最近は、アニメ制作会社が、1シーズンに受注するアニメが増えすぎて、仕事が雑になってきています。
受注数と作業可能量の調整をきちんと管理して、「塗り忘れ」、「編集記号の削除し忘れ」、「作画崩壊」などを起こさないように調整をきちんとしないと、アニメ制作会社の評判が下がってよくありません。
同じだけの仕事量をこなしても、最終話辺りに、「作画崩壊」してしまって、「アニメ制作会社の評判が下がって終わりになる」のと、「きちんと、受注数と作業可能量の調整を管理して、安定したクオリティーのまま番組の最後まで完成させて、アニメ制作会社の評判が上がる」のとでは、同じ作業量をこなしても、月とスッポンほどの差が出てしまうので、結果が真逆になってしまうので、「クオリティーが維持できるだけの仕事量と受注数の管理の徹底」には注意しましょう!
このままでは、ブルーレイの市販化ができません。
世界の中でも、日本のアニメはクオリティーの高さで評価を得ているわけですから、作業可能数を越えた受注を取ってきて、「作画崩壊」して終わるような事にならないように調整が必要です。
([アニメ校正]「だがしかし2」(12話)箇所)
(後半部分)
枝垂ほたるの会話「やはり私の目に狂いは無かったようね」
のカットのはじめの部分に、編集用文字「Timing」の消し忘れがある。
たしか、最近見たアニメで最低でも3つ位は、「色の塗り忘れ」のフレームがあったのを覚えているのですが、いざ、探そうとすると、全然見つからない!
やはり、数万枚の中の1フレームの不具合を探すのは、いざやると膨大な労力がかかります。
しかし、こういう時こそ、現代の「人工知能」が活躍するはずで、人工知能の得意分野は、「画像」などの前後の差の検出です。
実写の映像とは違って、「アニメは、前後の絵に連続性が無い」ので、特に、色の塗り忘れがあった場合には、「チカッ」と光ったような感じに人間の目には見えますが、これが、けっこう気になるわけです。
しかし、アニメの不具合を探す時の、一瞬の「チカッ」と光ったような感じは、まばたきをしている時だと見逃してしまうわけです。
これから、「2020年東京オリンピック8K」時代に向けて、アニメ制作現場の不具合をチェックする人は大変になりますが、その前に、メーカーは、「アニメのフレームの前後の差から、不具合を探し出す人工知能を作るべき」です!
アニメの「色の塗り忘れ」のフレームで多いのは、「キャラクターの目の白部分の塗り忘れ」ですが、現在の人工知能は、画像からの「顔認識」ができるわけなので、こういった仕組みを組み合わせた「アニメのフレームチェック用の人工知能」を開発するべきです!
最近は、アニメ制作会社が、1シーズンに受注するアニメが増えすぎて、仕事が雑になってきている傾向があります。
プロの仕事は、こなせない量の仕事を取ってくる事ではなくて、断る事も必要です。
日本のアニメは、クオリティーが高い事で世界から評価を得ているわけですから、雑な仕事にならないようにする必要があります。
前々から少し気にはなっていたのですが、自分がアニメを見た中で見つけた「アニメ校正」の箇所は、どこかに書いておく必要を感じたので、これからは、書いていく事にします。
(「アニメ校正」する箇所)
小説などの文章とは違って、「アニメ校正」には絵ですから、「校正」は、「塗り忘れ」のチェックになります。
アニメの場合には、例えば、劇中に出てくる「マンガの背表紙の文字」とかは、権利の関係で故意に変えてあるので、こういった文字の部分の校正はしません。
とりあえず、最近見たアニメが、「ソードアート・オンラインII」だったので、その「アニメ校正」の箇所を書いておきます。
最近は、デジタル時代になった以降は、アニメの「塗り忘れ」とか、「作画崩壊」部分をリテイクしやすくなったので、運が良ければ、ブルーレイなどの市販化する前に、修正が可能な事もあります。
「ブルーレイボックス」なんかで市販化の版が進んで作り直しの修正が可能な機会が出てくる事も多いので、できるだけ、見つけたチェック情報は書く事にしました。
実の所、アニメの「塗り忘れ」のチェックなんかは、数万枚の中の1カットの中の1枚だったりするので、「アニメ校正」というのは膨大な労力がかかるので、「見つけた誰か」がユーザーであっても、誰かがどこかに書いておかないと修正箇所すら見つけられない事が多いわけです。
かつて大昔に仙人が言ったという。
仙人「人生はいくら間違っても構わない。人生は間違ってもやり直しが利く。若い内にしたいろいろな経験は後で役に立つ。だが!作画崩壊だけはいかん!」
([アニメ校正]「ソードアート・オンラインII」(12話「幻の銃弾」))
(Aパートのはじめの方)
シノンの会話「あと、たった5人」
のカットの箇所の「シノンの右目の白の塗り忘れ」