NHKBSで、「初音ミク米国ライブ」の様子が紹介されるみたいです。
これは、J-MELO「J-MELO in LA」というロサンゼルスの音楽リポート番組内で、「初音ミク米国ライブ」の様子が紹介されるだけで、「初音ミクライブ」専用の番組ではありませんが、様子が紹介されます。
(放送予定)
J-MELO「J-MELO in LA」(2014年12月7日AM2:40〜3:10)(NHKBSプレミアム)
2014年11月22日に、WOWOWで「初音ミクxTOUCH! WOWOW2014スペシャル」を放送するみたいです。
これは、WOWOW加入者向けイベントで、「TOUCH! WOWOW」というのをやった時の、初音ミクミニライブの様子を放送するようです。
自分が思うには、WOWOWや、CSなんかの有料放送があまりはやらないのは、こういった「閉塞感」のようなものができてしまうからだと思います。
基本的に、エンターテイメントの分野は、仕事などで日々追われている多くの人々から、「人々を自由に解放する」事が必要なので、「閉塞感」ができてしまうと、圧迫されて死滅してしまうので失敗しやすいわけです。
ニコニコなんかがはやるのは、多くのほとんどの人々は、決して裕福なわけではないし、それが圧倒的多数の人々なので、普通に、広告収入にしたり、裕福でない多くの一般の人々でも成り立つような、他のビジネスモデル手法を考えれば、結局、世の中は、多数決なので、成り立っていくわけです。
要するに、貧富の格差ばかり広がる資本主義経済は、どこか矛盾があり、もうすでに古くて役に立たないシステムになりつつあるようです。
「初音ミク」がはやっているのは、裕福でない人々を切り捨てないので、キリスト教圏の思想に合致するし、「多くの人々に開かれた自由さ」というものがあって、エンターテイメントに本来必要である「自由な心」が作れるからです。
日本にいると、世界のように度を越えた貧富の格差がないので、「貧富の格差」や、「自由に発言し、自由に思った事ができる」といった事について、それほど意識はしませんが、世界の多くの国では、そういった事すらもできない国がけっこうあります。
例えば、韓国なんかだと、財閥の権力が強すぎて、一般の人々は普通に就職する事も困難であるし(要するに、財閥に従わないと、韓国では生きていけない)、イギリスも似たような状態で、イギリスは、過去の歴史がヨーロッパ大陸に近い島なので、多くの移民の歴史で、最終的にイギリスの歴史の最後を支配したのは、フランス系移民なので、それ以外の先祖を持つイギリス人の一般市民は、普通に仕事をしたり就職するにしても、「ある越えられない大きな壁」というものがあって、「絶対に、進めない領域」というものがあったりして、世界のほとんどの国では、こういった何らかの「壁」が存在しています。
それで、「初音ミク」の海外公演なんかをすると、「初音ミク」を見ただけで泣いてしまう人々がいたりするのは、裕福でない人々を切り捨てないなど、「デジタル空間」や「オープンな思想」など、「初音ミクの概念」自体に、ある種の理想郷のような概念があるからのような気もします。
(放送予定)
2014年11月22日PM7:00〜7:15(WOWOW無料放送)
初音ミクは、2020年東京オリンピックで歌うか?という事についてですが、実際のところ、「未来に起こる事で、特に、自分達の国で起こる事は、自分達でやるしかない」というのが実情です。
子供の頃には、世の中にある全ての物は、勝手にできあがっていくようなイメージを持っていますが、大人になってくると、「世の中にある全ての物は、行動をした人が作っている」という事がわかってきますが、要するに、「自分達でやるしかない」わけです。
また、「未来に起こる出来事は、今、生きている自分達の手で、いくらでも変えられる」という事も知っておいた方がいい事です。
とは言っても、「実現可能なパーセントのレベル」もあるのですが、実現不可能な事でも、きちんと理解していけば、実現率0%の物事を、実現率90%程度まで上げる事は、実は可能です。
(「初音ミクを、2020年東京オリンピックで歌わせる」には)
では?どうすれば良いのか?というと、「初音ミクを、2020年東京オリンピックで歌わせる」には、きちんと、「オリンピック憲章」のような思想を理解すればいいのです。
オリンピックというのは、技術博覧会ではないので、「ただ優れた技術、もの珍しい技術なだけ」では採用されません。
