CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
PさんのためのMikuMikuDanceモーション作成教室
PさんのためのMikuMikuDanceモーション作成教室 (JUGEMレビュー »)
かんなP,ポンポコP,ショ大河P,6666AAP
(MikuMikuDance関連本4冊目!)
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
初音ミク・アペンド(Miku Append)
初音ミク・アペンド(Miku Append) (JUGEMレビュー »)

「VOCALOID2初音ミク」用追加声色音源!!「恋歌」も歌える![Sweet][Dark][Soft][Vivid][Solid]の5種類の声色が入っていて追加されます!
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
Metasequoiaスーパーモデリングガイド
Metasequoiaスーパーモデリングガイド (JUGEMレビュー »)
かこみき
「実写のようなかっこいいリアルなバイク」「綺麗な女性の実写調3DCGモデリング」本(かこみき氏著)
RECOMMEND
キャラクターをつくろう! 3DCG日和。 vol.2 - MikuMikuDanceで踊る、ユーザーモデル制作
キャラクターをつくろう! 3DCG日和。 vol.2 - MikuMikuDanceで踊る、ユーザーモデル制作 (JUGEMレビュー »)
かこみき
「かこみき」氏著によるMikuMikuDance関連本では、3冊目になる予定の3DCGモデリング本。
RECOMMEND
キャラクターをつくろう! 3DCG日和。
キャラクターをつくろう! 3DCG日和。 (JUGEMレビュー »)
ISAO
3DCGの初心者を見捨てない「ISAO」氏の著書。お勧め!
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
初音ミク -Project DIVA- 2nd 特典 ねんどろいどぷらす「初音ミク Project DIVA」特典Ver チャーム付き
初音ミク -Project DIVA- 2nd 特典 ねんどろいどぷらす「初音ミク Project DIVA」特典Ver チャーム付き (JUGEMレビュー »)

PSP版「初音ミク」のダンスリズムステージゲーム!前回大人気!だった初回限定版の「ねんどろいどぷらす」付きは売り切れやすいので早めに予約しましょう!
RECOMMEND
クイーンズブレイド 美闘士スリムポスター BOX
クイーンズブレイド 美闘士スリムポスター BOX (JUGEMレビュー »)

1BOXで、全16種類が揃う長〜いポスター。
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
Re:Package(初回限定盤)
Re:Package(初回限定盤) (JUGEMレビュー »)
livetune feat.初音ミク,初音ミク
RECOMMEND
Re:MIKUS
Re:MIKUS (JUGEMレビュー »)
livetune feat.初音ミク
RECOMMEND
RECOMMEND
supercell (通常盤)
supercell (通常盤) (JUGEMレビュー »)
supercell feat.初音ミク
社会現象を引きおこした「初音ミク」のCD
RECOMMEND
初音ミク-Project DIVA- Original Song Collection
初音ミク-Project DIVA- Original Song Collection (JUGEMレビュー »)
Project DIVA Original Song feat.初音ミク,kz,トラボルタ,畑亜貴,OSTER project,神前暁
初音ミク Project DIVA にだけ入っている曲をセレクト
RECOMMEND
ワンフェス 2009 限定 figma初音ミク ライブステージver.
ワンフェス 2009 限定 figma初音ミク ライブステージver. (JUGEMレビュー »)

ワンフェス特別限定版の、Figma 初音ミク 可動フィギュアです。
RECOMMEND
Figma 初音ミク
Figma 初音ミク (JUGEMレビュー »)

動くフィギュアの「初音ミク」です!
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
MOBILE
qrcode
<< memeとbuzz(世界的な展開をする時に必要なキーワード) | main | 「人間側の補佐、拡張技術」の市場が拡大している >>
「攻殻機動隊」的な話(VOCALOID、VOICEROIDなどの未来の人間側の補佐や拡張の話)



前回まで書いてきた話の残り8割位の長い話を書いていきます。
エンジニアリングの方で、「歌う、VOCALOID」と、「しゃべる、VOICEROID」に関係してくる未来の方向性の話は、2つの方向性があります。
(1)「歌う、VOCALOID」と、「しゃべる、VOICEROID」からの「人工知能」化などコンピューターやロボット工学の話
(2)東京オリンピックのパラリンピックがらみで、「歌う、VOCALOID」と、「しゃべる、VOICEROID」などの音声合成技術で、「交通事故、スポーツ事故などで声を失った人のコミュニケーションの補佐をする産業」(人間側の補佐や拡張の話)
前回までは、(1)を中心に書いてきたので、今回は、主に、残りの8割の話となる(2)と、それ以外の話について書いていきます。
しかし、この全体の話は、アニメの「攻殻機動隊」のエンジニアリング的な検証の話から書いた方がわかりやすいので、「攻殻機動隊」の話を中心にして書いていきます。
今回書くのは、アニメの設定の話ではなくて、実際のエンジニアリングの方の話なので、現実の技術として反映させて作る事が可能な範疇です。

