「【MMD-DMC】ネギうどん(ウマウマ)(caramelldansen)」
「MMD-DMC」のダンスイベント用に作った物です。
sm2252115の(うどんげとてゐでウッーウッーウマウマ(゚∀゚) v1.5)に影響を受けてMMDで作ってみました!
今回の目標は、「剛体」と「物理演算モデル」の概念の理解、音を付ける、画質を上げる、という地味な裏方作業が多くて、もの凄く時間がかかりました。
(画質を上げる予定が、H264の再生負荷が高くて、さらにフレームを削っていたので、ガタガタになってしまい、緊急で、前と同じ方法で、エンコードしたので、かなり悪い画質になってしまいました。)
(高画質版は、こちらでは動いているのですが、「再生時負荷」の事を考えていなかったので、うまくいきませんでした。高画質版で動くようになったら、また載せるかもしれません。)
そこで、「剛体」と「物理演算モデル」の概念の理解、の為の練習で作っていた「うどんげ」さんが、「ミク」ちゃんと比較して動きが、どうなのか?という事で、「ネギうどん」でいこう!とタイトルは、はじめに決めたわけですが、とりあえず、背景ムービーの「うどんげ」さんと「てゐ」さんも並べるという構成でした。
が、どうせ入れるなら「ちびミク」も入れよう!「博霊霊夢」さんも入れよう!と、どんどん増えて、現在の状態になりました。
なんか、細かくモデルを見ていくと、みんないろいろなアイデアを使っているなぁと思いました。
当初の目標は、「うどんげ」さんと「ミク」ちゃんの物理演算比較と、「うどんげ」さんと「てゐ」さんの「耳のパタパタ」の比較だけで終わらせる予定だったのです。
後は、前々からの課題だった「音を付けてほしい」と「画質を上げてほしい」があったので、この練習です。
結果、ほとんどの作業が「裏方」作業になってしまいましたが、「ウマウマ」だったので、何とか時間的に間に合いました。
「うどんげ」さんの物理演算モデルは、すでにあるようで、そちらは、物凄く使い勝手がいいように設計されています。
実は、「うどんげ」さんは、物理演算上位モデルっぽい事が、実際に作ってみてわかったのですが、まずは、「スカートが薄めで、破綻しやすい」「髪の毛処理が大変」といった所です。
「物理演算モデル」用に、いろいろとモデルを再設計しなければいけないモデルのようで、それは、すでにあるモデルの方は、いろいろと細々した設定がされて、大丈夫になっています。
自分が練習用に作った今回の物理演算モデルは、「ウマウマ」だったから大丈夫だったのですが、制作時にセンターを持ってグルグル回すと、いろいろと「剛体」が外れてしまうのですが、「Bone位置合せ」にチェックしているので、CG自体は大丈夫ですが「剛体」の影響で、動作が変になります。
まだまだ調整が必要です。
「髪の毛」など、若干特殊仕様にしている位です。
やはり「サラサラヘアー」がいいなぁと思って、いろいろとそういう仕様にしてあります。
(使わせていただいた物)
(うどんげとてゐでウッーウッーウマウマ(゚∀゚) v1.5)背景ムービー
MikuMikuDance Ver.608
(出演モデル)
うどんげ、てゐ、円条式霊夢α、初音ミク(Ver.1)、ちびミク
(「ウマウマ」が背景ムービーとずれる事について)
「ウマウマ」のタイミングは、元祖の方の「ウマウマ」の映像でタイミングを取っていたので、ずれていってしまいました!
また、「ウマウマ」には、「無限ループバージョン」と「フルバージョン」の音楽に合わせた物があるので、それによっても、タイミングが変わるようです。
(「MikuMikuDance」初心者チュートリアル)
第22章「パースペクティブ」ボタンについて
今回は、実験的に作っていた「うどんげ」さんの物理演算モデルが、実際に「ウマウマ」の動作で動くのか?の確認です。
今回は、「カメラ操作」の「パースペクティブ」というボタンについてです。
「パースペクティブ」というのは、3DCGのMMDといっても、結局は画面に表示しているわけなので、「2次元」に「3D」を投影しているわけです。
(最近は、「3Dデジカメ」とか「立体テレビ」っぽい事もできるように技術がなってきたので、本当に立体的に見える3Dもできそうですが。)
このような図学の手法の1つが「パースペクティブ」といって、平面に立体的に投影する手法です。
今回使ったのは、背景に2Dムービーが入っていて、しかも「ウマウマ」のような場合なので、この「パースペクティブ」を「OFF」にしています。
(「パースペクティブ OFF」全員が真正面を向く、半2D的な3D映像に見える)
このようにすると、「全キャラが、真正面を向く、2次元的な3D映像」になります。
そこで、背景が「2Dの平面ムービー」だと、ウマウマの場合には、こちらの方が自然に見えるわけです。
(「パースペクティブ ON」全員がバラバラな方向を立体的に向いている感じに見えるので、ウマウマだと変な感じに見える)
通常、MMDを立ち上げた状態が「パースペクティブ ON」です。
