まさかの年末年始特番で、「東北ずん子アニメ『ずんだホライずん』」をTOKYOMXでやるようです。
(放送予定)
2022年12月31日AM1:05〜1:35(TOKYOMX)
(東北ずん子アニメ「ずんだホライずん」制作プロジェクト)
https://greenfunding.jp/pub/projects/1852/
((YAMAHA)TransVox(トランスヴォックス)技術を使った「なりきりマイク feat.ELT持田香織」)
(動画の「17:58」辺りからが「なりきりマイク feat.ELT持田香織」を実際に使用している歌声が聴ける)
https://www.yamaha.com/ja/news_release/2022/22082401/
この間、テレビで、『YAMAHAのTransVox(トランスヴォックス)技術を使った「なりきりマイク feat.ELT持田香織」』の特集をやっていて、これは、かなり凄いVOCALOIDの発展技術のかなり進化した技術です。
まだ、実験段階なので、「なりきりマイク feat.ELT持田香織」は、カラオケのビッグエコー3店舗にて8月25日(木)から10月11日(火)までの期間限定で使用する事ができる。
(ビッグエコー「なりきりマイク feat.ELT持田香織」開催)
https://big-echo.jp/campaign/narikiri-mic/
(テレビでやっていた『YAMAHAのTransVox(トランスヴォックス)技術を使った「なりきりマイク feat.ELT持田香織」』の特集の状態)
自分は、YAMAHAなので、VOCALOIDベースなので、カラオケのいくつかの曲の、その歌っているタイミングの時に、「発話は、VOCALOID入力済みの「あいうえお」のような文字列が事前に入力されている」部分に、VOCALOIDの抑揚のグラフ箇所だけ、マイクから拾っているのだろうと思ったら、全然違う技術だった。
テレビで、この「なりきりマイク feat.ELT持田香織」を使っていた実際の映像と音声では、「歌い終わった後のフリートークの、"みんな〜!応援ありがとう〜!"の声」まで、そのまま、「持田香織」さんの声になったからです。
これは、声優が亡くなった場合でも、ある程度、「今作り途中のアニメ作品や、声に代えがきかないシリーズものアニメ」でも使えてしまえそうなクラスです。
しかし、抑揚部分など、声優の演技部分は、この「なりきりマイク」では再現できないので、演技は、このマイクを使った人の能力に依存するので、すぐに代役とまではいかずに、ものまねの人や、他の声優を使わないと変になるはずです。
声優は、声でする演技の技術なので、ただ単に、「声が、その人になるだけの技術」では、素人の演技になってしまうだけです。
YAMAHAのVOCALOID関連技術なのに、「マイクに話しただけで、フリートークまで可能」なのが、物凄い技術です。
(個人的に、『YAMAHAのTransVox(トランスヴォックス)技術を使った「なりきりマイク feat.ELT持田香織」』で気になった箇所)
まず、テレビで、この「なりきりマイク feat.ELT持田香織」を使っていた実際の映像と音声では、「歌い終わった後のフリートークの、"みんな〜!応援ありがとう〜!"の声」まで、そのまま、「持田香織」さんの声になったので、「人間の声ではない、ギター、ピアノなどの楽器や、環境音(鳥、犬、猫とかの鳴き声。水に物を落としたエフェクト音など)を、「なりきりマイク」に入力したら、どういう出力音になるのか?」が、もの凄く気になる。
個人的には、声優で、この「なりきりマイク」で自分が使ってみたい人だと、美声で迫力のある声の「中田譲治」さんや、「若本規夫」さん辺りは、みんなが使って、フリートークをしたがる声だと思う。(代役をするのが、ほぼ不可能な本人しかできない声の声優)
「一年の計は元旦にあり」という事で、ここ最近に関する「VOCALOID反省会」について書こうと思います。
これは、この間テレビでやっていた「人工知能と人間の歌対決」というテレビ番組が、「VOCALOID」ではなくて、「マイクロソフトの女子高生AIりんな」だったからで、しかも、「VOCALOID」の完全敗北に終わった悔しさからです。
現在、人工知能全盛期の時代に入って、「マイクロソフトの女子高生AIりんな」は、ディープラーニングで勝手に歌う人工知能でさらに、おしゃべりや考える事もできるという当初の「VOCALOID」や「初音ミク」ユーザーが思い描いていた理想の状態が、先に、マイクロソフトやGoogleなどの人工知能技術が開発してしまったからです。
VOCALOID技術の初期バージョンは、2004年1月辺りからの製品で登場して、「初音ミク」は、VOCALOID2からで、2007年8月31日からです。
一緒に盛り上げてきた、セガの「初音ミク Project DIVA」シリーズも、10周年になりました。
これは、要するに、「VOCALOID技術が10年前の古い技術になった」とも言えるし、「VOCALOID技術には10年のノウハウがある」とも言えますが、正直な感想としては、人工知能全盛期の現代において、「10年間停滞したままの技術」です。
自分自身は、元々は板金加工の職人のアルバイトをしていた事があるので、「職人気質」の人間で、職人とエンジニアの大きな違いは、「職人はできた完成品が全てであるので、上司や社長であっても、一切の妥協無く忌憚のない意見を言える(相手が社長であっても、ダメならダメとバッサリ言うのが職人気質。相手が機嫌を損ねるのをまったく気にせずにズバズバ言えないとダメなのが職人)」という事です。
