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ヘッドホンの選び方

 最近は、「クリエイターについて」の話題を書いているので、前回は、「目や耳を鍛えよう」という話題を書いたので、ちょうど、自分の使っているヘッドホンが壊れてしまったので、「ヘッドホンの選び方」について書いていこうと思います。
といっても、今回の自分のヘッドホン選びは少し特殊で、「今まで使っていて聴き慣れたヘッドホンに近い音のヘッドホンを探す」という目的なので、今回買ったヘッドホンが別に音質がいいというわけではありません。
また、今回、自分が買ったヘッドホンの目的は、「日常使用用のヘッドホンを買う」です。
ヘッドホンを買う場合には、ヘッドホンは、耳元で直接鳴るので、音の細かいニュアンスが直接出やすいし、音の好みは人それぞれなので、「必ず、店頭やオーディオイベントなどで実際に試聴してから買って下さい」
スピーカーもヘッドホンも、「生の音に、どこまで近づけられるか?」という所が本来の音質の良さなので、できるだけ「生の音の状態を体感しておく」事は、とても大切です。
ここに書いた事は、自分が個人的に気をつけている事を書いて参考にしてもらおうという趣旨なので、音へのこだわりは人それぞれだし、人によって聴く音楽の種類も違うので、音に対して注意するポイントも違うはずなので、それぞれの音楽ジャンルにこだわりのある人の意見も参考にした方がいいです。

(ヘッドホンの種類と目的)
ヘッドホンというものは、単に、「値段の高い製品を買ったから、いい音で鳴る」というわけではなくて、買う前に、「ヘッドホンの使用目的」に合った物を買う必要があります。
場合によっては、いくつかヘッドホンを用意しておいて、用途別に、音の違いを聴き比べて使用する必要がある場合があって、特に、「初音ミク」関連などで、楽曲を制作している人などは、いくつかの特徴の違うヘッドホンを持っておいた方がいいです。

(目的別種類)
(1) 日常使用用のヘッドホン
「日常使用用のヘッドホン」に必要な能力としては、「長時間聴いていても、耳が痛くならない(音圧的な耳の痛さと、物理的に耳を圧迫する痛さがない事)」、「自然な音の広がりがある」、「気軽に扱える」などです。
高級ヘッドホンの多くは、迫力がありすぎて、長時間使うと、かえって疲れる事も多いので、「日常使用用のヘッドホン」は、中級ヘッドホン位が、ちょうどいい事が多いです。(5000円〜20000円程度がいい)
2000円位の安いヘッドホンは、音に腰が無くて、ヒョロヒョロした感じしか出ないので、普通に、テレビをつけて、テレビから聴こえる音と大差ないので、安すぎるヘッドホンは買わない方がいいです。

(2) モニタリングヘッドホン
「モニタリングヘッドホン」は、非常に、特殊なヘッドホンで一般の人は買う事は控えた方がいいものですが、「初音ミク」関連などで、楽曲を制作している人など、「本気で、音楽制作をしている人は、必ず、1つは必要になるヘッドホン」です。
「モニタリングヘッドホン」の特徴は、「解像度や分解能がやたらに高い」ので、「主に、作った音楽のノイズチェックをしたり、音の細かいエフェクト具合を微調整するのに、必ず必要になります」
「音の解像度」というのは、「そこに含まれている音を、バラバラにくっきりと聞える」という音の分離能力に優れたという意味で、最近のヘッドホンの多くは、「モニタリングヘッドホン」でなくても、そこそこ解像度や分解能が高いので、いろいろと細かい含まれている音を分けて聴き取る事は、それなりにできます。((注意)「音の解像度」と「分解能」という言い方は、昔は無かったもので、現在、雑誌のオーディオ評論家や、メーカーカタログや、各個人によって、使われている定義がだいぶ違う「曖昧オーディオ用語」なので注意が必要です。1番下に、まとめて書いてあります)
「そこに含まれている音を、バラバラにくっきりと聞える」というのは、一見、良さそうですが、実は、「音楽の基本は、音のシンフォニー、ハーモニー」といって、もともとの音楽の概念の基本は、ギリシャ神話に出てくるミューズという音楽や芸術の女神達の内容で、ギリシャ語で書くと、ハーモニーは、αρμονία (調和)の意味です。
要するに、音楽というものは、複数の音や、人の心などが1つにまとまって、ちょうど良い具合に「調和させる」という概念で、音楽の場合には、複数の音が「重なり合った時に、綺麗にまとまって調和して聴こえる」事が大切とされます。
しかし、「モニタリングヘッドホン」では、あまりにも解像度や、分解能が高すぎて、「こういった音の調和である、ハーモニーやシンフォニーの音の状態を壊してしまう」ので、「モニタリングヘッドホン」で聴く音楽は、「音のシンフォニー、ハーモニーが、ズタズタになった汚い音に聴こえてしまう」のです。
なので、一般の人が、「心地良い音楽を聴きたい」という目的で買う場合には、「モニタリングヘッドホン」は、絶対にお勧めしません。
しかし、「モニタリングヘッドホン」は、「音楽のプロ」や「テレビ局、ラジオ局」などでは、必ず使用していて、その理由は、「ノイズチェック」なのです。
「モニタリングヘッドホン」位の解像度や、分解能の高さがないと、「プロとして通用するノイズの少ない音」は作れません。
なので、「本気で、音楽を作っている人」などは、ノイズチェックや、そこに含まれている音を全て正確に把握するために、「モニタリングヘッドホン」は、必ず、1本は必要です。
「モニタリングヘッドホン」で、長年、多くのテレビ局が使っていて有名なのは、ソニーの「MDR-CD900ST」ですが、今現在では、いろいろなメーカーが、それぞれ作っているので、いろいろと探してみるといいと思います。
他にも、「モニタリングヘッドホン」をプロが使う用途としては、例えば、DTMなどでは、細かいエフェクト具合を付ける事ができますが、エコーなんかをかける場合には、「どのタイミングから、どの位のエコーの広がりや強さで広がっていくのか?」などの細かいニュアンスの調整を自由にできますが、「モニタリングヘッドホン」を使えば、「その細かいタイミングやニュアンス具合の調整が聴き取れるので精密調整できます」
なので、初音ミクで楽曲を作っている人や、DTMをやっている人や、本気で音楽制作や、音のエフェクト制作、効果音制作などをしている人は、「モニタリングヘッドホン」が必須となるわけです。
効果音制作をしている人は、「音のエフェクトを微調整して付加したりする関係で、ヘッドホンから聞いた時の作った音に変な味付けがされて聞えると、エフェクトの微調整自体がわからなくなってしまうので、それで、中立的に正確な音が再現できるモニタリングヘッドホンが必須なわけです」
一般の音楽を聴くヘッドホンは、「人が聴いていて心地良いように、だいぶ味付けされた音になっています」が、これが、効果音制作などでは、とても邪魔になってしまうわけです。
「モニタリングヘッドホン」で微調整が終わったら、一般的な普通のヘッドホンで聴いてみて、普通の人が聴く場合には、どのように聴こえるのか?チェックします。
なので、ヘッドホンは、いくつか種類の違う物を持っていた方がいいわけです。