(「攻殻機動隊」と義手・義足を発展させた「義体」という概念の考え方や、「生命とロボットの境目は、どの辺りに存在しているのか?」という話)
「攻殻機動隊」について、詳しく書く機会も今の時期しかないだろうなぁという事で、少し詳しく書いていこうと思います。
しかし、自分が書くのは、実際のエンジニアリングや、医学分野の話です。
なので、「攻殻機動隊」の公式設定の話ではありません。
SFの分野は、「ハードSF」、「ソフトSF」のように分類される事があって、「ハードSF」は、「実際の世の中で実現できる可能性の高いもので、実際のエンジニアリングなどの事を、いろいろと考えてみてから作られるSF」の事で、「攻殻機動隊」は、「ハードSF」に近いので、それで、現在の現実の世の中は、「攻殻機動隊」を追いかけて作られている箇所が、かなりの数あって、未来に影響を与えたアニメというのは、とても少ないものです。
「ソフトSF」は、ファンタジーなんかのように、いきなり魔法陣が出て、脈絡もなく、無敵空間で戦ったり、何でも自由な発想で作られるお話です。
どちらがいい、悪いという事はなくて、自分の作りたいストーリーに適した方を選べばいいだけです。
日本のほとんどのアニメは、「ハードSF」的な、しっかりとした現実の技術や科学の話の裏設定と、「ソフトSF」的な、大胆なファンタジーの世界感を、いいとこどりで、くっつけて使っているものが多いです。
そういったわけで、自分が書く、実際のエンジニアリングや、医学分野の話でも、知っておくと、「攻殻機動隊」の事が、とてもよくわかるようになります。
「攻殻機動隊」という話が、マニアックな内容だったので、昔から、ミリタリーマニアや、実際のエンジニアを巻き込んで多くのユーザーがいたので、それをフィードバックする形で、続きの話を補完するような流れなので、実際のエンジニアリングや、医学分野の話は、「攻殻機動隊」の背景設定に、いろいろと反映されているのです。
今回、自分が書くエンジニアリングの説明は、特に、「攻殻機動隊」のストーリーの中で、一般の人が知らないで見ても、わけがわからないだろうなぁと感じた箇所について、説明を補完するような形で書いていきます。
以下は、自分が書く実際のエンジニアリングや医療分野の説明の話であって、「攻殻機動隊」の公式設定の話ではありませんが、知っておくと、「攻殻機動隊」が、現実の社会に影響を与える意味合いが、よくわかってくると思います。
自分が書く内容は、どちらかというと、他の人とは違って、「人間とは何か?」などの「哲学命題」の話が多いと思います。
どちらかというと、大学院から先レベルの話題も多いので、かなり難解なはずです。
公式設定ではないものの、実際の「攻殻機動隊」は、以下に書いたような学術内容の背景設定は、かなり盛り込まれていると思われます。

(「攻殻機動隊」を見る時に知っておいた方がいい、実際のエンジニアリングの知識)
「攻殻機動隊」では、人間と機械の関係を、「サイボーグ」というよりも、義手・義足を発展させた「義体」という概念で考えています。
世界中に影響を与えた「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」は、1995年のアニメ映画でしたが、当時の多くのアニメでは、「サイボーグ」という言葉を乱用していて、どちらかというと、現実にありえないような無敵の機械化みたいな適当な考え方の中で作られていた事が多かったのですが、「攻殻機動隊」では、そうではなくて、「義体」というきちんとした捉え方で考えていた事が、世界中に影響を与えるリアルさを持っていた事です。
実際の医療で、交通事故などで、手や足を失った場合には、義手・義足が必要になりますが、多くのアニメで、「サイボーグ」と簡単に使っている場合には、本当は考えなければいけなかった事が、適当にされて抜け落ちてしまっていましたが、「攻殻機動隊」では、義手・義足を発展させた「義体」という概念を、はじめから持っていたので、きちんと、いろいろな事が考えられていて、そのリアルさが、マニアックな世界中のファンの心をつかんで、現在も、未来の技術に影響を与え続けているのは、そういった理由からです。

(義手・義足を発展させた「義体」と、「サイボーグ」の違い)
「攻殻機動隊」のストーリーの中でも、「サイボーグ」という言葉は、しょっちゅう使われますが、これは、「義体」の概念がすでに入っているので、他のアニメでの「サイボーグ」という言葉とは意味が違います。
まず、義手・義足を発展させた「義体」では、例えば、実際の医療で、子供の頃に交通事故にあって義手・義足を作った場合には、子供の体の成長と共に、義手・義足も、大きな物に作り直さないといけません。
これは、単に、「体のサイズ」の問題だけではなくて、実際の医学では、「心のサイズ」の問題もあります。
実際の人間は、子供から成長していくと、脳が大人に発達していきますが、実際の医学の、「心のサイズ」の問題というのは、例えば、「幼稚園の時に、交通事故にあって、義手・義足を使うようになった人がいた場合には、もっと大きく体を欠損させてしまっていたとしても、年齢が、18歳、30歳と成長していき、脳は大人に成長しているのに、体は、幼稚園児のままでいるわけにはいきません。」
「心のサイズ」の問題以外にも、「自我」の問題があります。
体は、幼稚園児の「義体」のまま、大人の脳で「自我」を持たせるという事は、実際の医学ではしないので、18歳になれば、18歳の体つきの義手・義足、「義体」が必要となるわけです。
当然、ストーリー上、「とても貧しい人が、幼稚園児や小学生の義体のまま、強引に押し込められている」問題などが出る事はありえますが、これは、イレギュラーな問題の発生の場合だけです。