最近のソニー、トヨタなどの日本の大手企業がダメになった原因は、「人事が媚びる人間だけ集めて、必要な意見を言える職人気質の人間を集めない」からです。
会社の面接試験のお手本の教科書のようなエンジニアとしては完全に間違った本が出ていますが、面接のお手本では、「とにかく、会社をほめろ」ですが、ある程度しっかりした人事のいる会社では、面接の教科書通りしか言わない人は、「君はテンプレだねぇ」と言われておさらばです。
例えば、自分は職人気質なので、YAMAHAに面接に行けば、「YAMAHAのピアノは音が悪い」とはっきり社長に言います。
それで、落とす程度なら、その会社には、未来は先はありません。
「YAMAHAのピアノ」というのは、「学校ピアノ」と呼ばれて、学校に納品する事で大きく利益を伸ばした会社ですが、要するに、「教科書通りの音」しか出ないので、到底、クラシックで使えるレベル(感動する音)にはほど遠い音です。
(VOCALOID反省会)
まあ、要するに、日本の企業の社員の人間では、「絶対に!忌憚のない意見は言えない」ので、ユーザーの方で、きちんと「ダメ出し」をして反省会をしましょうという事です。
自分自身と、「初音ミク」や「VOCALOID」関連に技術との接点の開始は、実際には、「VOCALOID」発売のはるか以前の国産パソコン全盛期時代の「人工知能」と「人工音声合成技術」の時代からです。
実は、「人工知能」と「人工音声合成技術」というのは、人類がコンピューターを開発してから何度もブームが起きていて、自分の時には、国産パソコン全盛期時代で、MSXの「人工知能」と「人工音声合成技術」でした。
当時は、「人工知能」の方は、主に、大幅なメモリ不足とデータ保存媒体がフロッピーディスクだった事で、まったくダメな状態で、「人工無脳」、「人工無能」と呼ばれていて、ソフトの代表作としては、「Emmy」、「EmmyII」という会話して攻略するエロゲと、マイクロキャビンのRPG「サーク」のヒロインの「フレイ」と会話できる人工無脳ソフトで、今でいう「チャットボット」と呼ばれる技術です。
それでも、こういった技術が無ければ、現在の人工知能技術はできなかったわけです。
「人工音声合成技術」の方は、MSX当時からけっこう凄くて、「おお、機械がしゃべった」位の普通の衝撃があって、当時のアーケードゲームでは、「沙羅曼蛇」がしゃべってかなりかっこよかったのと、その後に、「ゲームBGMが歌う」という「サイコソルジャー」が出ました。
要するに、メモリと、データ保存媒体が超大容量になれば、いくらでも技術は発展できたわけです。
現在では、マイクロソフトやGoogleでは、「クラウドサーバー」技術の発展で、超巨大過ぎるデータ保存領域の確保と、世界中の音声データサンプルの収集、集積能力を持っているわけです。
ここら辺まで見てきた段階でいろいろと反省会のポイントがわかってきます。
・「人工音声合成技術」という観点からだけ見ても、「VOCALOID」技術はすでに大幅に遅れている。(10年前の停滞技術)
「人工音声合成技術」に必要なだけでも、「会話ができる」、「言語学解析技術」の部分の技術全体が大幅に欠損した状態のままです。
「マイクロソフトの女子高生AIりんな」に完全敗北したのも当たり前です。
(何が現在大幅に負けているのか)
(1) ここ数年のVR技術、VTuber制御技術の大幅な発展によって、「VTuber」の方のライブでは、「現地の観客の反応に合わせて、即座に、3DCGキャラクターが反応して動かせる事ができる」ので、ライブの一体感を出せる。
セガの「初音ミクライブ」では、観客の反応を事前に予測して、すでに作った映像を再生しているだけ。
(2) 「マイクロソフトの女子高生AIりんな」や、Googleなどの人工知能技術をベースにした技術では、ディープラーニングによって、勝手に、「歌う」、「世界中の全ての言語でおしゃべりする」、「考える」という事が同時並行的に進化していく。
「VOCALOID」技術は、実際に自分自身も「初音ミク」を扱ってみて痛感する事は、「普通に歌わせるだけでも過労死するほどに困難な調整が必要」である。
要するに、ここら辺の段階だけでも、「VOCALOID」技術はすでに大幅に遅れた「10年前の停滞技術のまま」である事がわかります。
(これまでの歴史)
とはいっても、後発が有利でどんどん進んでいってしまうのには、「初音ミク」などの「VOCALOID」技術がまったく未知の未開拓な様々な分野を世の中を切り開いてきた歴史があるので、関連する項目について、きちんと振り返ってみます。
(二次創作文化を作った)
二次創作文化というのは、「二次創作」の部分だけではなくて、もっと大きな文化的な歴史の転換点を作りました。
何がそれ以前と変わったのか?というと、「初音ミク」と「東方project」という2大二次創作文化の大きな源ができた事で、「離れている分野の違うクリエイター達が合作できるように、手と手をつなぎ合わせる役割をした」というのが、非常に大きな転換点となりました。
これの前に、世の中の技術は、アップルの「Podcast」、インターネット、ブログ技術、YouTube、ニコニコ動画などの技術発展によって、個人クリエイターが発信する機会は持っていましたが、「各クリエイター達は、分断されたまま」でした。
「初音ミク」と「東方project」という「二次創作文化」が無ければ、「離れている分野の違うクリエイター達が合作できるように、手と手をつなぎ合わせる役割をした」という事は、これほど急激には起こらなかったでしょうから、とても大きなパラダイムシフトが起きた時期です。