(3) 外出時に使うヘッドホン
「外出時に使うヘッドホン」は、「音漏れが少ない」とかがいいのですが、今は、「密閉型ヘッドホン」は、かなり完全に音をシャットアウトしてしまうので、交通事故などがとても危険なので、あまりお勧めできません。

(4) 室内で使うヘッドホン
「室内で使うヘッドホン」では、自宅などで気軽に使う場合には、特に、音漏れを気にする事なく気軽に、いい音で使えるので、「オープンエアー型(開放型)」が、とてもいいです。
また、室内の場合には、多少、大がかりな事もできるので、「コンデンサー型(静電型)ヘッドホン」が圧倒的に綺麗に聴こえますが、かなり特殊なヘッドホンなので、「専用のアンプ」が必要です。
「コンデンサー型(静電型)ヘッドホン」というのは、かなりの電圧をかけないと動かないので、「耳の横に、スピーカーをぶら下げる」ような概念の物です。
何で、「オープンエアー型(開放型)」や、「コンデンサー型(静電型)ヘッドホン」が、自然な音で鳴るのか?というと、ヘッドホンでもスピーカーでも、音の振動板が動きやすくできていないと、振動した時の空気の圧力で、音の振動を抑え込んでしまうので、綺麗な音で鳴らないのですが、「密閉型ヘッドホン」は、空間が密閉されているので、「自然な音の広がり」には、圧倒的に不利なのです。
「オープンエアー型(開放型)」は、音が若干外に漏れやすいのですが、「自然な音の広がり」には有利なので、室内で気軽に、いい音で聴きたい場合には、「オープンエアー型(開放型)」がいいです。
後は、「密閉型ヘッドホン」を、室内使用で使った場合には、現在の密閉型は、ほとんど完全に音をシャットアウトしてしまうので、自宅で、介護していたり、病人がいる場合には、「気が付いたら、介護していた両親などが死んでいた」など、悲惨な状態になってしまうので、絶対に、お勧めしません。
周囲の音を、ほとんど完全にシャットアウトしてしまう「完全密閉型ヘッドホン」は、耳に付けた瞬間に、「コンクリートに囲まれた、とても狭い密室に閉じ込められたような錯覚がある」ので、気持ち良く音楽を聴けずに、自然な音の広がりも少ないので、「コンクリートの狭い部屋に閉じ込められた鳥」のような感じで、「自由に羽ばたけない鳥になった気分」になるので、自分は、まず使いません。
「オープンエアー型(開放型)」が、どれ位、音が漏れるのか?と言うと、「電車などで、隣に座った人には、音楽の歌詞の内容が聴き取れてしまう位」ですが、日常使用の音量では、1mも離れれば、ほとんど聴こえない程度なので、外出時に使うのでなければ、「オープンエアー型(開放型)」がいいです。
実は、スピーカーも、ヘッドホンも、各音楽ごとに、ベストな状態の音量というのは、ほとんどピンポイントの1点位しかありません。
音量が、「音場の再現感ピッタリ」にすると、本当に、コンサートホールなどにいるように感じるのですが、実は、この位の音量は、「実際のコンサートホールと同じ位の音量で聞える」という事なので、かなり大きい音量です。
その音量まで上げた場合には、「オープンエアー型(開放型)」が、どの位、音漏れするのか?というと、同じ部屋にいる人は、音楽がわかる程度です。
「オープンエアー型(開放型)」ヘッドホンは、ほとんどミニスピーカーのような状態のものなので、携帯機のMP3プレイヤーとか、スマートフォンとかで、スピーカーのモードで机とかに置いて鳴らしているのと同じ位、コンサートホールと同じ位の音量で聞えるまで音量を上げた場合には、「オープンエアー型(開放型)」は音漏れします。
ただ、普通は、そこまで音量を上げると、耳が痛くなるので、あまりする人はいないはずです。

(5) クラシックを聴くのに適したヘッドホン
「自然な音の広がり」が必要なので、「オープンエアー型(開放型)」や、「コンデンサー型(静電型)ヘッドホン」がいいですが、「クラシックを聴くのに適したヘッドホン」の場合には、インピーダンスという所を見ましょう。
クラシックの場合には、ピアニッシモのような、とても小さな音を、ノイズを少なく聴き取れる能力が必要なのですが、インピーダンスが高いというのは、「ノイズに強い」ので、とても小さいピアニッシモの時に綺麗に聴き取れます。
一方で、「インピーダンスの高いヘッドホン」というのは、「ノイズだけでなくて、全体的に、音が小さくなってしまう」ので、「ヘッドホンアンプ」や「アンプ」は、必ず必須です。
テレビでも、MP3プレイヤーなどでも、「ボリュームは最大で使うと、音は必ず歪んでしまうので、できるだけ中位のボリュームで使いたい」ので、そうやって、「再生する側が、音が歪まない程度のボリューム」にしてから、「ヘッドホンアンプ」や「アンプ」で、音を上げます。
基本的に、ピアニッシモなどの時の音は、デジタル波形では、デジタルのギザギザの数が少なすぎて、きちんと再現できないので、「DAC (D/Aコンバーター)(Digital to Analog Converter)」が必要になります。
「DAC」は、デジタルから、アナログに変換する際の方式や、計算などで、音の特徴が、若干変わるので、これも、好みで選ぶ必要があります。
インピーダンスで気をつけてほしい事は、「インピーダンスが高ければ、とても静かなピアニッシモの曲調の時でも、サーとか、ジーとかいう感じの電気ノイズ的なものは吸収してくれます」が、インピーダンスが高くなるにつれて、全体の音は小さく聴こえるようになります。
全体の音が小さく聴こえるようになると、先程書いたように、テレビなどの元の音量を上げないといけませんが、これが、ある一定を超えるラインから、「音が歪み始める、音が割れやすくなる」のですが、この時に、「クラシックでは、ピアニッシモの静かな曲調から、いきなり強烈に強い曲調などに変化するように、静かな時と、強い音の幅が、一般の音楽よりも、滅茶苦茶広いです」
これが悪さをして、インピーダンス分、音量を大きめにして、「音が歪みやすく、割れやすく」なっている所に、いきなり、クラシックの強い曲調の大音量が入る事になるので、「さらに、音が歪みやすく、割れやすい」という状況に陥ってしまうのです。
このクラシックのピアニッシモの曲調から、強い曲調の全てを、「音の歪みなく、音が割れる事もなく入れる」事は、とても狭い範囲でしか残されていません。
そういったわけで、高級ヘッドホンでインピーダンスの高いものを使って、ピアニッシモから考えてやるよりも、中級ヘッドホンで、ピアニッシモのノイズは犠牲にしてやった方が、気軽に、いい音になりやすいです。(全体の音楽が、音が割れたり歪んだりしないで綺麗に聴こえやすい)
高級ヘッドホンでやるのは、かなり熟練していないと、なかなか綺麗に全部の音を再現する事は困難なのです。
音が割れたり、歪んだりしだすと、音が完全に割れたりしていなくても、「何か、音が垢抜けないというか、はっきりしない、スッキリしない音楽に聴こえます」
なので、少し、音が割れたり、歪んだりする、だいぶ前の余力分が必要になります。

