(CLIP STUDIO ACTION)
(可動フィギュアで、「3DCG」を操作する、人型3D入力デバイスQUMARION (クーマリオン))
新しい、MikuMikuDance本が出たみたいで、「MikuMikuDanceユーザーのためのCLIP STUDIO ACTION活用ガイド」という本です。
「CLIP STUDIO ACTION」というのは、MikuMikuDanceで使われているPMD形式のファイルに対応した、セミプロ向けの3DCGツールです。
セミプロ向けといっても、25000円で、一般の人でも、買えない値段ではないので、これで、「QUMARION (クーマリオン)」の値段も、25000円程度に、下がれば、一般の人でも、VOCALOIDを買っているようなユーザーだと、だいぶ、売れるはずだと思います。
一般の人のクリエイターが買える値段の目安は、「25000円」位が限界で、それ以上の値段は、セミプロ向けです。
けっこう、凄い事ができて、特徴を書くと、
・「ボーン」が入っていない3DCGキャラクターも、動かせる
・3DCGキャラクターに、「ポーズ」を取らせて、それを、ドラッグ&ドロップすると、連続した動きの作成が可能
・3DCGキャラクターに、「ポーズ」を取らせる時には、可動フィギュアで、「3DCG」を操作する、人型3D入力デバイス「QUMARION (クーマリオン)」を使えるので、2D絵描きさんなど、3DCGツールに慣れていないクリエイターでも、比較的簡単に、3DCGを動かす事が可能。
MMDで難点だった事は、腕などを回転させる時に、「肘」を、グルグルと回し過ぎて、モーションポイントを打つと、どんどん、ねじれていってしまうので、初心者が、モーションを作ると、肘がよくねじれたのですが、可動フィギュアで、「3DCG」を操作する、人型3D入力デバイス「QUMARION (クーマリオン)」のように、実際のフィギュアで、可動可能な範囲が、ある程度決まっている事で、「ポーズ」データに、ねじれが入り込まないので、3DCGキャラクターに、「ポーズ」を取らせて、それを、ドラッグ&ドロップすると、連続した動きの作成が可能になるという所です。
・できあがったモーションデータは、汎用データとして書き出しが可能
どのような事ができそうなのか?は、ホームページや、説明動画を見た方がわかりやすいです。
こういったような、セミプロ向けの製品は、簡単に扱える半面、自由度が減る所も出てくるので、(要するに、「肘にねじれが入らない簡単操作」=「肘を限界以上に動かす必要性のある場合は使えない(特殊ロボットなどの場合)」などの事)、作る動画の種類によっては、MMDの方が、無限の自由度が高いので、例えば、「全ての親」とか「多段ボーン」的な、無限の自由度で、未来が未知数なのが、MMDの特徴なわけです。
これは、基本コンセプトの違いという事で、「2D絵描きさんなどでも、直感的に扱いやすい簡単操作」の実現する「CLIP STUDIO ACTION」というコンセプトと、「3DCGを自由度が高く、比較的簡単に動かす事が可能」なMMDの違いなわけです。
ただ、「CLIP STUDIO ACTION」と、人型3D入力デバイス「QUMARION (クーマリオン)」の組み合わせは、3DCGの世界に、新しい風を巻き起こす事が可能な、新しいコンセプトのツールだと思うので、例えば、今まで、2D絵描きさんとか、プロの2Dアニメ制作のクリエイターとかで、3DCGは、難しそうで扱えなかったクリエイターでも、3DCGに気軽に触れ合う事ができるので、セミプロや、プロの制作支援とか、例えば、アニメの会議などの中で、即興で、ポーズのイメージ確認をする事ができたり、かなり、セミプロや、プロの制作支援の場では、活躍しそうです。
他にも、「AR」と組み合わせたりして、スマートフォンや、パソコンで、「AR」で、3DCGを登場させたりといった、未来の未知のテクノロジーの可能性を秘めています。
(CLIP STUDIO ACTION)
http://www.clip-studio.com/clip_site/download/clipstudioaction/clipstudioaction_top
評価:
アスキー書籍編集部 アスキー・メディアワークス ¥ 1,785 (2013-03-16) |
PSVita版では、今度、「朧村正」も発売されます。
「朧村正」というのは、昔、Wiiで出ていた2D剣劇アクションゲームで、個人的に、かなり好きなゲームです。
このゲームを作っているのは、「ヴァニラウェア」というデベロッパー集団で、「オーディンスフィア」、「グリムグリモア」など、絵本から抜け出したような、独特のグラフィックや世界感が特徴で、個人的に好きなデベロッパーの1つです。
自分は、Wiiでは、結局、この「朧村正」と、「ソウルキャリバーレジェンズ」と、今度、発売される「プリキュアオールスターズ ぜんいんしゅうごう☆レッツダンス!」しか、ソフトは買わない結果となってしまったのですが、「朧村正」は、ゲーマーから見ると、かなりの名作です。