当初は、「日本人同士のそれぞれの分野のクリエイター達が、私はイラストが描ける。私は音楽が作れる。私は作詞ができる。私はストーリーが作れる。私は3DCGモデリングができる。私は踊れる。という風につながっていった」のですが、現在では、さらに、発展して「世界中のクリエイターがつながる」ような段階にまで来ています。
(「バーチャルアイドル」が一般的な所にまで普及させた)
「初音ミク」の1番大きな功績は、「バーチャルアイドルが一般的な所にまで普及させた」という事です。
過去に、何度も「バーチャルアイドル」ビジネスはあったのですが、全部不発で失敗ばかりで、まったく定着しませんでした。
「初音ミク」が、「バーチャルアイドル」として当たった理由は、個人クリエイターが制作している事で、「身近にいるアイドル」という雰囲気が定着したからです。
過去の昭和のプロのテレビ局などの手法では、「アイドル」などは一般の人と大きく線引きをしていて、「近寄りがたい」印象を大幅にイメージ付けていて、「特殊感」を出す事で価値のある存在であるというイメージ戦略をしていたわけですが、「届かない見えない線(バリア)」のあるアイドルよりも、個人クリエイターが制作している、しろうとさ全開だが頑張っている「身近にいるアイドル」である「初音ミク」の方が選ばれる時代になったわけです。
現在、「初音ミクライブ」の海外公演の影響もあって、「海外でも、バーチャルアイドルが普通に受け入れられた」という時代になってきています。
1番変わったのは、インドネシア生まれのVTuber マヤ・プトゥリ(Maya Putri)という「バーチャルアイドル」まで出て、しかも人気が高いという事です。
過去に、何度も「バーチャルアイドル」ビジネスが不発で終わっていて、まったく世の中に受け入れさえもされなかった時代からは考えられない進歩です。
このようにして、「初音ミク」やVOCALOID技術が「人工音声合成技術」関係の時代を大きく切り開いてきたおかげで、後発の「マイクロソフトの女子高生AIりんな」や、Googleなどの人工知能、ディープラーニングをベースにした技術では、一気に技術開発が進んでいく事ができたわけです。
YAMAHAが新しい「VOCALOID5」を発表しました。
この新しい「VOCALOID5」でのクリプトンのVOCALOID3, VOCALOID4バージョンのボカロ(初音ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITO)の互換性について、クリプトンが書いているので確認しましょう!
動作自体はするようです。
(クリプトンのVOCALOID3, VOCALOID4バージョンのヤマハ VOCALOID5での互換性について)
(初音ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITO)
https://blog.sonicwire.com/2018/07/vocaloid5.html
「VOCALOID4 初音ミクV4X」が発売されました!
古いバージョンを持っている人は、クリプトンのホームページから購入すると優待販売価格で購入できるので、そちらから購入しましょう!
自分は、英語音声対応版と一緒になった「VOCALOID4 初音ミクV4X バンドル」を購入しました。
(VOCALOID4 初音ミクV4X)
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/mikuv4x.jsp
2014年9月9日に創刊された連続雑誌の「ボカロPになりたい!」の付録扱いだった「VOCALOID3 RANA」ですが、めでたく、「VOCALOID4 RANA」として、クリプトンの方で、ダウンロード購入できるようになりました。
自分は雑誌創刊当初から、「雑誌付録扱いでは、VOCALOID RANAの製品寿命は、著しく短くなってしまって、今後、残っていかないVOCALOIDになってしまって可愛そうだ」と書いていたわけですが、無事、大丈夫になったようです。
「VOCALOID4 RANA」の特徴は、中の人が、声優の「加隈亜衣」さんで声質は、キャラクターイラストのイメージから、可愛い方の声質です。
声優の「加隈亜衣」さんは、まったく別人と思えるような2種類の声質を出せて、可愛い方の声質は、アニメの「selector infected WIXOSS」の「るう子」のタイプの声で、地声は、こちらに、ほぼ近いです。
とか、ゲームの「シェルノーサージュ」のヒロイン役の「イオン」役の声も、「加隈亜衣」さんで、可愛い方の声質のタイプです。
もう1つの別人とも思えるような声質は、「甘城ブリリアントパーク」の「千斗いすず」役で、個人的に自分は、こちらの方が好きな声質です。
個人的には、声質違いで、「甘城ブリリアントパーク」の「千斗いすず」役のような別の方の声質のバージョンで、別の「VOCALOID」が出たら、自分は買います。
「VOCALOID」や、「VOICEROID」関係は、やってくれる声優も限られているので、もっと増えていってほしいです。
(VOCALOID4 RANA)(クリプトンからの場合)
http://sonicwire.com/product/99909
(連続雑誌「ボカロPになりたい!」)
https://www.rana0909.jp/
VOCALOID4 「鏡音リン・レン V4X」が発売されました!