(6) 映画をメインに使うヘッドホン
映画の場合には、「映画館のような迫力のある音(スーパーウーハー的な重低音など)」が再現できるか?、「自然な音の広がり」などが必要ですが、基本的に、室内で大画面で映画を見るような事が多いので、「オープンエアー型(開放型)」が「自然な音の広がり」があっていいです。
「映画館のような迫力のある音」は、「スーパーウーハー的な重低音の再現ができる」などは、映画1本を迫力ある環境で堪能したい場合にはいいのですが、日常使用用だと、けっこう疲れる事が多いです。
日常使用用が必要な場合は、「そこそこいい音で鳴って、耳が疲れない程度」がちょうどいいです。
映画をメインに使うヘッドホンで、「映画館のような迫力のある音(スーパーウーハー的な重低音など)」が再現できるヘッドホンを探している場合には、お気軽に使うならば、「MDR-MA300(ソニー)4935円」で、こだわるならば、「MDR-MA900(ソニー)30975円」辺りが、けっこう、映画館そっくりの音で鳴ります。(どちらかと言えば、「ターミネーター2」的な映画の音の迫力に適した雰囲気だが、人によっては、迫力がありすぎて、怖くなって見るのをやめるレベルかも)
「MDR-MA900(ソニー)」は、標準価格は、けっこうしますが、実売は、15000円位なので、お手頃で、コストパフォーマンスがいいと思います。

(7) 一般的な音楽を聴くヘッドホン
一般的な音楽を聴くヘッドホンの場合には、中高音域が小さすぎるヘッドホンだと、ボーカルが聴こえません。
先程のような「映画館のような迫力ある重低音が出る」ヘッドホンは、音のマスキング効果というものがあって、「強い音が出ていると、他をマスキングしてしまって、他の音があまり聴こえなくなってしまいます」
ですから、「バランス良く、全ての音域の、高音、中音、低音域が出る」、「自然な音の広がりがある」事が大切です。
最近は、「重低音が出る」とかいうタイプのヘッドホンが多いですが、マスキング効果が強く出て、肝心なボーカルが聴こえなくなったり、このマスキング効果が出たり消えたりしやすい音楽のポイントとなる、重低音が出たり消えたりした瞬間に、「ボーカルなどの中音域の音などが、ボワンボワンと、大きくなったり小さく聴こえたり、変な音圧の流れが出やすくなる」ので、とても変に聴こえるので、重低音が出るタイプのヘッドホンはお勧めしません。
安いヘッドホンの場合には、「人間の耳は、高音と、低音が聞き辛い」という特徴があるので、「高音と低音だけ、強引に持ち上げた、いわゆる、ドンシャリ型の音になるヘッドホンは、音楽を聴くのには最悪なので、お勧めしません」
昔のソニーのMDの圧縮方式が、残念ながら、「ドンシャリ型」なので、MDで記録してあるものは、聴かない方が、耳を鍛える為にはよく、できるだけ、「バランス良く、全ての音域の、高音、中音、低音域が出る」というものを聴き続けた方がいいです。
「音の解像度」、「分解能」の高さなどは、一般的な音楽を聴く場合には、前に書いた「音の調和である、ハーモニーやシンフォニーという音楽の基本の状態が生まれづらい」ので、「音の調和が乱されたズタズタで、バラバラに音が鳴っているように聴こえる」ので、「音の解像度」、「分解能」が高すぎるヘッドホンは、「心地良く感じる音楽として聴けません」
むしろ、昔のように、それほど、「音の解像度」、「分解能」が高くなく、「うまい具合に、音が調和して聴こえて、ハーモニーやシンフォニーという音楽の基本の状態が再現できた方が、聴いていて心地良い音楽が鳴ります」
昔の時代には、ヘッドホンや、スピーカーの設計は、実際に人が聴いて「心地良く感じる」ように設計されていたのですが、最近では、「音波や波形を計測する」事に主眼が行き過ぎていて、「心地良く聴こえる」ヘッドホンなどは、かなり少ないです。
要するに、エアコンの設計でいえば、「体感温度で設計する」事と、「温度計で設計する」事の違いのようなエンジニアリングの設計の間違いの違いが起きてしまっています。
最近のヘッドホンのように、「音の解像度」、「分解能」が高めだと、どのように聴こえるのか?というと、「ハーモニーやシンフォニーという音楽の基本の音の調和の状態が起こらない」ので、例えば、「ある音楽の中で、いきなり、小学生や、中学生などが、カンペンなどでカンカン叩いたような感じで、そこだけ、音楽の中から分離して聴こえて、とても不自然な違和感のある”音に調和(ハーモニー)がない”演奏として聴こえて、耳障りになる音楽として聴こえます。解像度や分解能が高いと、それぞれの楽器が、バラバラな中学生が叩いているような不自然な調和の無いバラバラに分離して聴こえて、とてもよくないです」
そういったわけで、「一般的な音楽を聴くヘッドホン」の場合には、「音の解像度」や「分解能」は、それほど高くなく、むしろ、「解像度が低くて、音が全体的に調和してくれる」方が、心地良い音楽が鳴るヘッドホンです。
最近、「高級ヘッドホンを買ったのに、何か、違和感がある。とか、むしろ、昔の方が綺麗に音楽が聴こえていて良かった」と感じる人が多いのは、ここら辺が原因です。
後は、聴く人それぞれの音楽の好みで、全然、選ぶヘッドホンやスピーカーは変わるので、例えば、「ロック」と「クラシック」では全然違うし、「ドラム」なんかが、心地良く鳴るものも違います。
「ドラム」が心地良く鳴るには、「ドラムを打った瞬間に音が鳴って、小気味よく、音が消えた瞬間に消えてくれる」事なのですが、その為には、「密閉型」ヘッドホンのように、振動版が、空気が密閉されている関係で、空気の圧力ができてしまう分、密閉型ヘッドホンは、「ドラムの音が消えた瞬間」の後に、若干のタイムラグとかができてしまって、ボワンボワンしがちなので、「ドラムが心地良く鳴りません」
解像度や分解能が高いと、ドラムはスピード感があって心地良く鳴りますが、前に書いた通り、「ドラムだけ浮いている演奏」や、「小学生や中学生が、バラバラに楽器を演奏しているように聴こえる」ので、全体の音楽として聴くと、かなり変に分離した感じに聴こえるので注意しましょう。