(拡張自我)
人間は、実際に持っている肉体よりも、もう少し大きい領域を、自分の手足のように扱う事ができて、そういった事を、「拡張自我」と言います。
義手・義足、「義体」を扱うという事は、脳による制御と、この「拡張自我」を使うような状態です。
「拡張自我」は、例えば、「車を運転する人は、車の全体を含めて、自分の手足のように把握して扱っている」というような状態の事です。
「拡張自我」は、若干、自分の体から分離して離れた所まで伸ばす事が可能な事があって、「実際の生物では、起こりえませんが、肉体の一部が分離しているような場合が可能で、攻殻機動隊のキャラクターでは、スナイパーのサイトーの鷹の眼のような状態です。要するに、人間は、肉体が分離していても、あたかも自分の肉体の一部のように扱う事が可能です。」
「攻殻機動隊」の場合には、こういった事に加えて、「ネット接続」などが加わっているので、「遠くの物を、自分の目のような感覚で見る事ができる」など、最終的には、「自分自身が、宇宙や地球全体に広がっているような錯覚」になる位、「拡張自我」というものが広がっています。
「拡張自我」に関連して、「肉体と魂」という、「GHOST IN THE SHELL」の問題があります。
人間は、文明の進化の中で、初期の頃は、「心臓が魂である」ように考えられていましたが、近代文明に入って、「人工心臓」ができるようになると、心臓を機械に置き換えても、人の魂は消えなかったわけです。
「義体」の問題を考えると、「どの肉体の部位まで、機械に置き換えても、魂は残るか?」という命題が出てきてしまいますが、20世紀の頃には、「脳と脊髄」だけは入れ替えてしまうと、他の人間になってしまうだろうという所までは医学の進歩はありました。
自分の自説の仮説では、実際には、「脳だけでなくて、五体のできるだけ多くの部分が残っている状態でないと、本当の意味での自我や感情なども含めた、その本人の性質ではないだろう」という考えです。
理由は、「脳は、指示を出す器官ではあるが、実際の所は、体の神経やホルモンなどの分泌によって、脳に情報がフィードバックされている=体の神経やホルモンなどの分泌が脳に指令を出している。わけなので、脳と五体の両方が、フィードバックし合っていて、お互いに指令を出し合っているので、脳だけが指示を出す器官ではない」と自分の考えでは判断しています。(ここら辺が、おそらく、人間の「感情」、「自我」なんかも含めた「人間の部分」を構成している要素です)
ただ、人間が、いまだにわからないのは、「指示を出す脳」と「魂」は、同じものなのか?違うものなのか?です。
仮に、「魂が脳に指示を出している」のであれば、「脳や記憶を機械に置き換えても、魂は残る」ような状況はありえるのか?についての命題です。

(輸血をすると人格が変わる事がある)
脳が指示を出す器官ですが、メカトロニクスなどの分野で、「フィードバック」制御をするという話では、神経やホルモンなどが、逆に、脳に指示を出していて、つまり、両方が、うまく均衡を保ちながら、相互に、指示を出し合い受け取りあっているわけなので、脳だけを指示を出す器官だという事は、できません。
体のホルモンなどの分泌で、脳に、フィードバックして指示を出している観点から考えて、よく、医療現場で言われる「輸血をすると人格が変わる事がある」という事は納得のいく話です。
古代宗教の時代には、「血には魂が流れている」ように考えられていた時代もあるのですが、そうではなくて、単純に、脳とホルモンなどは、相互フィードバック制御という状態で、お互いが、お互いに指示を出し合って成り立っている器官といえます。
血液は、骨髄で作られますし、骨髄が神経を束ねていますから、ですから、「脳と骨髄」の両方を保持できなくなると、著しく、人格や性格などが変わってしまうはずです。
また、よく、乱暴な人を「血の気が濃い」といいますが、実際に、血液濃度が高くなると、人間は、狂暴になります。
ですから、同じ血液でも、濃度が違くなると、性格には影響します。

(幻肢痛、ファントムペイン(Phantom Pain))
「拡張自我」までわかった所で、実際の医療で、交通事故などで、「失ったはずの手や足の箇所が痛い、かゆい」などの症状が出る事があって、原因が、よくわかっていないのですが、そういった症状を、「幻肢痛(げんしつう)、ファントムペイン(Phantom Pain)」といいます。
また、「幻肢(げんし)」、「幻影肢(げんえいし)」といって、「失ったはずの手や足があるように感じたり、生まれつきない手や足があるように感じて、実際に、動かすイメージを持つ事ができる」事も知られていて、これが、義手・義足などのリハビリに利用されます。
現在の最先端医療では、「ロボット義手」が作れるような時代になったので、実際に、自分の意思で、「ロボット義手」を握ったりする事が可能な時代となりましたが、その時の、リハビリに使う事が多いです。