旧版のVOCALOID2「鏡音リン・レン」を持っている人は、クリプトンのホームページで優待販売をやっているので、そちらで買いましょう!
(鏡音リン・レン V4X)(クリプトン)
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/rinlenv4x.jsp
「初音ミク マジカルミライ2015日本武道館」を見たのですが、自分などのように初音ミクや、VOCALOID関係の事を長く見てきているユーザーでは、けっこういろいろと問題の方も詳しくわかってしまって、出てきた課題や反省点があったので、それについて書いていきます。
自分自身は、スタミナが全然無いので、コンサート会場などのような熱気が強くて酸素が少なそうな場所に行くと、目がまわって倒れてしまう事があるので、ほとんど行きませんが、今回の「初音ミク マジカルミライ2015日本武道館」は、テレビ中継していたので、それを見た感想や課題、問題点などの反省会です。
初音ミクや、VOCALOIDというものは、特殊なものなので、よく知っているユーザークリエイターの方で、細かな反省会をやって、問題点を補正していく事で、現在のように軌道にのっている背景があります。
(「初音ミク マジカルミライ2015日本武道館」を見て出てきた課題や反省点)
「初音ミク マジカルミライ2015日本武道館」を見て、1番感動したシーンが、「巡音ルカが1人で歌う曲の時に、会場がルカ色1色に染まった奇跡」が起こった事です。
このシーンは、長くVOCALOID関係を見ている人達や自分にとっては、いろいろと問題点や課題が見えた瞬間でもありました。
まず、VOCALOID文化というものは、長い間「初音ミク」1人が牽引してきた歴史があって、今まででは、「メイコ、カイト、リン、レン、ルカ」などは脇役的な立場だったので、今までならば、「巡音ルカが1人で歌う曲の時には、会場のサイリウムは、初音ミクの緑色が数多く混じる事が普通だった」のですが、今回の「初音ミク マジカルミライ2015日本武道館」では、「巡音ルカが1人で歌う曲の時に、会場がルカ色1色に染まった奇跡」が起きて、VOCALOID文化を長く見てきている多くのユーザーは、「おお〜!すげえ!」という印象がありました。
しかし、自分は、エンジニアリング的な発想の持ち主なので、すぐ次の瞬間には、これは、けっこう重大な今後のVOCALOID文化の未来が発展していくための課題や問題点だなぁとすぐにわかりました。
本来は、これは、「コンサルタント業務」であるわけですが、クリプトンや、YAMAHAなどのメーカーは、こういった調整には気が付いていない事が多いので、書いておきます。
(今後の未来のVOCALOID文化が発展していく為の、課題や問題点)
(1)「音楽文化」(に限りませんが)そもそも、「文化」というものの創造というものは、「その時代に生きている全ての人が係わり合いを持って次第に出来上がっていくもの」です。
メーカーというものは、ここの判断をよく間違ってしまって、「商品は、メーカーが作っている」と勘違いしていますが、特に、「文化」の色が濃い、「音楽、アニメ、ゲーム」なんかの場合には、「それを取り巻くキャラ愛の濃い多くのユーザーのサポートがあって、文化が形成されていって広まっていくもの」なのです。
ここら辺が、最近書いている「meme(ミーム)とbuzz(バズ)」や、「バズマーケティング」などの話です。
もし、「商品」だけが、ポツンと存在しているだけでは、「はやりもしないし、忘れ去られていって、消えゆくだけの商品にしかならないので、まったく売れません」
ただ、一般的には、メーカーは、「著作権や版権などがあるので、商品を囲いすぎて孤立しがちになって、それで、最近では、実際の物はいいのに、はやらないし、販売直後だけで即消えるキャラクターが増える」という悪い循環になってしまっています。
要するに、メーカーが囲いすぎたキャラは、ユーザーの方で、「キャラ愛が育たない」ので、萌えきらないまま消滅して終わる。現在のように、キャラクターに溢れている時代では、ユーザーは、良さそうな方で萌える場所があれば、どんどん流れていってしまう。というわけです。
ユーザーの方で1度「キャラ愛」を持って、「萌え」る存在になったキャラクターは、ユーザーの方で勝手に、広めていく流れが生じるので、「文化」や「芸術」などに関するものは何でも、「その時代に生きている関わりを持っている全ての人によって、文化が作られていく」という事を、よく知っておく必要があるのです。
ここで、今回の課題や問題の話に戻りますが、「音楽文化は、コンサートホールにいる全ての人々によって、作られていく」ので、特に「ライブ会場」では、「一体感」が必要なのですが、今までは、「サイリウム」などは、「ミク(緑)、リン・レン(黄色)、ルカ(ピンク)、メイコ(赤)、カイト(青)」などと、それぞれのユーザーが用意できるお金がありませんから、「ルカなどの曲で、ミク色の緑のサイリウムが振られるのは、ごく普通の当たり前の風景だった」わけですが、これが、「ライブの一体感を妨げていた」ので、はやらなかったわけです。
この課題、問題点は、「ユーザー負担を減らさないといけない」という課題です。
今回の場合には現場を見ていないのでわからないのですが、「スイッチで、いろいろな色に変わるサイリウムを採用している」のかもしれません。