(自分が今回買ったヘッドホン)
今回の自分の目的は、「聴き慣れていたヘッドホンに近いものを探す」なので、これが、思った以上に大変でした。
「いい音で鳴る」のは、けっこうあるのですが、「聴き慣れていた好みの音に近い音で鳴る」のは、なかなか見つからなかったのです。
まず、自分が長年使い続けていて、今回壊れてしまったヘッドホンは、「MDR-CD570(ソニー)」で、頑丈だったので、15年以上使っていたのですが、ついに、ケーブルが内部で断線してしまったようで、音が途切れてしまうようになってしまったので、これに似た音質のヘッドホンを探す事にしました。

(「MDR-CD570(ソニー)」の特徴)
「MDR-CD570(ソニー)」は、中級ヘッドホンで、価格は、7700円でしたが、当時、自分が組んでいた20万円位の単品コンポと、ほとんど同じ音で鳴ったので、気に入って、ずっと使い続けていたヘッドホンです。

(「MDR-CD570(ソニー)」のスペック)
密閉ダイナミック型
振動板 40丱鼻璽犒
インピーダンス 40Ω
再生周波数帯域 5〜30000Hz
許容入力 500mW
感度 106dB/mW

「密閉ダイナミック型」なのですが、20年位前に発売された機種なので、今ほど、密閉感がなくて、外の音も聞こえるので、荷物が届いたり、電話が鳴ってもわかるので、「日常使用用のヘッドホン」として、とても使いやすかったです。
音の特徴は、
・「音の自然な広がりがある」
・「高音、中音域が綺麗」
・「長時間聴いていても、耳が痛くならない」
・「ゲームなど、少しアタック感の強いパンチの効いた音が綺麗に出るが、8時間とか、長時間ゲームプレイしても、まったく耳が痛くならない」
・「頭に載せただけで、自然な位置にくる気軽に使えるヘッドホン」
とか、今からすると、奇跡のようなヘッドホンで、これの替えになるヘッドホンが、全然見つからなかったのです。
自分の場合には、ゲーマーなので、「長時間ゲームでも、耳が全く痛くならない」、「深夜アニメを気軽に高音質で見れる」とかいう用途が主な物です。

(昔、自分が使っていた単品コンポの組み合わせ)
・AVアンプ(AVX-1000DSP (YAMAHA))(138000円)(発売1993年)
・スピーカー(LS-11EX (ケンウッド))(60000円)
(コンパクトサイズなのに、パワフル。当時は、スピーカーは大型でないと基本的には、低音は物理的に出ないので大型スピーカーの時代でしたが、当時の大型スピーカーは高さが1m位あって部屋に置けない規模でしたが、これは、ブックシェルフ型といって、本棚に入る中位のサイズなのに、パワフルな音が出ました。スピーカーは、本棚に入れると、不自然な共鳴などが起こるので、本棚に入れて使用してはいけません)
・スピーカーケーブル(アートリンク(ART LINK)シリーズ AT6S40(オーディオテクニカ))(1mで、1900円)(発売1992年)(音にスピード感があり、パワフル)
・オーディオケーブル(ストレスフリーケーブル 6N-A2050 (ACROTEC))(音のスピード感が半端無い)

という感じで、かなりのゲーマー仕様で、ロック的なパワフルな音が出るように組んでいきました。
この時の1番のお気に入りだったのは、オーディオケーブルの(6N-A2050 (ACROTEC))で、物凄くスピード感の出る音が出ました。
この自分の組み方は、かなり個性的な音のはずで、とにかく、「パワフル、音のスピード感が半端無い」という感じで、ゲーム仕様で、ゲームをするのに心地良い設定です。
この組み方の基準になったのは、まず、AVアンプを、各ゲーム機をたくさんつないだセレクター的に使っていたのが最初です。(しかし、映像ケーブルと音のケーブルは、ノイズ的に相性最悪なので、最終的には、セレクター的な使い方はやめた)
次に、最終的には、「ダライアス外伝」と「Gダライアス」の音楽が、無理なく、きちんと鳴る事が当時の最後の目標でした。
ゲームミュージックというのは、「ただのゲーム」的にしか思われないのですが、当時は、初代ファミコン型のスプライトでキャラクターを動かしていたタイプのハードの最終形態で、この後に、ポリゴンの時代になってしまうのですが、その最後に、アーケードゲームでできた基板が、「ダライアス外伝」や「XEXEX」の時代だったのですが、今から思えば、当時のゲームセンターの基板というのは、「専用音源」を載せている豪華な物だったのです。
それで、この「ダライアス外伝」、「Gダライアス」なんかの音は、普通のコンポでは、完全に再現できない特殊なものだったので、えらい苦労をして、自分が組んだのが、この結果となって、とてもいい出来で、無理な負荷もなく、完全に音が再現できます。
クラシック専門で、単品コンポを組んでいる人でも、なかなか、「ダライアス外伝」、「Gダライアス」の音が、無理な負荷なく完全再現できる事は、かなり難しいはずです。
決め手となったのは、オーディオケーブルの(6N-A2050(ACROTEC))で、これをつなげば、きちんと組んでいる単品コンポの場合には、「ダライアス外伝」、「Gダライアス」がきちんと再現できて鳴ります。
また、これで、クラシックを聴いた場合には、「音のスピード感が、桁違いに早い」ので、「とても緊迫感、緊張感のある演奏」の雰囲気に聴こえて、背筋を伸ばすようなクラシックコンサートに行った気分になります。
当時は、アナログの時代だったので、アナログは、頑張らないと、全然、音質も画質も上がらない時代だったので、かえって良くて、いろいろと審美眼が鍛えられました。
この単品コンポの組みの音に、「MDR-CD570(ソニー)」の音は、だいぶ似ていて、聴き慣れていて、気に入っていたヘッドホンだったわけです。