(自我、心、精神、性格、ペルソナ、魂)
「自我、心、精神、性格、ペルソナ、魂」など、人間には、いまだに、よくわからない領域の問題があります。
これらは、本質的なものや、根幹は、同じものなのか?違うものなのか?もよくわかりません。
しかし、「自我」は、「体の見た目」によって変化はします。
それで、例えば、実際の医療現場では、交通事故で乳房を失った女性の外見上の乳房の形も、きちんと再現する事に特に意義があって、その理由は、患者のメンタルケアであり、同時に、「自我」の修復です。
機能的には、乳房の機能は失っていたとしても、「外見上の形」を復元し維持する事は、「自我」の修復には、とても大切な事です。
それで、人間は、新たな自我を獲得するために、よく女性などは整形外科の美容外科で、グラマラスな外見だけの形を欲しがるわけです。
外見の形が、グラマラスな肉体になっただけで、人の自我意識は変わって、行動パターンまで変わってきます。
体の外見の形が変わると、「魂」の形が変わるのか?という命題の話です。
古代のように、肉体を「魂の器」と呼ぶ場合には、体の形状が変わると、器の形が変わるので、「魂」の状態に影響を及ぼすのか?という話です。
前に書いた、「拡張自我」という話と合わせて考えると、よくわかりやすいかもしれません。
ですから、前に、義手・義足、「義体」は、「自我を補うために、幼稚園児から、大人になれば、大人の体つきの義手・義足、義体が必要となる」と書いたわけです。
脳が大人に成長していき、「脳の持っている身体イメージや、自我や、拡張自我、幻肢に、できるだけピッタリな状態の義体となった時に、人間は、もっとも、直感的に素早く動かしやすい的確な体のサイズやイメージを持つ」というわけです。
「攻殻機動隊ARISE」は若い頃の時代の話なので、草薙素子も若干、貧乳ぎみですが、「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」や、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の時代には、大人の女性になっているので、士郎正宗らしいといわれるグラマラスな「義体」になっているわけです。
20世紀の時代のアニメで、「サイボーグ」という単語だけ、はやっていた時代には、何で、「攻殻機動隊」は、サイボーグなのに、草薙素子に、馬鹿でかい機械の腕を付けたら強いんじゃないか?とかいう議論もありましたが、実際の医療からくる義手・義足の拡張である「義体」の概念においては、こういった理由から、きちんとした医療技術の話から作られているわけです。
当然、ストーリー上、無謀な改造をした「義体」も出てきますが、それでも、きちんとリスク付きの部分が、「攻殻機動隊」では描かれています。
例えば、自分の腕を義手にする場合について考えてみればわかりますが、「自分の腕の中に火薬や弾薬を入れる行為」は、非常に、自分にとっても危険なリスクを伴うわけです。
しかし、「サイボーグ」という言葉がはやった20世紀の頃には、そういったリスクを無視して何も考えずに、ストーリーが作られていたものが、あまりにも多かったわけですが、「攻殻機動隊」は、そこから1歩も逃げずに、リアリティーを追求して作られた結果、世界が認めた「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」という評価を得られて、今なお、現実の世の中の技術が、「攻殻機動隊」を追っている事ができるのは、きちんと考えられた「ハードSF」の分野の話だったからです。
世界が認める、特に、西洋文明の国の人達が認めるアニメなどでは、必ず、必要となる要素が、「リアリティーの追求」で、例えば、ミリタリーマニアなんかによって、「機械は無敵じゃない。パワーを出すには、それなりの強度の金属がないと、機械自体が壊れてしまうので、装甲は厚くでかく重くなる。大砲などは連射すると砲身が熱で熱くなって焼けていくので、リミッターを入れないと砲身自体が壊れてしまう。リミッターを解除する事はできるが、それは、かなりのリスク付きで砲身が壊れる事を覚悟しての行為だ」とか、徹底的に、リアリティーを追求した結果、「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」では、「人 VS 戦車」のシーンの本当の恐怖感などが、きちんと伝わってくるので緊迫感が違うわけです。
「攻殻機動隊ARISE」では、この「リアリティー」描写が、かなり適当になってしまって、いきなり意味もなく撃ちまくって殺していたり、弾が当った人物は、適当に血を流して倒れたりして、かなり不自然で、リアリティーが無く迫力や緊迫感がありません。
「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」や「S.A.C.」シリーズでは、義体の中身が吹き飛んだりした時に、「無機物であるはずの機械の体や鉄片など」が、あたかも、有機物である本物の肉体のように感じて、おかしな錯覚に陥り、ギョッとして、「機械と人間とは何か?」などの哲学命題を突きつけられる感覚がありました。
また、「脳殻」などの頭蓋骨に当る部分などの直接的な描写などによって、死を予感させる演出が入る事で、他のアニメの「無敵のサイボーグ」ではなく、「人間的なもろさ」が入っている事で、かえって、戦闘中の「死を背にした」ような緊迫感のある戦闘シーンの演出がありましたが、「攻殻機動隊ARISE」では、この「リアリティー」描写が、薄っぺらくなってしまったので、「無敵のサイボーグ」のようになってしまっていて、緊迫感が全く無くなってしまいました。
「脳殻」などの頭蓋骨に当る部分などの直接的な描写などによって、死を予感させる演出のような事を、思想哲学では、「メメント・モリ(死を思え)」といって、ヨーロッパでは好まれる演出です。
ヨーロッパ人は、「バイオレンス好き」なのではないのです。
「メメント・モリ(死を思え)」が抜け落ちた映画やアニメを見すぎると、実際の視聴者は、「無敵のヒーロー」のみを追いかけるようになってしまい、結果として、現実世界で、とても危ない行動をしがちになってしまうのです。
今回、書いたようなエンジニアリングや、実際の医療現場の知識を知っておくと、「攻殻機動隊」の見方がわかってきます。