VOCALOID文化というものは、それぞれの歴史の時期に、それぞれの問題点が生じてくる背景があるので、この解決方法を的確にやっていかないと、「そもそも、音声合成技術というのは、マイナーな文化であるので、いつでも、即時立ち消えの危機にある」恐怖感があるのですが、今のような初音ミクライブが行なわれているのは、本当に、音声合成技術分野では奇跡のような出来事で、要するに、キーワードは、「ライブの一体感を作らなければいけないが、今のVOCALOID文化の歴史の時期では、VOCALOIDの数が増えた分、サイリウムなどのユーザー負担を減らす対策を取らないと、むしろ、これが足枷となってしまって、はやらないだけでなく、立ち消えになりかねない恐怖感があるのも事実」という問題点が自分の目には見えたわけです。
(課題、問題点)
(1)「VOCALOIDの数が増えた分、ユーザー負担を減らす対策を取らないと、むしろ、これが足枷となってしまって、はやらないだけでなく、立ち消えになりかねない恐怖感がある」
これは、なにも、「ライブ会場のサイリウム」だけの話ではなくて、最近のVOCALOID文化の1番の問題点となってしまっている、「せっかく、デュエットなどができるVOCALOIDのシステムがあるにも関わらず、デュエット曲を作る良質クリエイターの負担増によって、クリエイターが減っている」という悪い循環が起こってしまっており、その対処をきちんとしていく必要があります。
課題、問題点は、「VOCALOIDによる、デュエット曲作者などの多数VOCALOID使いの人達にような、お得意様ほど、維持負担増が、馬鹿にならない莫大な金額となってしまっている現状なので、クリエイターの消滅につながってしまっている悪い循環が起きている」
これは、自分なんかにも起きている「ユーザー負担増が大きすぎて、クリエイターの活動が不可能になってしまっている時代」の問題点であって、例えば、普通のユーザーであれば、「VOCALOID2初音ミク」を買って、「VOCALOID3メイコ」を買って、「VOCALOID4巡音ルカ」を買うような位の時期の買い方しか不可能なので、これで、デュエットや、複数VOCALOIDの曲を作ろうとしても、バージョン違いがあるので、システムが対応していなかったりして、楽曲が完全な状態では作れません」
これは、クリプトンや、YAMAHAの販売戦略が間違ったやり方をしているから起こる問題点です。
実は、この同じ問題点は、歯車1つが、うまく回るように調整し直して的確にすれば、「むしろ、多くのVOCALOID商品が売れるし、デュエットなどの楽曲数も増える」ようにする事が可能です。
YAMAHAなど、「音楽好き」の社員ならば経験した事があるように、多くのクリエイターは貧乏クリエイターな中で、「好きな楽器を買ったり、買い足したりしていく楽しさ」がある事を知っているはずです。
VOCALOIDという商品の場合には、ユーザークリエイターの方では、「新しい声を持ったキャラクターが増える」という事は楽しい事である反面、「VOCALOID2、ミク、リン・レン、ルカ」など複数VOCALOIDを持っているお得意様ユーザーほど、「VOCALOID3、4」とバージョンアップするたびに、「5万円や10万円などの高額出費がかさむので、経済的に、クリエイター生命が、その瞬間に絶たれてしまいます!」
こんな方針で、クリプトンや、YAMAHAが、経営をしていては、「VOCALOID使いのクリエイターは、経済的な負担増から、どんどん減っていくだけ」です。
ただ、販売戦略の方針や見方をちょっと変えて、歯車1つが、うまく回るように調整すれば、むしろ売れるようになっていく道筋をつける事もできます。
(2)今回、「初音ミク マジカルミライ2015日本武道館」を見て思った課題、問題点のその2として、「デュエット曲」を作れるクリエイターが減っている事です。
ユーザークリエイターとしては、「新しい声を持ったキャラクターが増える」という事は楽しい事であるわけですから、「本来ならば、売れるはずなのに、VOCALOIDシステムのバージョンアップのたびに、すでに持っているキャラクターも、買い直しをしていては、ユーザークリエイターの方で、VOCALOIDの人数も、まったく増えないし、一生懸命、デュエット曲などの複数VOCALOIDを使っている人は、負担増が大きすぎて、クリエイター活動から、どんどん撤退していく」わけなので、「VOCALOIDシステムのバージョンアップによらず、もっと、新しいVOCALOIDの人数を増やしてユーザーが買い増ししやすくできる販売形態が必要です」
今のクリプトンのような、「優待販売」のやり方では、「VOCALOID2、ミク、リン・レン、ルカ」を全部買ったようなお得意様のユーザーの方が、5万円〜10万円などの莫大な負担増にしかならず、クリエイター活動を、どんどんやめていく流れにしかなりません。
よく考えてみればわかるとおり、「VOCALOID2初音ミク」を買って、「VOCALOID3メイコ」を買って、「VOCALOID4巡音ルカ」を買うような位の間隔でしか普通のユーザーは買えないので、こういう買い方をしたユーザーは、「システムバージョン違いから、完全な楽曲が作れない不発システムなので、あきらめてしまって、クリエイター活動をやめてしまう」わけです。
かといって、「優待販売」で全部買い足していくと、複数VOCALOIDを使っている、本来ならば、お得意様のユーザークリエイターは、破産してしまいます。