それで、いろいろと試聴して、結局新しく買ったヘッドホンは、「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」でした。

(「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」のスペック)
買った値段 6980円
オープンエアーダイナミック型
ドライバー 53
インピーダンス 48Ω
再生周波数帯域 5〜25000Hz
許容入力 500mW
出力音圧レベル 100dB/mW

今売っている、そこそこいいヘッドホンの多くは、ヘッドホンアンプが無いと、中高音域の音量が、だいぶ小さくて、肝心な、ボーカルの中音域が、あまり聴き取れないものが多かったのですが、試聴できた中で、アンプなしで気軽に使えて、唯一、高音、中音、低音の全てが、バランス良く聴き取れたのは、「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」だけだったので、これを買いました。
音の雰囲気は、「MDR-CD570(ソニー)」に似ている感じですが、70%位似ている程度です。
1番似ている点は、「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」も、頭に載せただけで、自然にいい位置にくるし、物理的に耳を圧迫しないので痛くないので、日常使用用ヘッドホンで、とても気軽に使える事です。
「MDR-CD570(ソニー)」の方が、全体的に、聴き心地がよくバランスのいい音が鳴りますが、スペック的には、「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」の方が、「音の解像度」や、「分解能」は高いです。
「音の解像度」や、「分解能」が高すぎると、「耳障りな音」になりがちですが、「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」は、度を越えて解像度が高いわけではないので、「MDR-CD570(ソニー)」が、少し解像度が高くなった雰囲気です。
ただ、音の解像度が上がると、「元の音源の状態が正確にわかるようになる」ので、例えば、昔のアーケードゲームとかは、筐体の位置に、スピーカーが取り付けられてある関係で、昔のゲームミュージックなんかを聴くと、昔は聴き取れなかったような違いが聴き分けられるので、「変な位置から極端に強い音がいきなり鳴っている」など、だいぶ不自然な現象が起こるので、むしろ、「解像度」や「分解能」は、かなり低い方が自然な雰囲気になります。
ただ、よくない点としては、「音圧的な耳が痛くなるヘッドホン」なので、2時間が限界で、それ以上使うと、たぶん難聴になってしまう位、かなり耳が痛くなります。(自分は音量はあまり上げないが)
もともと、自分が長年使っていた、「MDR-CD570(ソニー)」が、ゲーム用で、けっこう、パンチの効いた音が出ていたので、それに似た音質を探すと、こういう結果になってしまうようで、なぜ?「MDR-CD570(ソニー)」は、「8時間とか、ほとんど連続で使用していても、全く耳が痛くならなかったのか?」など、けっこう、「MDR-CD570(ソニー)」は、日常使用用のヘッドホンとしては、凄かったんだなぁと実感しました。
「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」は、エージング期間は、普通に日常使用して、1週間位から音が変わりはじめて、2ヶ月位で、だいぶ自然な音の広がりになります。
エージングが進むと、無理な振動板の硬い反発が無くなってくるので、若干、耳の音圧的な痛さは減ります。
今、聴いた中では、昔のゲームの「蒼穹紅蓮隊(1面と2面の曲)」だけは唯一、「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」の方が綺麗に聴こえますが、他のほとんど全ては、「MDR-CD570(ソニー)」の方が綺麗に聴こえます。
長時間聴かないのであれば、「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」も、けっこうバランスがよく、自然な音の広がりもあって、いい音で鳴るので、自分は気に入って使っています。
古いヘッドホンが壊れて、「聴きなれていた音が、この世から消える」と、けっこう悲しいものですが、似た雰囲気の音で鳴るヘッドホンが見つかってよかったです。

(エージングについて)
エージングというのは、スピーカーや、ヘッドホンというのは、振動板が自由に動いた方が自然な音が再現されるのですが、買ったばかりの状態では、振動板が、まだ硬いので、本調子が出ないので、少し音を出して使う必要があるのです。
要するに、振動板の「ヘタレ」具合の事ですが、エンジンが温まるような感じの事です。
音を出すという事は、空気に音波が伝わっていく事なので、理想の振動板としては、空気のような状態がいいのですが、物質的な物がある以上、限界があって、振動板は「ヘタレ」具合が進むほど、自由に動けるようになるので、空気に近くなっていいのですが、一方で、「ヘタレ」が進むと、「音にパンチがなくなる」、「まろやかになる」という感じです。
基本的に、クラシックなどを聴く場合には、「音がまろやか」とか「しっとりとした音」の方が、自然に聴こえていいので、けっこうヘタレたスピーカーや、ヘッドホンの方が、しっくりきます。
エージングが少なく、「ヘタレ」が少ない状態だと、振動板が急に反発したりして、「キンキンした音になる」とかしやすいわけです。
10年以上使っているスピーカーや、ヘッドホンでは、「音がとてもまろやかになっているので、聴きやすい」事が多いです。
基本的に、「ヘタレ」るという事は、老化していく(エージング)という事なので、あまり進まない方がいいような気もしますが、日常で使用している場合には、20年位使っていても、それほど気にならない程度なので、エージングで劣化し過ぎる事は、あまり気にしないで使って大丈夫です。
音楽などの業界の用語では、「エージング(熟成する)」のような意味合いで使われます。
今回の場合には、「クリエイターの耳を鍛えよう」というテーマで書いていたので、エージングでは、買ってすぐに、大きめな音で、自分では聴かないで放っておく方法もありますが、「日常で普通に使用していって、どのように、エージングが進んで音に変化が出ていくのか?について、聴き取ってみるトレーニングをする」事をお勧めします。
2ヶ月位、日常使用のエージングで変化していく様子がわかったら、少し大きめな音量にして、自分では聴かないで、CD1枚分位を、ヘッドホンに聞かせる方法で、エージングをしてみましょう。
基本的に、エージングの具合は、「ヘッドホンに流した音楽の特徴に似たものから、ヘタレ具合が進むので、音質が良くなります」
要するに、ロックならロックの、クラシックならクラシックの音域の特徴があるので、ロックをよく聴く人は、「ドラムなんかの音のエージングが先に進むので、自分が聞いている音楽から先に、いい音になる特徴があります」
なので、ヘッドホンに聞かせる音楽は、「できるだけ、いろいろな特徴の違う音楽を流した方が、バランスよくエージングが進みます」
いろいろやって、細かい音の変化が少しずつわかってくると、「モニタリングヘッドホン」を使って、とても細かい微調整をしながら、音楽制作などができるようになる耳になってきます。