通常は、背景も3Dの場合には「ON」のままでいいし、2Dでも「ON」のままでも大丈夫です。
ここら辺は、「映像表現」の部分なので、お好みで好きな感じにすればいいだけです。
あえて、「パースペクティブ OFF」にして、全てを真正面からの映像にして、背景アクセサリーとかで、あえて「2次元のまま一点透視法」とかの「2Dで、立体を描く手法で背景アクセサリーの建物や壁を半立体的に作って」3D映像の表現の中で、方向を変えて見ると「エッシャー」のような「だまし絵」が作れそうで面白そうです。
それで、そこで「迷宮」を作って、「初音ミク」の「オリジナルソング」で、例えば「恋の迷宮」とかにして、「エッシャーのだまし絵風の迷路の中を、ミクちゃんが歩いて進んで行くけど、恋に辿り着けないよ。」とか、やったら面白そうです。
シリアス調でも、コミカル調でも作れそうです。
コミカル調なら、ハートマークがドキドキと動く場所に、ミクちゃんが「見えているのに、辿り着けない」とか、いろいろできそうです。
ここら辺は、音楽ムービーなんかの「演出」あたりの映像表現の仕方になります。
このように、MikuMikuDance に用意されている機能は、「こう使う」という決まりは無いので、「自分のアイデアで、どんどんやっていきましょう!」
「第2回MMD体育祭」大きなネギで飛ぶミクとちびミク VS. 巨大ミク
「MikuMikuDance 初心者チュートリアル」の第16章です。
(第16章)「背景AVI」ムービーで作った映像を背景にする
前に、書いた「背景AVIファイル読込」の機能を使って、「MikuMikuDance」の背景に「ムービー」を使える、というのを書きましたが、「MikuMikuDance」で作った映像を背景にする事もできるわけです。
そこで、これを使うと、どのような感じになるのか?というのを、実際に作ってみました。
まずは、「映像」を2つ作らなければいけないわけなので、思ったよりも大変でした!
この映像の中では、「巨大ミク」ちゃんの動いている「背景」の全体自体が、全て「背景ムービー」です。
前に書いた「ステージを使ってみよう!」の所に載せた「巨大ミク」ちゃんを動かしてみました。
実際は、「ゲキド街」は「40分の1にして使って下さい。」とあるのを、そのまま使っただけです。
(「巨大ミク」ちゃんの映像)
これは、はじめて「カメラの位置から先に作った物」です。
まず、簡単な「巨大ミク」ちゃんのモーションを作って、次に、「カメラの位置」のみで、大体このコースを「ネギに乗って飛ぶ」というのを作りました。
つまり「背景」に見える位置に「モーション」をしておかなければいけないわけで、「モーション」よりも先に、カメラの位置を決めていって、そのカメラの中で「効果的に動くモーションを作る」という逆の順番で作りました。
これが、思ったよりも難しいです。
(「大きなネギに乗った、ミクちゃんと、ちびミク」の映像)
次に、この「巨大ミク」ちゃんの作り終わった、映像を作っておいて、「大きなネギに乗った、ミクちゃんと、ちびミク」の方を、この背景ムービーに合う様に、動かしていきます。
これが、簡単にできそうな気がしたのですが、カメラの中のタイミングにさらに、カメラを合わせるのは、恐ろしく難しいです。
この映像で難しかったのは、実は、「ちびミク」の髪の毛を「ミク」ちゃんが「大きなネギ」に座った時に、微妙に踏んでいて、はじめは、なかなか「ちびミク」の方の「髪の毛」が片方だけ、なびかなかった事です。
そこで、「ミク」ちゃんの方だけ、「0フレーム〜30フレーム」の間、見えない方向の足を少し広げて、「ちびミク」の「髪の毛」を通してから、また戻すという事をしています。
この方法は、映像を2個作らなければいけない為に労力が2倍かかりますが、しかし、これは、けっこうアイデア次第では、かなり、いろいろな事に使えそうです。
(その他映像説明)
微妙に止まっている場所は、「ちびミク」に「GO!」とか言わせるか、スタートの合図を入れる予定が、音が付けられなくて、タイミングだけ残ってしまった物です。
(2010/1/15 追加)
おかげさまで、(「第2回MMD体育祭」大きなネギで飛ぶミクとちびミク VS. 巨大ミク)の動画の方も、動画閲覧回数が、予定していた「3939回」を越えました!
ありがとうございます!
(2009/12/14 追加)
ガーン!「ねんどろいどぷらす ボーカロイド 檄走プルバックカー ミク&ネギカー」なるものが、発売されるようです!
2010年3月25日発売予定で、
・初音ミク(乗り物:ネギ)
・鏡音リン(乗り物:ロードローラー)
・鏡音レン(乗り物:ロードローラー)
・巡音ルカ(乗り物:マグロ)
と一気に標準の乗り物で出るようです。
ア〜!映像のインパクトが強すぎたか?と思いましたが、ついに「ネギ」が「乗り物」になってしまう時代になりました。
「ネギ」に乗って、ミクちゃんを飛ばしてみたい人は、この映像の場合には、アクセサリーの「ネギ」を「5倍」にしてあります。