最近、いろいろなゲームメーカーのメインメンバーが、ごそっと消えて、何やら、大掛かりなプロジェクトのゲームソフトを作っているらしい雰囲気があったのですが、実は、どうも、「プレイステーション4」の発売にあわせて、新作ゲームを作っているようです。
それで、ソニーは、ついに、2013年2月21日の発表会で、プレイステーション4を発売する事を発表しました。
現在の段階では、まだ全容はわかっていないのと、正式の発売日まで、けっこう期間があるので、ブラッシュアップして、改良が成される部分もあるだろうし、まだ、全容は、わからないものの、かなり、凄い事ができる事が、発表された映像からは、わかりました。
(プレイステーション4で変わった場所)
・コントローラーが、PSVitaとの融和性を高めるために、「タッチパッド」が付きます。
・「PlayStation4 Eye」というカメラを使って、プレイヤーの映像部分だけを検出して、背景から切り取れるので、特殊効果のような演出ができるようです。
ソニーの「プレイステーション4の発表」のホームページでは、ややこしくて、勘違いしやすいので、フォローを書いておくと、1番下の2つの映像の左側の方は、「プレイステーション1〜3までの軌跡」というコンセプトムービーなので、「プレイステーション1〜3までのゲームの映像」が混ざっているので、これが、プレイステーション4のハード性能だと勘違いしやすいですが、今回のように、新ハードの発表会の場合には、ユーザーの多くは、「新ハードの3DCG性能とは、どのようなものなのか?」を見に来るわけですから、こういう作りは、かえって勘違いさせるので、よくありません。(混ぜるな!危険!)
右側の映像は、「5つのプレイステーション4向けのゲーム映像」に、どんどん切り替わっていくので、終了したと思っても、続きがあります。
まだ、全容がよくわからないのですが、このプレイステーション4向けのゲーム映像から、ゲーマーが見てわかる3DCG性能の新機能的な箇所で、プレイステーション4で、新たにできるようになる可能性の高い事は、
・物理演算の各物体ごとに、「ON/OFF」が簡単にできる
これは、かなり、エフェクトで凄い事ができるようになります。
例えば、ソウルキャリバーシリーズのように、「キャラクターカスタマイズ」が、かなりしやすくなるのに加えて、攻撃を受けた箇所の鎧を破壊したりする演出を作るのが、かなり、できるようになります。
プレイステーション3のスペックでは、「キャラクターカスタマイズ」や、「鎧破壊」などを作ると、ポリゴン数が足りない関係で、「顔などのポリゴンを大幅に減らさないといけない」とか、「背景が狭くなる」とかの、ポリゴン制限が、若干、厳しかったのですが、プレイステーション4では、映画クラスの3DCG表現が、普通にできる次元になるようです。
・炎エフェクトが、何か、特殊な動きができる
紹介映像では、ドラゴンの吐く炎が、かなりの臨場感と、迫力をもって、再現されている上に、炎を受けた時の、炎の動きが、かなりリアルに再現されています。
このような感じで、エフェクト、3DCG性能共に、「映画レベル」や、「芸術的感性が問われるレベル」までの再現が可能なようです。
個人的に問題だと思うのは、「CERO」の基準を考え直す必要がある事で、性能が、「映画レベル」や、「芸術的感性が問われるレベル」までの再現が可能であっても、現行の「CERO」の基準の考え方では、実際には、作れるレベルのハイスペックのハードであるのに、「作れない領域」が、かなり、大幅に出てきてしまう状態の発生となります。
「CERO」の基準は、ゲーム制作の柔軟性に、大幅に、足かせになっていて、「CERO」にあわせる為に、「本来作りたかったゲーム表現を、クリエイターが、大幅に、ねじまげて、表現を押しとどめる」という事で、こういった事は、クリエイターにとって、いい事ではない上に、表現の自由の法律にも、かなっていないので、改善される必要があります。
現行の「CERO」の基準の考え方は、クリエイティブな領域の外からのものであって、現実のクリエイターの実情にあってはいない部分が多いので、とても、使いづらいものなので、改善が必要であって、そうしないと、ハイスペックのハードを、いくら作っても、「クリエイターが、本当は、芸術レベルまで作れる実力があり、ハード性能も、それに答えられるだけの実力があるにも関わらず、できない」のでは、飛ぶものも、飛ばなくなってしまうというわけです。
個人的に、よくないと思う「CERO」の基準のやり方の1つに、「A, B, C, D・・・」方式ですが、本当に、必要な方式と、現実が、かけ離れてしまっている問題点があります。
要するに、「CERO」の「Z」でないと、可能ではない表現の多くに、かならずしも、「CERO A」に含めても、何も、問題が無いというような、要するに、論理学的な、論理和などの領域区分に、ずれが生じてしまう問題です。(このように、非論理学的な、基準のままだと、「表現の自由」などに、かなっていないと見なされる可能性が、とても、高いわけです。)
要するに、問題になるのは、「ある事に対しては、背景のストーリーなども含めて、考えると、一概には、判断できない」という部分であって、要するに、「A, B, C, D・・・」方式が、現実の状態とは、違う現象が起きてしまう方式なので、それよりも、「パーツ化」して表記をして、ユーザーの判断目安にする方式の方がよい。という事です。
例えば、「恋愛表現」、「性表現」、「芸術的な彫像などが、裸像になっている」のは、まったく、違うクリエイティブの領域であって、一概には言えないというわけです。