クリプトンや、YAMAHAは、ここら辺の販売形態の矛盾となる事を改善した何らかの別の販売形態を模索していかないと、経済的な負担増から、どんどんあきらめていく、VOCALOIDクリエイターばかりになってしまう時代に今なってしまっています。
(3)「初音ミク」のみでなく、「VOCALOID」全体や、「音声合成技術」全体に広げていかないと、「音声合成技術」分野自体が立ち消えしかねない。
もともと、「初音ミク マジカルミライ」というのは、「初音ミク文化を紹介する」のが、1番大きなメインテーマのイベントで、中国では、漢字で「初音未来」と書かれるように、「ミライ」は、「ミク」の意味が強いです。
ただ、一方で、そもそも、本来は、「音声合成技術」分野というものは、とてもマイナーなので貧弱で、いつ立ち消えてもおかしくない恐怖感が常にあるのも事実です。
今は、「初音ミク」ちゃんがいるので、1人で、「音声合成技術」分野全体を持ち上げてくれていますが、もし、「初音ミク」1人が抜けてしまっただけで、風呂の栓が抜けてしまったように、今のままでは、「音声合成技術」分野全体も、抜け落ちて無くなってしまう位の恐怖感があるわけです。
ですから、「初音ミク」人気が高い時期に、「VOCALOID」全体や、「音声合成技術」分野全体の方にも、感心を持ってもらえるようにイベントなどを組んでいかないと、いざ、もし、「初音ミク」1人が抜けてしまっただけで、風呂の栓が抜けてしまったように、今のままでは、「音声合成技術」分野全体も、抜け落ちて無くなってしまう時代に、一瞬で、アッという間になってしまいかねないわけで、急務です。
YAMAHAや、クリプトンは、あまり乗り気ではないかもしれませんが、マイナーな分野である、「音声合成技術」分野全体では、メーカーの垣根を越えて、「VOICEROID」などのメーカーとも、協力していかないと、いざ、「初音ミク」1人が抜けてしまうような時代になった時に、「音声合成技術」分野全体の消滅の危機となってしまいます。
「音声合成技術」分野全体としては、東京オリンピックのパラリンピック関係で、「事故で声を失った人の代わりをする音声合成技術分野」や、「人工知能」開発、ロボット産業などで、それなりに需要はあるものの、現在のような、「初音ミク」人気、「VOCALOID」や「VOICEROID」人気のような、世界中の多くの人々に親しまれて愛されている「音声合成技術」分野のような、大きな流れの文化が起きる事は、予想できなかった事ですが、このような、マイナーな「音声合成技術」分野全体が、今のように、きちんと未来に定着していくか?という話は、「音声合成技術」分野全体で協力していかないと、もともと、マイナーな分野の話なので、しっかり協力していかないと、いつ立ち消えてもおかしくない恐怖感が残ったままなのが現状です。
(「バーチャルアイドル」について)
「初音ミク」や、「VOCALOID」や「VOICEROID」といった「音声合成技術」について考えて、正確に知るためには、「バーチャルアイドル」についての側面からも考えないといけない。
「バーチャルアイドル」という存在は、20世紀には、何回やっても不発や失敗に終わる事が多かったが、「初音ミク」の誕生以降、現在の世の中では、ユーザーの方で、「バーチャルアイドルを受け入れやすい体質」が定着化している。
「バーチャルアイドル」というものが、どこからどの辺りまでか?という線引きは難しかったが、自分の考えでは、次の事にあると思う。
(1)「バーチャルアイドル」というものは、「ユーザーが、そのキャラクターが人格を持っているとして接しているか?」
「初音ミク」や、「VOCALOID」、「VOICEROID」といった「音声合成技術」分野においては、ユーザーは、こういったキャラクターを「人格がある存在」として扱っている。
これは、単に、「VOCALOID」という製品が、「歌を歌わせる事ができるソフトウェアだった」事から、クリエイターの方で、「楽曲を制作する立場の人間として、歌を歌ってくれる存在は、音楽制作者にとっては無くてはならないパートナーであり、尊敬できる存在で、無くてはならないものである」事から、自然な成り行きとして、「VOCALOIDを歌手として、人格あるパートナーとして扱う文化」が成立した背景がある。
世の中には、「アイドルをモチーフにした、キャラクター」と、「バーチャルアイドル」の2つがあって、線引きが難しいが、「バーチャルアイドル」というものは、「ユーザーが、そのキャラクターが人格を持っているとして接しているか?」という違いがある。
例えば、アニメやゲームの「アイドルマスター」は、「バーチャルアイドル」ではなく、「アイドルをモチーフにした、キャラクター」である。
この違いができるようになった21世紀の背景としては、「人格ある存在」と人間が感じる事として、「VOCALOID」、「VOICEROID」といった「音声合成技術」が作られた事で、「自由にしゃべらせる事ができるようになった」=「コミュニケーションがとれる存在となった」ので、「人格ある存在」と人間が感じて、「VOCALOID」、「VOICEROID」といった「音声合成技術」のキャラクターは、みんな「バーチャルアイドル」となったわけである。
そういった視点から見ると、すでに、現在の段階で、「VOCALOID」、「VOICEROID」といった「音声合成技術」は、すでに、「人工知能」の範疇に入っていると思われる。