前のアニメミライ2013の「アルヴ・レズル -機械仕掛けの妖精たち-」というアニメも、自分が前に、「攻殻機動隊」の世界感に似ていると書いたのは、ここに書いたような知識があったうえでの事です。
「アルヴ・レズル -機械仕掛けの妖精たち-」で、機械を動かすという行為は、リモコンで動かしている感覚ではなくて、今回書いたような、「拡張自我」やなんかのような感じで、自分の手足のように動かしているわけです。

(「人間よりも人間らしい」とは何か?)
自分が小学生の頃に、「小学生向きの偉人伝の伝記で、彫刻家ロダン」という本を読んでいた時に、妙に、ひっかかった文章があって、その文章は、実際の「彫刻家ロダン」自身が言った格言なのか?あるいは、この伝記作家の書いた文章なのか?はわからないのですが、非常に気になったので、ずっと覚えているので、内容を書くと、「彫刻の人間の腕は、”とても人間らしい腕をしている”が、”実際に、人間の腕と比べてみると、まったく似ていない。こんなに血管が浮き出ている腕などはありえない”。しかし、<なぜ?彫刻の腕の方が、”人間よりも人間らしく感じられるのか?”>、<「人間よりも人間らしい」とは何か?>」というような内容の文章でした。
サイボーグなどの機械や、義手・義足や義体のように人間により近い機械などと、実際の人間の肉体が、より近くなった未来では、この<「人間よりも人間らしい」とは何か?>という哲学命題にぶつかる時代がくるわけです。
もし、サイボーグなどの機械化した人間の方が、「人間よりも人間らしく」なった場合、「本来の人間の肉体と魂の関係」とは何なのか?など、かなり難解な命題が出てきます。