しかし、VOCALOIDの場合には、実現率90%程度まで上げる事は可能で、そのやり方としては、YAMAHAのVOCALOID技術は、実は、世界展開していますが、世界に目を向ければいいわけで、世界中には、「VOCALOIDを事故などで声を失った人向けの技術開発の利用」としての障害者福祉の側面もあるのです。
障害者福祉の側面から、まずは、「パラリンピック」の方にアピールをして、「声を失ったアスリートなどの技術サポートができる事」を全面的にアピールすれば、ほぼ実現率90%以上まで確実に上げる事が可能です。
この時に、当然、YAMAHAや、クリプトンなどのVOCALOID開発メーカーは、「声を失ったアスリートなどの技術サポートができる事」について、オリンピックのスポンサーになったり、技術的なアピールをする事は、当然、必要ですが、それができなくても、例えば、大学などのサークルなどの研究として、「VOCALOIDを使った技術開発で、声を失ったアスリートなどの技術サポートができる事」を研究目的にした所が名乗りを上げて、オリンピック協会などにアピールすれば、マスコミなどに、ピックアップされれば、実現率は、かなり上がるでしょう。
1度、「パラリンピック」の方に引っ掛けてしまえば、そこから、普通の方の「2020年東京オリンピックで、初音ミクが歌う」という事の実現可能性も飛躍的に上げる事が可能なわけです。
実の所、こういう風にやっていった場合には、「2020年東京オリンピック」だけではなくて、その後の大会でも、ずっと「VOCALOIDを平和のシンボルとして、歌わせ続ける」事は可能な範疇だと思います。
クリエイターというものは、「未来は、自分達の手で作っていく」というような、強い「パイオニア(開拓者)精神」を持っている事が大切です。
(「声を失ったアスリートなどの技術サポートができる事」の具体的な例)
「声を失ったアスリートなどの技術サポートができる事」に限りませんが、VOCALOIDや、似た技術を使って、実際の例としては、たしか、次のような事をしているメーカーがあった気がします。
(1) 声が出づらくなっていく病気の人の声の代わりにする福祉サービスでは、まだ、声が出るうちに、サンプルの声を多めにデータ化しておき、VOCALOIDや、似た技術で再現できるようにする。
こういった時に大切な事は、「福祉の場合には、できるだけ自分の声に近い声でしゃべりたい」という欲求があるので、通常のVOCALOIDとは少し発想が違います。
(2) 事故などで急に声を失ってしまった症例の場合に対応する為に、「できるだけ多くの声のサンプリングデータを集めて、近い声を選んで再現する」サービス
これは、一般の多くの人の、声のサンプルデータを大量に集めて、声の雰囲気などで分類しておくデータベースサービスです。
この時に、「できるだけ自分の声に近い声でしゃべる」ようにする為に注意すべきポイントとしては、あまり知られてはいませんが、「客観的な自分の声は、自分にだけは聞えない」という特徴があるので、近い声を選ぶ時は、家族や友人に選んでもらって、自分では選ばない。という特徴があります。
なぜ?「客観的な自分の声は、自分にだけは聞えない」という特徴が出るのか?というと、「自分がしゃべった声は、自分の耳に聞える時には、外の空間に出た声と、頭蓋骨を伝わってきた声とが、ミックスされてしまっているので、少し太めの声に聞えたりする特徴があって、他人が聞いている声と、自分自身がしゃべって、自分の耳に聞える自分の声は、実は、だいぶ違うのです。」
そういったわけで、主に、家族や知人が、話したりするわけなので、まわりの人の家族や知人に、声を選んでもらった方が、本人に似た声になるという特徴があります。
(3) 「話す声にする」ので、「トークロイド」技術の方になる。
「歌う」VOCALOIDとは違って、「話す」方をメインに開発するので、「トークロイド」技術の方になってきます。
「トークロイド」技術では、VOCALOIDとは違って、「単語のアクセント辞書データベース」を大量に作る必要があります。
最近の「トークロイド」技術で、けっこう優秀なのは、PSVitaゲームの「フリーダムウォーズ」の中で使われている自由なフレーズを話させる事ができる技術で、かなり普通の雰囲気で話せる「トークロイド」技術が使われています。
こういったように、社会福祉の方での、VOCALOIDや、似た関連技術での技術作成のやり方は、一般のVOCALOIDとは、だいぶ違うのです。
評価:
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