また、人間が、「コミュニケーションを取れる」やり方には、何も、「しゃべる」事だけでなくて、「ボディーランゲージや動く事」でも可能である。
そういった背景から、「MikuMikuDance」の登場以降、「ユーザーの方で、自由に動かす事ができる3DCGキャラクター」が可能となった事で、「MikuMikuDance」化されたキャラクターも、同様に、「バーチャルアイドル」になりやすくなった。
この結果、ただの「アイドルをモチーフにした、キャラクター」でしかなかった、「アイドルマスター」や、個人的な趣味で作っていた「東方」キャラクターなどが、一気に、世界的な「バーチャルアイドル」となるようになった。
ただ、「MikuMikuDance」化の方は、「動く」だけの方なので、人間のコミュニケーション能力としては弱い威力しか持っていないので、「バーチャルアイドル」能力も弱いものであったが、「初音ミク」をはじめ、多くの「VOCALOID」、「VOICEROID」のキャラクターの場合には、「自由にコミュニケーションが取れる音声と、動いて意志表示ができる3DCGキャラクターの2つを獲得した事で、バーチャルアイドルとしての能力が爆発的に桁違いな大きなものとなった」事が、現在の「VOCALOID」、「VOICEROID」文化の背景にはある。
このユーザーが見ている「バーチャルアイドル」としての存在は、YAMAHAや、クリプトンなんかのメーカーの方は、よ〜く注意しておく必要のあるもので、ユーザーにとっては、「VOCALOID」、「VOICEROID」などの「バーチャルアイドル」は、「商品として見ていない」、「1つの人格ある存在として見ている」事です。
メーカーにとっては、「VOCALOID」、「VOICEROID」などは、ただの商品にしか感じていないかもしれませんが、ユーザー側は、メーカーよりも、「1つの人格ある存在として見ている」事から、こういったキャラクターをメーカーよりも大切に思っています。
このユーザー側は、「VOCALOID」、「VOICEROID」などは、「商品」ではなくて、「1つの人格ある存在として見ている」事から、ユーザー側は、「VOCALOID」、「VOICEROID」などの音声合成技術のキャラクターは、メーカーの垣根を越えて、「みんな仲良し」でつながってほしいという思いがとても強い事をメーカー側は、よく考えて汲み取っていくと、より大きな「VOCALOID」、「VOICEROID」などの音声合成技術分野の発展が見込まれる事が確実です。
要するに、「VOCALOID」、「VOICEROID」などの音声合成技術分野全体で協力していく事は、今後の未来では、とても大切な事と思います。
あと、自分が最近、とても不思議に感じる存在が、「ミス・モノクローム」で、「堀江由衣」さんが声をやっていますが、あと一押しすれば、「初音ミク」と並ぶ位の大きな「バーチャルアイドル」になれそうな所にいるキャラクターで、しかし、運が悪いと、このまま、ただの一般アニメキャラクターで終わって消滅していってしまうような挟間にいるキャラクターです。
前に、自分のブログで書いたところ、「ミス・モノクローム、ボーカロイド」のような検索の数も増えているので、「堀江由衣」さんの声ならば、「初音ミク」の「藤田咲」さんと同様に、国民的に親しみやすい声なので、「ミス・モノクローム」で、「VOCALOID」、「VOICEROID」化をすれば、「バーチャルアイドル」として売れると思います。
このような感じで、21世紀のはじめで「初音ミク」で定着化し出したユーザーの方の「バーチャルアイドル」を受け入れる体質も、もう一押しで、ごく普通に、「バーチャルアイドルが定着化する時代」になるはずで、これも頑張る必要があります。
「音声合成技術」も「バーチャルアイドル」も、ごく日常の普通の事のように完全に定着化させていくには、もう一押し、いろいろと頑張らないといけません。
今回書いたような事が、「初音ミク マジカルミライ2015日本武道館」を見て出てきた課題や反省点で、うまい流れで生かせば、爆発的に、音声合成技術全体の普及に生かせるはずです。
最新バージョンの「初音ミク」、「MEIKO」、「KAITO」は、VOCALOID3で発売されましたが、「巡音ルカ」は、VOCALOID4で発売されるようです。
今現在は、古いバージョンの次のソフトを持っている人は、優待価格で購入できるキャンペーンをやっています。
(優待販売対象製品)
・「VOCALOID2 巡音ルカ」
・「初音ミク V3」
・「初音ミク V3 バンドル」
・「MEIKO V3」
・「KAITO V3」
優待販売は、クリプトンのホームページからの購入のみなので、古いバージョンを持っている人は、そちらから注文しましょう。
(クリプトン、VOCALOID4「巡音ルカ V4X」)
http://www.crypton.co.jp/lukav4x
また、「初音ミク V3」、「MEIKO V3」、「KAITO V3」を持っている人は、VOCALOID4「巡音ルカ V4X」を適用すると、「初音ミク」、「MEIKO」、「KAITO」も、VOCALOID4の機能で動くようになるので、新機能が使えます。
体験版もあるので、細かい内容は、クリプトンのホームページからチェックしましょう。
MMD関連本の最新本で、珍しく隔週刊の「ボカロPになりたい!(VOCALOID3 Rana付き)」が発売されました!