(高級ヘッドホンを買ったのに、いい音で鳴らない場合)
高級ヘッドホンを買ったのに、いい音で鳴らない場合には、いくつか原因があります。
基本的には、「聴きなれている音」が1番綺麗に聴こえる錯覚があるので、しばらく聴き続けて、新しいヘッドホンや、スピーカーの音の雰囲気に、耳が慣れてくると、実は、けっこう綺麗に聴こえる事があります。
特に、買い替えの場合には、聴きなれている音に耳が慣れてしまっているので、古い方がよかったなぁと感じる事も多いですが、実は、新しい方が、当然、それだけの年月分の技術推進があるので、本当のスペックも音質も数段上の事があります。
こうした錯覚には注意をしましょう。
次に書く事は、きちんと原因がある場合です。

(1) 音が小さく感じる
高級ヘッドホンの多くは、クラシックなどで、ピアニッシモの所で綺麗に聴こえるようにするために、低ノイズにするために、インピーダンスが高めになっています。
なので、音量は、かなり上げないと、聴きたい音量にならない事が多いです。
しかし、テレビなどのボリュームは、音量を全開に近い状態で使うと、音が歪みます。
なので、基本的には、ヘッドホンアンプか、アンプが必要になります。
音が歪まないように、テレビなどの再生する側の音量は、中位にして、後は、アンプで音を上げるようにします。
ただ、アンプが無くても、普通に鳴るために、「ヘッドホンアンプ必須」などの表記は載っていない事が多いです。

(2) 音がキンキンなど特定の音だけ分離して耳障りに感じる
これは、モニタリングヘッドホンなど、音の解像度や分解能が高すぎるヘッドホンを使った場合です。
モニタリングヘッドホンは、「通常の音楽を心地良く聴く目的で作られていなくて、主に、プロのプロデューサーなどがノイズチェックをしたり音の微調整の為に使う物」なので、一般の人が音楽を聴く場合に買うのはやめましょう。
また、最近のヘッドホンの多くは、音の解像度や分解能が、だいぶ高めに作られています。
どうしても、そのヘッドホンを使いたい場合には、「エージングが進む」と、若干だけ、耳障りな音の感じは減ります。
他の1番の原因は、「DAC」を使っていない事です。
解像度や分解能が高いヘッドホンは、「直接の入ってきた音を、正確に再現できる」ので、「デジタルデータのように、ギザギザが多いデータで、物凄く小さい音などは、デジタルデータ部分が少なすぎて、ガタガタのデジタルな矩形波に近い状態に、アナログ化されてしまっています」
これが原因で、解像度の高いヘッドホンでは、そのデジタル的なガタガタなアナログ波形を、そのまま忠実に再現してしまうために、「特定の音だけ、キンキンしたり耳障りになる」現象が起こります。(要するに、パチッという感じで、いきなり矩形波に音が持ち上がって、はじけたような音になってしまったりしている事が多い)
いい「DAC」を使えば、物凄く小さい音などで、デジタルデータ部分が少なくても、かなり滑らかな状態に再現してくれますので、うまくいけば、耳障り感は、だいぶ減らす事はできます。
しかし、「DAC」の仕組みや、計算の仕方で、音のクセが変わってしまうので、どの「DAC」を使えば、自分の好みの音に近くなるのか?は、各個人で好みの音が違うので、自分で聴いていろいろと試してみるしかありません。

(3) 中音域が聴こえづらい、ボーカルが、とても小さくしか聴こえない
これは、マスキング効果の影響で、「重低音」重視のヘッドホンや、安いヘッドホンで、「高音と低音だけ持ち上げてある、ドンシャリとした音の聞こえ方をするもの」を使ってしまうと、そうなります。
ドンシャリというのは、そのまま音の擬音語で、「ドン(低音)」、「シャリ(高音)(ヘッドホンから漏れる高音が、シャリシャリ聴こえるから)」で昔から使われていますが、理由は、「人間の耳は、高音と低音が聞こえづらい特性から、一時期のメーカーが、高音と低音を強引に持ち上げたヘッドホンを作った時期があって、その音を聴いた人が、ドンシャリと歪んだ音がすると表現する事が多かったからです」
残念ながら、今でも、ドンシャリ型のヘッドホンが作られているままですが、これは、イレギュラーな方法で、正確な音楽が聴けなくなるし、耳に変なクセがついてしまうので、審美眼的な耳を鍛えたい人は、ドンシャリ型のヘッドホンは、絶対に使ってはいけません。
マスキング効果というのは、「強い音が鳴っていると、他の音が聴こえ辛くなる事」ですが、これの特徴は、「実際の音の波形的には、他の音も出ているので、人間の耳に聴こえる時の錯覚のたぐいである」事です。
なので、エンジニアリングの失敗設計の事なのですが、要するに、「エアコンの設計で、体感温度を無視して温度計の数値だけで作ったら、熱中症患者が大量に出た」というような設計ミスが起きているという事ですが、残念ながら、最近のオーディオメーカーの設計は、「人間の体感」を無視して、「波形の数値のみを見て設計している」失敗をしてしまっている事が多いので、「聴いても心地良く無い」というものが多くなってしまっています。
わかりやすい例で書けば、マスキング効果では、重低音重視のヘッドホンで「低音が出たり消えたりする音楽などの場合に、マスキング効果が非常に悪さをして、中音域のボーカルなどの音量が、ボワンボワンと大きくなったり小さくなったり、変に聴こえる事があります」
要するに、本来のエンジニアリングの設計では、こうした変な「体感的な錯覚が起こらない」ように、うまくバランスを考えて、「高音、中音、低音域」のバランスに設計しないと失敗なのです。
さらに、変な設計を考えたがる人は、マスキング効果で、中音域が大きくなったり、小さくなったり錯覚が起きるのならば、逆算して、強引に、錯覚分を中音域に加算、減算すればよいとか無茶苦茶な事をしてしまうと、人間の耳の特性は人それぞれバラバラなので、よけいに変になってしまいます。
要するに、「高音、中音、低音域」のバランスを適正に設計する事が大事なわけです。

