古いSF映画で、「2つで充分ですよ」ネタの「ブレードランナー」をNHKBSでやるみたいなので、ネタがわからない人は見ておきましょう。
(放送予定日)
ブレードランナー ファイナルカット版(NHKBS 2017年6月27日PM1:00〜3:00)
(「2つで充分ですよ」ネタとは?)
近未来SF映画「ブレードランナー(1982年)」は、コナミのゲームの「スナッチャー」などの制作に影響を与えた「サイバーパンク」というジャンルの映画です。
「功殻機動隊」なんかのように、「過剰ネットワーク社会」、「ディストピア(管理社会)」、「機械と有機体の境目が曖昧になった時代」なんかが、テーマの中心になっています。
しかし、「ブレードランナー」最大の謎が、「屋台のシーン」と呼ばれているシーンで、英語の映画なのに、屋台のおやじが日本人なので、このシーンだけ日本語でも聞えるので、かえって日本人には印象が強く残っているのですが、会話の内容が謎です。
謎シーンは、次のような雰囲気の会話です。
屋台のおやじ「へい、何にしましょう」
捜査官のデッカード「(屋台で)おやじ、それを4つくれ!」
屋台のおやじ「2つで充分ですよ」
捜査官のデッカード「いや4つだ!2と2で4つだ!」
屋台のおやじ「2つで充分ですよ」
捜査官のデッカード「うどんもくれ!」
屋台のおやじ「分かって下さいよ」
というシーンで、動画などのネタで使われる場合は、
「そいつを4つくれ!」
「2つで充分ですよ。分かって下さいよ」
という感じのネタで使われます。
映画の方の諸説では、符丁(ふちょう)(暗号のようなもの)で、捜査官が「殺すべきレプリカントは4人の予定だ」と伝えたら、屋台のおやじが「2人で充分じゃないですか」と返したのではないか?とか言われています。
自分が思うには、原作が英語なので、符丁は、うどん(noodle)と、ヌード(nude)がかかっているのではないか?とも思われます。
他の説では、「丼にのせるトッピングの数を4つにしてくれ!」と言っているのではないか?ともいわれています。
古い時代の映画上映された時の映像では、「丼」の中身が映っていなかったので不明でしたが、「ブレードランナー ファイナルカット版」では、「丼」の中身が映っているかもしれません。
「丼の中身を見た!」と証言している人達は、口を揃えて「這いよれ! ニャル子さん」のようだった!と言います。
自分が思う説は、このシーンは、「アキバ系フィギュア」を売っている店で、「保存用」、「観賞用」、「使用用」に、フィギュアを購入したい捜査官が、
「おやじ、それを4つくれ!」
「2つで充分ですよ。分かって下さいよ」
というシーンではないか?と思います。
評価:
--- ワーナー・ホーム・ビデオ ¥ 4,350 (2008-06-11) |