例えば、ファンタジーでは、神話表現ができないと、クリエイターは、意味がないのですが、神話では、スタートで、アダムと、イブが、神に似せられて作られて、はじめは裸で暮らしていた。という所から、はじまったりするので、芸術の分野では、神は、裸像で表現をしますが、しかし、実際に、人に伝わる芸術的なイメージは、「純粋さの裸像」のイメージです。(ギリシャ彫像など)(要するに、一概には、言えず、クリエイターの表現したい事を可能にして、背景ストーリーも含めて考えないと、簡単に、ある表現を、一緒くたに、束ねて判断している「CERO」の方式の現在の方法は、かなり、乱暴なやり方で、クリエイターが、自分のしたい「表現の自由」を、大幅に、損なわれてしまっているのは、よくありません。)
要するに、このハードと、現在の、クリエイターの実力の本気があれば、神話レベルの表現は、可能であって、クリエイターは、もっと高い次元まで、飛ぶ事ができるのです。
このように、芸術のレベルまで、実現可能なハードの高スペックなので、必要になると思われる基準の目安の1つには、「映画基準と同レベル」と、「芸術的表現を可能にする」の2つが、認められないと、プレイステーション4は、宝の持ち腐れになってしまいかねません。
ただ、このプレイステーション4の高いハードスペックの性能の映像を見ると、すでに、「映画と同レベルの物が作れる」、「芸術的な感性表現の作成が可能な高水準ハード」である事がわかるので、このプレイステーション4を、「子供用のおもちゃの位置付けにしておくのは、宝の持ち腐れであって、もったいない事であって、”大人向けの総合エンターティメントマシン”という位置付けに変える必要性が、とても、高いハードであると、思います。」
もともと、ソニーの「プレイステーション1」の時から、コンセプトは、「大人向けの総合エンターティメントマシンを、目指す」と言っていたのですが、これは、当時の背景では、ニンテンドー、セガとの、ユーザー獲得合戦にならないように、「低年齢層向けのニンテンドー」、「若者向けのセガ」、「大人も含めた総合エンターティメントマシンのソニー」という位置付けで始まったのは、ユーザー獲得合戦で、あまり競合しないようにという戦略からでした。
しかし、その始まりのコンセプトが、現在でも、若干、未来に影響を与える状況となって、現在に到っているわけですが、それで、ソニーでは、「グランツーリスモ」、「みんなのGOLF」シリーズのような、「お父さん向けタイトルの充実」によって、グランツーリスモのように、「大人が見ても、納得の高品質」を、プレイステーション3時代には、すでに、本物の車のような、3DCG技術を獲得した背景となって、現在の次世代機である、プレイステーション4時代では、「映画と同程度の表現ができるレベル」、「芸術的感性が表現できる大人の世界の高品質レベル」にまで、到ってしまったというわけです。
「CERO」の基準は、「低年齢層向けの子供向けの基準」なので、これは、プレイステーション4の映画と同程度の高スペックマシンでは、すでに、「子供向けのおもちゃ」と言ってしまうのは、もったいない事であるし、「大人向け総合エンターティメントマシン」というコンセプトでは、「CERO」の「低年齢層向けの子供向けの基準」とは別の方式が必要になってくる「大人の次元」のレベルに突入した時代なので、何か、別の方式を考えないと、プレイステーション4の実力が、きちんと「映画と同程度の高水準レベル」、「芸術的感性の制作が可能な高レベルのスペック」の意味が無く、このままの状況では、飛ぶ物も、飛ばなくなってしまうというわけです。
(ユーザークリエイティブが可能になるハード世界)
プレイステーション4の「芸術的感性が可能なレベル」の部分では、クラウドを使って、ユーザーが、「クリエイティブ」な事を、みんなで作り上げられるだけのスペックができるようです。
最近、自分は、XBOX360の方の「Trials Evolution」の、コースエディターが、かなり強力な物理演算実験ツールで遊べるので、これは、凄いものだと、よく書いているわけですが、MMDや、初音ミクなどもそうですが、最先端の技術を、世界中のクリエイティブな人達が使うと、かなり、凄い事ができるという環境ができつつあるわけです。
プレイステーション4の「芸術的感性が可能なレベル」の部分では、そういった「ユーザークリエイティブ」な領域が、かなり強化されるようで、さらに、それに、答えられるだけの、ハードスペックを持っているという事です。
(プレイステーション4の発表)(ソニー)
http://www.jp.playstation.com/ps4/
PS3版の「メルルのアトリエ」を、携帯ゲームで、どこでも、遊べるように、PSVita版「メルルのアトリエPlus」が出ます!
(「メルルのアトリエPlus」で、変わった所)
・「メルルの着せ替え」が、可能になった!
「ゴシックドレス」、「水着」などに、メルルちゃんが着替えるようになりました!
・「トトリのアトリエPlus」で調合した追加コスチュームが、「メルルのアトリエPlus」のトトリちゃんで、使用可能になる。
(メルルのアトリエPlus)(PSVita版)
http://atelier-ps3.jp/meruru/vita/
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--- ガスト ¥ 6,699 (2013-03-20) |
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吉田仁美 黒沢ともよ,黒沢ともよ マーベラスAQL ¥ 1,770 (2013-03-06) |