(4) 音に腰がない
「音に腰がなくて、ヒョロヒョロした音に聴こえる」のは、MP3プレイヤーとか、スマートフォンとかから聴いている場合です。
基本的に、高級ヘッドホンなどは、CD以上の音質でないと、あまり本領を発揮できません。
また、携帯機のバッテリーなどのように、弱い電気でも、ほとんど本領を発揮できません。
他の原因では、「無線型ヘッドホンを買ってしまった」とかいう場合で、「無線型ヘッドホン」は、圧倒的に音質が下がってしまうので、「ケーブル接続方式のヘッドホン」を買いましょう。

(曖昧なオーディオ用語の意味)
まず、「オーディオ用語」の中でも、「オーディオ評論家の表現」とか曖昧な用語がけっこうあります。
もともと、「音」に関する事を、「文字」で表現するわけなので、いろいろと無理があって、けっこうアバウトで曖昧な所もあるので、難しい所です。
オーディオ用語は、「定位」とか正確に定義できる用語も多いですが、ここでは、最近使われているような曖昧な表現について書いていきますが、けっこうバラバラに使われている状況なので、とても曖昧だという事は把握しておきましょう。
以下に書くのは、「最近使われている曖昧なオーディオ表現の観察や考察」程度のものと考えて読んでください。

・「音の解像度(解像感)が高い」、「音の分離感がよい」、「分解能が高い」
「音の解像度が高い」、「分解能が高い」のこの2つは、昔は無かった表現で、使い方が人それぞれバラバラな状況です。
しかしながら、最近のメーカーのヘッドホンや、スピーカーのカタログには、「音の解像度が高い」、「分解能が高い」と普通に使っています。
また、オーディオ雑誌の記事でも普通に使っています。
この2つを、まったく同じ意味で使っている事もあるし、区別して使っている事もあります。
もともとは、オーディオマニアが、「モニタリングヘッドホンって何?」とかいう質問の時に、「普通のヘッドホンよりも、解像度や分解能が高いヘッドホン」とか説明で使ったりしていたようですが、感覚的な使い方なので曖昧です。
大体は、次のような感じで、ニュアンス的には、例えば、何かの楽曲があった場合には、「同時に、いろいろな楽器が鳴っています」が、そういった、いくつもの音が同時に鳴っていても、きちんと何の楽器が鳴っているのか?などを判別して聴き分けられるという意味です。
これらの単語には、次の意味が含まれる事が多いですが、

(1) 「音楽を収録した元の音の場所で、音楽が鳴っている空間全体の中から、それぞれの楽器やノイズの位置などが、きちんと特定して判別できる能力。何の楽器が鳴っているか?とかの判別だけではなくて、楽器の数や位置以外に、どこでノイズが鳴ったか?まで聴き取れる目的で使うのが、モニタリングヘッドホンです。通常は、マスキング効果で、演奏中の背後の音は、普通のスピーカーやヘッドホンでは聴き分けられませんが、例えば、演奏中の背後の遠くで、踏み切りや自動車の音が鳴っているとか、そういうノイズまで聴き取れます。要するに、その音の中に含まれている全ての音を、聴き分けられて判別できるという事です」

(2) 「例えば、ある楽器では、特に、アナログの楽器の場合には、手の力の入れ具合で、とても微妙な音の違いが出ますが、こういった1つの音から、その違いの細かさを聴き分けられる能力。例えば、ギターで、ドの音が出ている事しかわからない事と、微妙に変化した事をきちんと聴き分けられる事が違うという感じです」

ただ、「分解能」の方は、「DAコンバーター」などの設計者のエンジニアリングの方で使われていた用語のようで、「アナログ-デジタル変換」、「デジタル-アナログ変換」をするという事は、アナログの元の音源の本物の音があって、それを、サンプリングでデジタル化してから、また、アナログに戻して聴いているわけですが、この「アナログ→デジタル→アナログ」に戻した時に、本当の元の音に含まれていた音が、デジタル→アナログ変換後に、どこまで、細かく検出できるか?という事を、エンジニアリングでは「分解能」といっているようです。
エンジニアリングの場合には、例えば、24ビットを使えば、何Vまでが判別可能なので、24ビットの方が分解能が高いとかそういう書き方です。

最近のオーディオ雑誌では、(1)と(2)を含めて、「音の解像度(解像感)が高い」と書いている事が多いです。
(1)と(2)は、そもそも同じような能力なので、片方を上げると、もう片方も自然と上がってしまう事が多いわけですが、人によっては、(1)の能力と、(2)の能力は、別の単語で区別するべきと考える人もいます。
それで、(2)の方を、「分解能」と分けて表現している人もいますが、「分解能」を(1)の意味で使っている人もいて、バラバラです。
メーカーカタログなどでは、「分解能」は、「微小な小さな音やニュアンスの検知限界」と書いてある事があります。
要するに、「聴いている波形の細かな波の具合の変化を、どこまで細かく聴き取れるか?」を「分解能」と表現している事があります。
「分解能」の方だけで、(1)と(2)を含めて書いてある事があります。
この「音の解像度」と「分解能」という単語の定義は、バラバラに使われている状況で、オーディオ雑誌やメーカーカタログなどでも、使われている時期によって、表現に含まれている意味が変化している状況なので、とても曖昧な状態です。
昔のオーディオ雑誌では、この「音の解像度」と「分解能」は、(1)でも(2)でもない別の事を指して使っていた事があります。(オーディオ雑誌でも時期によって、どんどん変化している。今現在は、メーカーカタログの影響などで、(1),(2)の使われ方が多くなっている)
例えば、「分解能」を「聴いている波形の細かな波の具合の変化を、どこまで細かく聴き取れるか?」という意味で使った場合には、その結果として、「解像度」=「音の中から含まれている楽器やノイズの種類を分離して判別できる」事が起こるので、結果的に、同じ事を意味している状態になってしまっているのかもしれない。とか、いろいろな意見があります。
要するに、「オーディオ雑誌のオーディオ評論家」、「メーカーのエンジニア」、「オーディオマニアの一般の人が表現した内容」が、それぞれ、バラバラに使っている状況です。

