ここでは、「初音ミク」を実際に使ってみた時の、使い方のメモを書いていきます。
「初音ミク」で、自分が作った曲を再生してみたら、「なんか、プチプチとした音が入っている」となってしまう事があります。
なぜ?そうなってしまうのか?と、その対処方法を書きます。
「初音ミク」では、声に音階を付けるシンセサイザーなわけですが、その声調を、とても細かく調整できる「シーケンストラック」というグラフが下に出ています。
ここの調整1つで、曲の雰囲気がガラッと変わってしまう程に変わります。
プチプチする音は、実は、この「シーケンストラック」のグラフ操作の自分のケアレスミスで起きます。
グラフは、自由に線が引けるわけですが、線が引ける状態で、このグラフの上でマウスを1回だけ点のように、偶然書いてしまっていたりすると、それが、高いと、急にその点だけ高くなり、低いと、音が途切れてしまいます。
どちらでも、プチプチした音が入ってしまいます。
まずは、「シーケンストラック」をいじって、声調を変えてみたい場合には、はじめに作ったニュートラルな状態の変更前のファイルは、大事に保存しておきます。
「シーケンストラック」を作り終えてから、1度再生してみて、プチプチした音が入っていた場合には、そこで再生を止めてみると、グラフが、急に高くなっていたり、途切れていたりするので、修正します。
「シーケンストラック」は、音の全体の声調を決めてしまうわけですから、グラフを描く時には、慎重に描いていきましょう。
慣れない内や、綺麗に仕上げたい場合には、ラインを引くペンがあるので、それを使っていきます。
まず、線を引く前に、グラフのポイントの部分をグラフの絵からではなく、位置の数値が、グラフの横に高さと、楽譜の上に、小節の位置が数字で出ていますので、これをきちんと確認してから、描きます。
グラフを絵で見ただけでは、隣の音をいじってしまっている場合もあります。
ですから、「シーケンストラック」のグラフを描く時には、数値を良く見て描いていかないと、プチプチした音が入ってしまう事が起こるのです。
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評価:
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クリプトン・フューチャー・メディア
¥ 13,650
(2007-08-31)
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