(「情報」とは何か?)
脳を入れ替えれば、別の人になってしまう事は確実ですが、一方で、脳を部分的に補って移植するような状態では、それは、誰なのか?という問題が起こりえます。
脳は、欠損箇所を、胎児の脳などで補うと、元の脳を補って、くっつける事は可能です。
その後、シナプスがつながっていけば、当然、脳として機能します。
また、脳自体を、まるまる、自分自身の本人の脳のクローンで入れ替えてしまった場合には、「同じ人物の脳」ですが、記憶が入っていません。
こういった場合に、「魂」の本質は、「情報」なのか?という問題が生じます。
脳における「情報」は、「記憶」ですが、「記憶操作」や「情報入れ替え」が起きると、それは、誰なのか?という問題が生じます。
ここら辺のテーマが、「攻殻機動隊ARISE」ではあるようです。
また、ベトナム戦争の時の枯れ葉剤の影響などで、「頭(脳)が2つある子供」が生まれる事がありますが、この場合には、「2つの自我、人格を持っている」事が知られていて、「体は1つですが、2人です」
大抵は、医療現場では、このような場合には、移植手術などで、半分ずつに分けたりする事もあるようですが、そうすると、2人になるようです。
脳における情報の取り扱いを、実際の情報科学や脳科学では、「ミーム(meme)」と言って、「ミーム(meme)」というものは、「遺伝子の仕組みと同じようにふるまう事ができる情報」の意味で、人間は、他人に、情報を伝達していきますが、この時に、情報は、「伝達、複製、変異」という遺伝子の伝わる情報の仕組みと同じようなふるまいをします。
「遺伝子」自体も「情報」です。
情報化社会の中で、「ミーム(meme)」が他人へ伝達されていく時には、「バイラル(Viral)」という現象が起きます。
「バイラル(Viral)」というのは、「伝染性の強い」などの意味で、情報は、多数へ拡散していき、最終的には、自然消滅します。
(以下、自分の考える仮説で一般論ではないですが、大体、合っているはずです。)
自然消滅はしますが、その後には、「影響」が残ります。
「影響」自体は、情報保持鮮度が高い場合には、「ほぼ、元の情報と同じ」になるので、遺伝子の情報伝達の仕組みでいえば、「複製」に近い状態です。
情報保持鮮度が低くなってくると、「影響」は、本当に文字通り「影響」にしかなりませんから、結果として、拡散した情報は、「変異」を起こします。
情報文明社会では、先程の、「脳と血液」などの話の関係のように、「相互に影響しあって、フィードバックしあう」ので、「変異」した情報は、元のオリジナルの情報にも影響を与えます。
結果として、元の情報は、「地球規模の情報」のような状態になります。
「情報」が魂的なふるまいをし、「拡張自我」が、ネットワークによって、地球規模にまで拡大した場合には、「1個人でありながら、地球規模や、場合によって、人類の行き着けた先が宇宙までであった場合には、宇宙規模の自我が存在可能になる」というわけです。
しかし、この巨大な自我は、「元のオリジナルの情報だけでなく、高度情報化社会においては、相互に、地球規模や宇宙規模の、大多数の人間の情報も、並列化したようにして入り込んでしまっています」
このような状態になると、「個人が個人でありながら、尚且つ、同時に、個人が多である」という特殊な巨大な自我の存在に、ある意味「生まれ変わる」ような感覚に陥るはずで、それが、1番初期の、「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」の話の時の舞台設定に、すでに登場していたわけですから、場合によっては、この「攻殻機動隊」というアニメは、現実の世界で、22世紀頃の先まで見通していた事になるという凄い事になるわけです。
これが、「現実のエンジニアリングや、医学などの知識を、きちんと考えてから作る、ハードSFの魅力」だといえるわけです。
「個人が個人でありながら、尚且つ、同時に、個人が多である」という特殊な巨大な自我の存在になった場合には、相互の個々の大多数の自我が持つ情報は、お互いに影響し合って、いわゆる「触媒反応」的な「爆発的な情報変異」の状態を、複数が同時に引き起こす状態になるので、並の人間の脳では、おそらく、即死か発狂か精神錯乱状態になるはずです。
逆に、「複数の個体が1つの自我を共有している状態」の事を、「集合自我(Group Ego)」といいますが、これは、「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd Gig」に出てきます。
タチコマ的な人工知能ロボットの場合には、「ハイブマインド(Hive Mind)」という状態になって、「ハイブ(群れ、群衆)」行動をする蟻や蜂などの昆虫などが、「多数の個体が大量に集まっているのに、お互いが、役割分担をきちんとして、あたかも、1つの個体であるように機能して動く事」をいいます。
「蟻や蜂などの昆虫が、複数の個体が、1つの個体のように機能して動いている」とみなされる理由は、例えば、「1匹だけ蟻が外れると、その蟻は、その後に長く生きられません」
要するに、「組織依存度が高すぎる」ほどに、蟻や蜂などの「ハイブ(群れ)」は、「高度情報化文明の塊」のような状態になっていきているわけです。
つまり、「個が多になっても、多が個になっても、即死しやすくなる」わけですが、ちょうどよいバランス均衡に保たれているのが、人類や地球上の生命体の全てが、何十億年もの年月をかけて進化の過程で築き上げた「知恵」のようなものだという事が言えるわけです。
この地球規模の人類や地球上の生命体の全てや森羅万象の全てが何十億年もの年月をかけて進化の過程で築き上げた「知恵」の事を「ガイア理論」といいます。
「ガイア理論」では、「人間、動物、植物など全ての生き物の持つ、知恵、知識といった情報、さらに、天体の運行や自然現象の法則などの無機物の持つ情報」のように、人間以外の情報も、全てひっくるめた概念です。
「動物の持つ知恵」というようなものは、「考える知恵」という意味ではなくて、「共生」関係のように、動物や植物が本能的に持っている知恵も含まれて、それらは、あるいは、遺伝子に組み込まれた情報である可能性があります。
「無機物の持つ情報」が、「天体の運行や自然現象の法則」などのようにして、あたかも何かの知性を持っているように、秩序だった動きや、ふるまいをします。