・「音の立ち上がりが早い」、「アタック感がある」
主に、ドラムなんかの場合には、「実際に、ドラムの音を叩く瞬間」と、「スピーカー、ヘッドホンなどで再現されて聴こえる瞬間」には、振動板の物理的な原因で、タイムラグが生じてしまいます。
スピーカーや、ヘッドホンの振動板は、電圧がかかってから動いて、しかも、振動板の特徴で、ボワンボワンとゆれています。
「音の立ち上がりが早い」、「アタック感がある」という状態は、「実際に、ドラムを叩いた瞬間」に近い位、早くスピーカー、ヘッドホンなどで再現されて聴こえると、タイムラグが小さいので、心地良いドラムの音となって、「アタック感がある」とか書かれるわけです。

・「音にスピード感がある」、「音に切れがある」、「音の抜けがいい」
これは、「音の立ち上がりが早い」、「アタック感がある」の逆側で、「ドラムなんかの音が発生して終わる時」の方の早さで、スピーカーや、ヘッドホンの振動板は、ボワンボワンと揺れていますから、これが、きっちりと止まってくれないと、「ボワンボワンして締まりの無いドラムに聴こえる」わけです。
実際に、ドラムを叩いた瞬間に近い状態で、タイムラグが少なく音が始まって、スピーカーの物理的な特性で、ボワンボワンと揺れている時の状態が短くて、きちんと、音の終わりが表現できている事の2つが、きちんと再現できていれば、「音にスピード感がある」と表現されます。
「音に切れがある」、「音の抜けがいい」の2つは、「音の終わり際が、スピーカーの振動板がボワンボワンといつまでも揺れておらず、きちんと早く終わる」事です。

(エージング安定期後の感想)(2016年1月20日追記)
買ったヘッドホンの「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」も、1年位使って、エージングが安定した音質になってきたので、このヘッドホンのエージング後の音質について追記しました。
自分の使用環境は、ほぼ毎日、2時間位常に、ヘッドホンで音を流して聴いているような位のエージングです。
買ってすぐと、年間に数回位、エージングを進ませる為に、若干音量を大きめにして使った事はあります。
まず、買った直後は、振動版が硬くて無理な反発があったので、連続で、聴いて1時間30分位から耳が痛く感じるので難聴の心配をしていたのですが、エージングが安定期まで進んだ現在では、難聴の心配は無くなって、ほぼ毎日2時間位、1年間使ってきましたが、耳が痛く感じる事はなくなりました。
エージング後は、音の傾向が若干変わって、ヘッドホンの場合には、日常使用してエージングの安定期に入った時の音質の傾向が、本当の、そのヘッドホンの音の傾向です。

(「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」のエージング後の音の傾向)
再現度を、100点満点で書いていくと(80点以上が高音質の基準で)
和太鼓(100点)
大太鼓(100点)
アコースティックギター(アナログのギター)(95点)
普通の人間のボーカル、アニメなどの声優の声など(85点)
ゲームプレイ(85点)
ピアノ(65点)

<ゲームの曲>
STEINS;GATE(98点)
蒼穹紅蓮隊(1面と2面の曲)(95点)
ぐわんげ(82点)
G-DARIUS(65点)(G-DARIUSは、完全に音質の再現が難しい楽曲の例で、自分が、チェックに使っている)

まず、解像度が若干高めのヘッドホンは、買った直後は、各楽器の音が分離し過ぎていますが、エージング後になると、その分離した楽器の個々の音が、何と言うか、トウモロコシの粒のように若干分かれたまま、ちょうどいい具合に、まろやかになってきて、分離しているのですが、音が粒立つというか、そういう雰囲気になってきて、ちょうどいい感じです。
「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」のエージング後の音の傾向は、「アナログの音」の再生が、非常に良くて、特に、「和太鼓」、「大太鼓」の音の再現性は凄いのですが、これは、振動版が大きいからかもしれません。
また、アナログのギターである、アコースティックギターの音の再現度も、けっこう凄くて綺麗に聴こえます。
「普通の人間のボーカル、アニメなどの声優の声など」も、かなり綺麗に再現できます。
要するに、「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」は、アナログの音や、アナログの楽器の音の再現性に、かなり優れています。
また、音の厚みがかなりあって、自分が、前に使っていた「MDR-CD570(ソニー)」もそうでしたが、自分が探していたヘッドホンの音質の個性として求めていたのは、「音に厚みがある」事ですが、各個人個人で求める音質のクセがあるわけです。
自分の場合には、「音に厚みがある」ヘッドホンは、ゲームプレイに最適だからです。
「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」で、メインの楽器の再生で、あまり得意ではない楽器が、ピアノの音で、若干、無理がかかったような音で、ピアノが綺麗に抜けが良く再現できるヘッドホンだと、クラシック向けにも使えていいのですが、ピアノは、昔から、音質チェック用に使われる楽器の代表例で、テレビならば「肌色の再現」、音ならば「ピアノの音の再現」が綺麗にできる所が、エンジニアが、まず目指す所です。
ただし、ピアノ以外の楽器ならば、「ATH-AD500X(オーディオテクニカ)」は、アナログの楽器や、ボーカルの音質の再現性は、もの凄く再現性が高いので、ギターや、ボーカルがメインの曲や、「アニメ、ゲーム用」の普段使い用のヘッドホンとして使うのならば、かなりお手軽に高音質の再現ができるヘッドホンだと思います。
ただし、オープンエアー型ヘッドホンなので、エロゲで使うと死亡率高し、といった感じですが、1度、オープンエアー型の音の抜けの良さを体験してしまうと、もう、密閉型のヘッドホンには戻れません。

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