれば、3Dプリンターで出力したフィギュアパーツをくっつければ(相当軽くしないといけないが)、「初音ミクフィギュアダンス」ができるんじゃないか?という事です。
うまくデータ変換ソフトを作れば、MikuMikuDanceのダンスデータを、モーター制御に置き換えれば、「初音ミクフィギュアダンス」ができるんじゃないか?という事です。
「Artec Robotist」自体が、賢くなる子供の知育玩具で、かなり面白い物なので、興味のある人は、いじってみたら、かなり幅の広い、いろいろな事が可能です。
例えば、「Artec Robotist」では、「変形ロボット」が作れます。
(フィギュアや人形が、ロボットテクノロジーで自由に動かせる時代は、かなり近い)
こんな感じで、「フィギュアや人形が、ロボットテクノロジーで自由に動かせる時代は、かなり近い」のですが、フィギュアは、すでに、関節駆動が可能で有名なので、人形の方の、球体関節人形の方の話をします。
この人形は、ロボットテクノロジーで動かしてしまったら、何かまずいのではないか?という程の気持ちになる球体関節人形が、昭和の時代にあって、「カタンドール」と呼ばれていて、「天野可淡」氏が制作した「魂が入っているように感じられる程の恐ろしい造形美」を持っている人形達です。
「カタンドール」は、「魂が入っているように感じられる人形」+「死の概念まで含まれる程の人形造形美」のある人形なので、これが、ロボットテクノロジーで動くと、実際、本当に生きているみたいで、かなり怖い気がします。
こんな感じで、フィギュアでも、人形でも、「関節駆動が可能」な状態になっている人形は、非常にかなり近い未来には、「フィギュアや人形が、ロボットテクノロジーで自由に動かせる時代は、かなり近い」わけです。
評価:
--- アーテック ¥ 32,800 (2014-07-19) |
最近、ハイレゾ対応のヘッドホンや、パソコンなんかが出て、だんだん、音質のハイレゾ化が進んできていて、ハイレゾの普及で、MP3よりFLACがはやりだしているようです。
FLACというのは、MP3のようなファイルの方式の事で、「情報損失の無い可逆圧縮」が可能になった事で、ハイレゾを聞くのにちょうどいいファイル形式です。
MP3だと、せっかく、いいヘッドホンを買っても、気持ちよく音が抜けてくれないなどの不満が出てきますが、FLACで、いいヘッドホンで、特に、オープンエアー型ヘッドホンで聴くと、音が気持ちよく抜けてくれて、いい感じの音で聴こえます。
昔のMP3が普及し出した時期と違って、今現在は、保存容量が、テラの時代になったので、FLACのような比較的大きめなファイルでも大丈夫になってきた事も理由の1つです。
ハイレゾといっても、今の所は、「MP3の悪い音質で耳が慣れてしまったので、普通のCDの音が綺麗に聴こえる」といった感じの雰囲気がまだ強い感じですが、きちんと、「ハイレゾ」が再現できる環境が全て揃うまでには、もう少し時間がかかりそうです。
ハイレゾ対応のヘッドホンとかをせっかく買っても、MP3とか、昔のソニーのMDのような、無茶苦茶で強引に音域を削除してある圧縮方式のもので聴いても、まったく効果はなくて、むしろ、「音の抜けが悪い」などの悪い箇所が明瞭にわかってしまって、よくないです。
このように、ハイレゾといっても、「再生環境」、「圧縮方式」、「元の録音環境」、「テレビとかの放送や伝送の方式」とかの全ての技術が揃わないと、技術はきちんと反映されてきません。
特に、「元の録音環境」の方は、「再生環境」よりも、若干、オーバースペックが必要になります。
例えば、見る環境が、「現在のハイビジョンテレビ」で、テレビ局が撮影しているカメラが「4Kや8Kカメラ」で撮影した場合には、「ハイビジョンで撮影して、ハイビジョンで見る」よりも、はるかに数倍以上綺麗に見えます。
ですから、ハイレゾをやるには、「作成環境」の方は、「聴く時のハイレゾ環境」よりも、さらに、スペックが上のものが必要になるわけです。
「作成環境」と「試聴環境」が、まったく同じレベルだと、ギリギリで、かつかつな環境なので、思ったよりも、寸詰まり感が出てしまったり、「音が綺麗に抜けてくれない」とか、「透明感が無い」とかになりがちです。
2016年7月30日に、アメリカで世界初となる「パラシュート無しでスカイダイビングに成功した」とのニュースが話題になっています。
これは、スカイダイバーのルーク・エイキンス(Luke Aikins)が成し遂げました。
これは、「数学と物理学の勝利だ」と語っていて、事前の緻密な計算のたまものだそうです。
原理は、「地上の高い所や空中に、ネットを設置して、事前の数学と物理学の計算で衝撃のショックのエネルギーを計算しておいて、それを吸収や分散させる事で可能になった」ようです。
実際には、100人やったら3人位は死ぬんじゃないか?と思われます。
これは、自分が思うには、将来的には、「他の天体、惑星などの降下手段の1つが新たに増えた」と見ています。
例えば、他の天体では、空気が薄すぎて、パラシュートが役に立たないなどの状況も想定されますが、今回の方法ならば、人だけでも降下が可能になるわけです。
実際の所は、数年前から、ドイツ、デンマークなどで、「紐無しバンジージャンプ」という遊びがはやっていて、こちらは、「パソコンのハードディスクなどを衝撃から守る衝撃吸収材が、最近では、非常に高性能になったので、ビルの上から生卵を受け止めても割れない規模になってきたので、この先端素材を、分厚くしたら、人間が飛び降りても大丈夫じゃね〜か?という事になって、実際に「紐無しバンジージャンプ」で飛び降りてやってみたらできた!という事です。
「紐無しバンジージャンプ」も、今回の「パラシュート無しでスカイダイビング」の方式のネットで受け止める方法もあります。
しかし、バンジージャンプと、スカイダイビングでは高さの規模や速度が桁違いで、今回の「パラシュート無しでスカイダイビングに成功した」は、時速193キロの落下の衝撃をネットで受け止めないといけないという事で、数学と、物理学の計算抜きにはできないそうです。