最近、ふと思ったのですが、VOCALOIDで、「キャラ属性」別を忠実に再現した話させ方が可能なのかなぁ?という事です。
そこで、「キャラ設定・属性研究」について、興味が向いたので、「キャラ設定・属性研究」という項目を新規に作成したので、その事について書いていこうと思います。
ゲームでも、アニメでも、キャラクターの設定をする際には、とても大事になってくる項目です。
しかし、思うには、VOCALOIDも、「VOCALOID3」や、「Append」になって表現力が上がったものの、では?どの程度まで、「キャラ属性」別を忠実に再現した話させ方が可能なのかなぁ?という事で、今後のVOCALOID技術の発展の技術課題となってくるように思ったからです。
まずは、ゲームや、アニメキャラでの、「キャラ属性」別の話させ方について、具体的に例を出してみて、この話させ方を、VOCALOIDが忠実に再現できるのか?という技術課題です。
自分が思うには、全部、棒読みのようになってしまう気がして、同じ雰囲気になってしまうような気もします。
(「キャラ属性」別の話させ方の例)
(ツンデレキャラ)「べ、別に!あなたの為に、やってるんじゃないんだからねっ!」
(お姉さま)「あら、別に、よろしくってよ。」
(高飛車)「オ〜ホッホ!あなたにしては、上出来ね!」
(妹系)「お兄ちゃん!」
(お嬢様)「あら、このパフェおいしいですわね!」
といった感じの、いろいろな「キャラ属性」の付いた、ニュアンスの話させ方を、忠実に、VOCALOID技術で話させられるのか?という技術課題です。
「VOCALOID3」や、「Append」とか、「イントネーション」を、微妙に調整すれば可能な気もするのですが、全部、似た雰囲気の棒読みになりそうな気もします。
DTMソフトの中には、声で、音楽のリズムを口ずさむと、音符に置き換えてくれるものがあったような気がするのですが、そういった技術を使えば、しゃべったような話し声の、イントネーションなども、音符に変換できる可能性があるので、元の、話させ方のイントネーションや、アクセントの調子を合わせれば、だいぶ似るかもしれません。
ここで、女の人独特の、イントネーションや、アクセントの付け方に特徴があるのですが、女性は、感情そのままのテンションで、話す時の感情で、文章全体を、1オクターブ下げたり、上げたりするように、だいぶ、抑揚が豊かなのです!
しかも、それが、文章の、端端で出るので、非常に、独特な感情の抑揚の付いた話し方になるようです。
例えば、「明日、晴れるといいね。」というような、文章を、読み上げた場合には、男性は、棒読みに近くなるのですが、女性は、それぞれの個性で、だいぶ、いろいろな話し方のイントネーションの付け方をして、非常に、個性的です。
そういったわけで、「キャラ属性」とか、「萌え属性」といっても、「ツンデレ」、「お姉さま」、「高飛車」、「お嬢様」など、かなり似た雰囲気のはずのキャラ属性なのに、話し方は、全然、別になってしまう位、女性は、差を付ける事ができるようです。
「VOCALOID3」は、「表現力アップ」で、「Append」は、「感情アップ」なので、「イントネーション」、「アクセント」などを、微妙に調整すれば可能な気もします。
評価:
--- クリプトン・フューチャー・メディア ¥ 13,453 (2007-08-31) |
評価:
--- クリプトン・フューチャー・メディア ¥ 13,817 (2010-04-30) |