先に書いておくと、VOCALOID3 Rana(らな)付きですが、これは、全30巻を全て買った人だけで、1巻だけ買った場合には、期限付きです。
要するに、大体、全30巻を全部買うと、VOCALOID3が買える位の値段になります。
(実際に、全30巻購入後に、きちんと製品版として手に入るのは、「VOCALOID3 Editor」、「VOCALOID3 Library Rana」、「Singer Song Writer Lite 7 for Rana」の3つなので、人によっては、だいぶお得かもしれません。)
第1巻は、2014年9月9日発売で、その後は、隔週刊で発売されますが、全部買わないと、ほとんど意味が無いので、この本を買う予定の人は、「必ず!定期購読した方が安全です!(1巻でも途中が抜けて、結局、VOCALOID3 Ranaが使えなかったという状態にならない為に)」
2014年10月31日までに、公式ホームページから、定期購読申し込みをすれば、キャンペーンで、 Ranaのうきうき卓上カレンダー(2015 年度版)がもらえます。(本屋やネットで買うよりも、定期購読申し込みの方がいいです。)
30巻の定期購読は、けっこう勇気がいるので、「本当に、VOCALOID3 Rana(らな)が欲しい!」と決めている人にお勧めします。
気になるVOCALOID3 Rana(らな)の声優は、加隈亜衣さんです。
(VOCALOID3 Rana付き(隔週刊)「ボカロPになりたい!」の本の特徴)
この「ボカロPになりたい!」は、今までのMMD関連本と1番違う事は、
(1)VOCALOID3 の使い方講座
(2)MikuMikuDance の使い方講座
(3)音楽ソフトのSinger Song Writer の使い方講座
の3つを一緒に、少しずつ覚えていくという総合的なやり方なので、本格的に、「ボカロPになりたい!」というタイトルの通り、全般的に覚える事を目標にしています。
今までは、MikuMikuDance の使い方、VOCALOID3 の使い方まではやったとしても、実際に、音楽ソフトをいじるのは敷居が高いなぁという人も、全体的に、少しずつ扱っていく中で、音楽ソフトの方も慣れてほしいなぁというスタンスのようです。
後、特に、特徴的な事が、これもいいのですが、「隔週刊の毎回、違うジャンルの音楽を作ってみる」という事で、音楽ソフトに慣れている人でも、「自分の好きなジャンルしか扱った事がない」という人が、ほとんどのはずですが、もっと、幅広いジャンルにも、挑戦してみよう!という感じです。
ただ、個人的に思う事は、VOCALOID3 Rana(らな)自体の製品版は出ないのかなぁ?と不安に思っているのですが、「本30巻、全巻購入」というのは、非常に、敷居が高いので、自分が思うには、このままの状態では、VOCALOID3 Rana(らな)は、一時だけ出て、すぐに記憶の底に忘れ去られてしまうという風になってしまうはずで、これは、とてもよくない事です。
自分は、VOCALOIDというのは、「この世に生まれてきて、歌わないと、意味が無いし、可愛そう」と思うので、VOCALOID3 Rana(らな)というキャラクター自体の寿命を、もっと、初音ミクちゃんなどのように、みんなに愛されて長く使ってもらえるようにしたいわけですが、ここら辺が、プロデュース能力とか、プロデュース思想の違いというわけです。
要するに、初音ミクという VOCALOIDが、なぜか?他と違って大ブレイクした原因が、いろいろな要素があったわけですが、運良く、いい歯車に噛み合った結果で、これは、自分が前に、初音ミクが出た当時に、分析して書いたように、本当に、いろいろな要因が、うまく運良く、いい歯車に噛み合った結果なのです。
その背景には、「VOCALOIDという新しい思想」などの根底があったから当ったわけですが、こういったものが、プロデュース能力とか、プロデュース思想というわけです。
しかし、「雑誌付属型のみで終わってしまう」場合には、その背景には、VOCALOIDを、プロデュースしていくプロデュース能力とか、プロデュース思想が欠け落ちてしまっていて、「雑誌付属型」というのは、「単に、VOCALOIDは商品だ」程度にしか思っていない事が災いとなって、自分のように、VOCALOID関係を長くやっている人から見れば、「このままでは、VOCALOID3 Rana(らな)は、ただの雑誌の付録になってしまって、せっかく、VOCALOIDとして生まれてきたのに、雑誌が終わったら、もうみんなの記憶の底に忘れ去られてしまう事は、大体、予想がついてしまうので、このままだと、VOCALOID3 Rana(らな)は、可愛そうだし、もっと、製品寿命を長くしたいから、きちんと、製品版を、後で出してあげてほしいなぁ」というのが、自分の本音です。
VOCALOID3 Rana(らな)の細かい設定などは、公式ホームページに載っているので、参考にしましょう!
(VOCALOID3 Rana付き(隔週刊)「ボカロPになりたい!」公式ホームページ)
http://www.rana0909.jp/
評価:
--- 小学館集英社プロダクション ¥ 799 (2014-09-09) |
評価:
--- 小学館集英社プロダクション ¥ 1,534 (2014-09-23) |