「宇宙」という単語は英語で書くと、様々な言い方があって、概念的な直接的な意味合いを含めて書くと、(space (空間))、(galaxy (銀河系宇宙を中心にした考え方。例えば、太陽系は、太陽のまわりを惑星がまわっているが、見方を大きくしていくと、銀河という系になって、銀河の中心のまわりを、太陽系全体として、まわっている。しかし、それより大きく見ていくと、宇宙は、「ボイド(泡)」構造になっていて、割と、スカスカである))、(cosmos (秩序だった体系を持つ宇宙))などです。
ここで、最後の(cosmos (秩序だった体系を持つ宇宙))という見方の宇宙観は、それ以外でも使われて、例えば、人体の事を「ミクロの宇宙」なんていう風に翻訳される場合の「宇宙」の英語は、(cosmos)なわけです。
なぜかわかりませんが、宇宙にしても、人体にしても、生態系にしても、天体法則にしても、様々な自然法則にしても、(cosmos)と表現される「秩序だった系」は、たとえ、無機物であっても、なぜか?「知的な秩序だったふるまい」をしていて、まるで、知性を持っているように感じるので、それで、「ガイア理論」や、(cosmos)的な考え方では、何らかの宇宙、地球規模の大きな「神的に感じる知恵」のようなものに遭遇してしまうというわけです。
また、この無機的な物も含めた、「宇宙」自体が持つ知性のようなものは、人間が干渉しようとしても、あたかも意志や知恵を持っているように、ある方向性に導くように、ふるまっていて、その状態になろうとします。
数学では、こういう計算の状態を、「収束」と言います。
「ガイア理論」や、(cosmos)的な考え方の、この無機的な物も含めた、「宇宙」自体が持つ知性のようなものは、例えば、自然法則などですが、その根幹は、「情報」なのか?という命題もあります。
これらは、「宇宙ではじめて生命が誕生した、きっかけ」の出来事を考えるのに、必要な情報かもしれないし、まったくの無関係なのかもしれません。
「自然法則」などの「無機物の持つ情報、知恵的なふるまいをするもの」や、その根幹が「情報」なのか?といった話題が、「攻殻機動隊」なんかのように、「サイボーグ」なんかの無機物の「機械」と、「人」との境目の「人とは何か?」という哲学的命題を考える際には、とても重要になってくるわけです。
結局は、私達、人類は、この「自然法則」という、宇宙全体の持つ「情報、知恵」のようなものの手を借りて、こうやって、パソコンなどを動かす電気を扱っていたりするわけで、そういった、「神的な何か」の恩恵を借りているわけです。
私達は、「自然法則」なんて言っていますが、何で、そんなものがあるのか?の根幹は何もわかっていません。
例えば、重力とか、クーロン力だとか、名前だけは好きに人間が付けれますが、本来ならば、自然のものは、好きに動いていいわけなので、リンゴを落とせば、好きな方向に飛んで行っても自由なはずなのに、なぜか?きちんと、ある宇宙全体の持つ「情報、知恵」のような法則に基づいて動いています。
それで、この宇宙、地球規模の人類や地球上の生命体の全てや森羅万象の全てが何十億年もの年月をかけて進化の過程で築き上げた絶妙なバランスの上に成り立っている「知恵」全体の事を、人類が呼ぶところの「神」という概念になってくるのかもしれません。
自分が書いているのは、人間が「神的なふるまい」をしているように感じる何かが起こる原因の科学的な検証の方なので、どちらかというと、かなり冷めた見方です。
「攻殻機動隊」の方で、草薙素子が「最終的に神になりました」だと、凄く、ださいし、それでは、今まで、「攻殻機動隊」で積み上げてきた「ハードSF」的なものが全部台無しになってしまいます。
草薙素子は、もっと人間的にあらがってほしいです。
エンジニアの方での見方は、わからないものは、みんな「神様のせい」という風に丸投げとか、逃げ出し口実にする事は、ださいのでご法度です。
科学的な可能性がある範疇から書けば、人間や動物などは、バラバラに動いているように感じますが、「ハイブマインド(Hive Mind)」とか、情報因子の「ミーム(meme)」とかを考えると、生態系などの概念以外で、地球や宇宙全体で何らかの「知恵」的なものでつながってまとまって動いている可能性があり、ここら辺の話は、今現在の科学や学問の進展具合では、まだわからない領域の話です。(完全に、無秩序に動く存在が宇宙全体の中にないので。しかも、全部つながっている)
「ハイブマインド(Hive Mind)」が、生物の種を越えて、共生関係のようにつながっている場合に、個体と、集団との境目が曖昧となっていて、集団全体が、あたかも1つの個体のようにふるまっていると考えた場合には、地球や、宇宙全体そのものが、1つの個体的なふるまいをしているというような構造も考えられない事もないという感じの話です。
地球全体や宇宙全体に、おぼろげに広がっている、この地球規模の人類や地球上の生命体の全てや森羅万象の全てが何十億年もの年月をかけて進化の過程で築き上げた絶妙なバランスの上に成り立っている「知恵」全体が「神」的なふるまいをするのは、その微妙な均衡を崩そうとすると、人類も地球上の生物も簡単に絶滅してしまう事から、この「地球規模の知恵」全体が、「神」的なふるまいをしてしまうわけです。
非常に問題な事は、「ガイア理論」を論じる時に、「人間が地球をコントロールしている、コントロールできる」という風に思ってしまう勘違いであって、「人間が関与してしまうと、一気に、全てが崩れ去ってしまう」所に情報のもろさというものがあるわけです。
「自然なまま、あるがままの情報」というものが、ある意味、「宇宙、地球規模の知恵」全体ともいえます。
「自然なままにふるまう情報」というものが、とても難しくて、例えば、人間ならば、「恋をして繁殖をして増えていく」などの自然活動がありますが、同時に、人間は、知恵を獲得してしまっているので、「人間がする様々な故意の活動」も込みで、「宇宙、地球規模の知恵」全体が機能しているのか?という話になるわけですが、現実を見ればわかるように、「人間がする様々な故意の活動」は、地球規模の破壊をもたらす事が多いのも事実です。
個体、複合体、集合体などの話を地球規模や宇宙規模まで、どんどん広げていってしまうと、このように、ぶっとんだわけのわからない話になってしまうので、現在の科学や学問の段階では、まったく手におえない範疇のわからない話です。
ここら辺の話が、「集合知」とかいう話になってきます。