まず、独特な2Dグラフィックの進化をしているので、「2D絵」なのに、画面全体が、ダイナミックに動いたり、キャラクターの表情が豊かで微妙な表現が可能です。
個人的には、「朧村正」は、自分が遊んだ2Dアクションゲームの中で、最高峰の良い出来で、まず、「簡単な操作なのに、かなりの剣劇アクションが可能です。」
ゲーマー的に、良いと思うのは、「レスポンスの速さ」で、とにかく、ボタンを押して、思った通りのスピードで、かなりの高速で、バッサバッサと、百姫が、敵をなぎ倒すので、慣れれば、さらに、高速バトルが面白いです。
はじめは、何か、わからなくても、レバーを、ガチャガチャ入れているだけでも、百姫が、かなり、バッサバッサと斬りまくってくれます。
初心者が行き詰るのは、おそらく、中盤位で、「刀折り」が必要になる敵がいるのですが、それ位で、他で、倒せない敵は、「レベルが、足りない」だけです。
また、「朧村正」では、珍しく「居合い剣」の剣劇ゲームです。
「居合い」という剣技は、「刀を鞘に納めた状態で、刀を抜いた瞬間には、すでに、相手は斬り倒されている」という剣豪の技の事です。
現実の「居合い」というのは、本当は、「あまり、むやみに刀を抜かない」目的で、侍の時代に、刀を鞘に納めたままの状態で、相手とのピリピリとした緊張感の対話の中で、「いつでも、刀を抜ける状態で構えながらも、刀は抜かないで、できるだけ終わらせる」目的で、理由は、「刀は、むやみやたらに、斬ってしまうと、すぐに、刃こぼれしてしまって、いざという時の、本当の真剣勝負の時には、負けてしまう(刃こぼれすると、修理代が高く付くので。よく、侍の浪人では、食う金もなくて、自慢の刀を質に預けてしまうという事がありました)」ので、居合いのような剣技の風習ができあがったわけです。
このゲームの場合には、霊力で、刀は自然に修復します。
「ヴァニラウェア」のゲームと言えば、「料理に、こだわりがある」のですが、「ヴァニラウェア」のゲームでは、「料理を食べる」=「血肉になる」=「HP回復だけでなくて、HP最大値もアップする」という独特なシステムがあります。
序盤は、HP低めなので、必要なくても、どんどん、「料理」は食べた方がいいです。
HP回復は、「温泉に入る」事でも回復します。
個人的には、「ヴァニラウェア」と言えば、「絵本を読むアリス」と、「猫のソクラテス」というのが、名物キャラクターなのですが、和風テイストの「朧村正」には、出てきません。
個人的には、北欧神話が好きなので、「オーディンスフィア」、「グリムグリモア」も、PSVita版で、出してほしいです。
「オーディンスフィア」の、メルセデスという妖精とか、「グリムグリモア」の主人公の女の子の「リレ・ブラウ」という、フワフワの髪の毛の、三角帽の魔法使いとか、絵本のようで、かわいいです。(個人的には、北欧神話では、「ワルキューレ(ヴァルキリー)」が、1番好きですが。)
どちらかというと、「ヴァニラウェア」は、北欧神話とか、騎士道とかの西洋ファンタジーの世界感を作るのが、うまいです。
(PSVita版「朧村正」)
http://www.maql.co.jp/special/game/vita/oboromuramasa/
(追記)
自分は、ヴァニラウェアのソフトは、もっと売れるはずだと思うのですが、デベロッパーというのは、ソフト制作はプロなのですが、プロモーション展開などが、なかなかうまくできない事が多いので、少しアドバイスを書くと、まず、公式ホームページのショップ別予約特典の公開日時が、だいぶ遅れてしまったようで、これをうまく調整すると、ゲームソフト自体の実力の高いゲームの場合には、「+1割〜2割」の売上の増加が見込めます。(プロモーション展開の仕方)
まず、発売予定日などを決める前に、ショップ別予約特典などの画像などが、一通り揃った所で、発売予定日を決めます。
デベロッパーというのは、ソフト制作集団なわけですが、発売日直前などは、ちょうど制作が一番忙しい時期で、なかなか、イラストレーターも、忙しくて、ついつい、後回しになってしまいがちですが、プロモーション展開の仕方や、順番を、うまく調整すると、「+1割〜2割」の売上の増加が見込めるわけです。
現在では、ショップ別予約特典を、ホームページに載せる時期や順番としては、イラストが揃わなくても、「どのキャラクターを使用しているか?」、「ラフ画」など、わかった段階で、早め早めに、適時公開していく事で、予約数を増大させる手法が主で、だいたい、発売日の2ヶ月前には、「ラフ画」までは、揃えておいて、先に公開しておくと、2ヶ月前だと、予約が大量に入っても、2次出荷分、3次出荷分と増産できる余力のある時期なので、そうやって、「+1割〜2割」の売上の増加をするわけです。
評価:
--- マーベラスAQL ¥ 6,000 (2013-03-28) |
評価:
--- コーエーテクモゲームス ¥ 7,633 (2013-03-20) |
評価:
--- バンダイナムコゲームス ¥ 4,981 (2013-03-28) |
評価:
--- ホリ ¥ 8,980 (2013-03-07) |