別の似た話に、「集団思考(groupthink)(= グループシンク)」=「集団無知」という事があって、こちらは、「集団が会議などで議論する場合には、多くの場合、集団全体のリスク回避などをしたいという欲求が出るので、正確な判断ができなくなる状況に陥りやすい事。「烏合の衆」の意味」です。(人間が作る「政治」などの社会の事)
とても重要な事は、「集団思考(groupthink)(= グループシンク)」=「集団無知」のように、「必ず、間違う」という論理構造を持ったものが存在している。という事で、「人間は、集団行動をすれば、”必ず、結論を間違えた方を選択する”」事が、すでにわかっている事です。
「集団思考(groupthink)(= グループシンク)」=「集団無知」が起こらないようにするには、「客観的な視点」、「冷静な視点」が必ず必要です。
にも関わらず、「集団思考(groupthink)(= グループシンク)」=「集団無知」の論理構造自体は、「客観的な視点」を排除したがる性質が備わっているので、結果として、「集団で行動している人間は、必ず、間違いの方を選択します」
これは、論理構造の話なので、たとえ、人間でなくても、「数学上の計算や、シミュレーションモデル上」でも再現する事が可能です。

「情報」が多数集まり、個体も多数集まって、「集団」を作る場合には、次のような、いろいろなパターンになります。
(1) 「ハイブマインド(Hive Mind)」(「ハイブ(群れ、群衆)」)(蟻や蜂などのように、「多数の個体が、1つの個体のようにふるまう事」)
(2) 「集合自我(Group Ego)」(複数の個体が1つの自我を共有している状態)(「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd Gig」の世界感)
(3) 「集団思考(groupthink)(= グループシンク)」=「集団無知」(集団は利己状態を作ってしまうので、ほぼ必ず間違った結論しか出さない事)(現実の人間が形成している政治などの社会の事)
(4) 「個人が個人でありながら、尚且つ、同時に、個人が多である」(「高度情報文明社会」=「攻殻機動隊」の元々の世界感で、「S.A.C.」シリーズから先の未来の話)
(5) 「ガイア理論」=「神の領域」(宇宙、地球規模の人類や地球上の生命体の全てや森羅万象の全てが何十億年もの年月をかけて進化の過程で築き上げた絶妙なバランスの上に成り立っている「知恵」全体が「神」的なふるまいをする事。「自然法則」などのように、無機物の持つ「情報、知恵」のようなものが存在している事)

このような感じで、「歌う、VOCALOID」と、「しゃべる、VOICEROID」からの「人工知能」化や、東京オリンピックのパラリンピックがらみで、「歌う、VOCALOID」と、「しゃべる、VOICEROID」などの音声合成技術で、「交通事故、スポーツ事故などで声を失った人のコミュニケーションの補佐をする産業」について考えてみた場合には、今、自分が書いたような事まで、本来、考えてみなければいけないのですが、ここまで書くのは自分位でしょう。それで、前に、今から、100年後とか、1000年後の未来に関係してくる話だという風に書いたわけです。
遺伝子のようにふるまう情報因子の「meme(ミーム)」に関する学問が進展すれば、「攻殻機動隊」の未来の話である結末の方の、「魂は情報因子になるか?そもそも、不可能なのか?」や、「初音ミクを人工知能化した最終的に行き着く先では、魂を持つようになるのか?」という哲学命題にぶつかる話まで行き着くわけです。
普通に考えれば、自分が思うには、「ただのリモート死体にしかならない」とも思うのですが、脳の本質で個人が特定できる内容は、情報の箇所でもあるわけなので、まだまだよくわからないわけです。
脳のシナプス結線構造のようなものを機械的なものに置き換えられる技術が完成したとして、脳の一部を、そのパーツで徐々に置き換えていった場合に、「情報は魂になるか?」という話です。
自分の考え方では、「肉体は、脳とホルモンや神経などが相互にフィードバックし合って指示を相互に出し合い、受け取りあいをしているので、人間は、五体のほとんどの部分が残っていないと性格も感情もどんどん損なわれていき魂的なものも消失してしまう」という考え方です。
例えば、最近のように、「iPS細胞」などの技術が進めば、肉体を肉体で補う事が、どんどん可能になっていきますが、仮に、老化がどんどん進んでいった時に、どんどん肉体の一部分を移植手術で入れ替えていった場合に、脳が老化で萎縮などした部分を補って肉体としての脳を足していったとした場合には、リハビリで記憶や経験などを新しい脳の部分のシナプスにつなぐような事を繰り返していった場合には、最終的には、「徐々に別人になっていく」はずです。
要するに、「iPS細胞」の技術研究が進んでも、不老不死にはならず、「徐々に別人になってしまうだけだろう」という事です。(見た目には、「痴呆になった」ように見えるはず。しかし、内部の細胞は若いので、「別人」、「別人格」として生きる事は可能なはず)
これは、「オリジナルの元の体の欠損率に影響される」はずです。
一方で、最近の科学研究では、「人間や動物などの生きて生活してきた一部の経験の情報が、次の遺伝子に反映されている」例が確認されているので、要するに、「経験や記憶が遺伝する」可能性の事で、これが積み重なる事で、生物は、徐々に進化していくような新しい仮説も出だしています。

「攻殻機動隊」に限らず、今回、自分が書いた内容を掘り下げただけでも、100話以上ストーリーが作れます。
クリエーターが、アニメ制作などで、ネタに詰まったり、考えがまとまらなくなった場合には、次のように、自分で「盛り込みたいイメージ」などを「タグクラウド」のようにして、ノートに書き出して作ってみましょう!

(その他の「攻殻機動隊」で考えられている哲学命題、テーマの「タグクラウド」的なもの)
「共生」、「他者依存」、「スタンドアローン(stand-alone)(孤立単独動作)」、「孤立」、「並列化」、「群れ(群衆)」、「仮想人格」

| VOICEROID | 03:02 | - | - | -
スポンサーサイト
| - | 03:02 | - | - | -