評価:
--- 晋遊舎 ¥ 1,728 (2016-03-28) |
他にも、現在、最先端の遊び方として、「人体3Dスキャンから、3DCGモデルを作る」というのができるようになりました。
「人体3Dスキャン」というのは技術が上がってきており、「複数方向から写真を撮れば、解析して3DCGポリゴンデータにする事ができる」ようになりました。
プレイステーション4からプレイステーション5の時代には、だんだん主流になっていくであろう方式の1つで、「人体3Dスキャンスタジオ」で複数方向から実際の人のモデルの写真を撮って、「人体3Dスキャンから、3DCGモデルを作る」という方法です。
要するに、今までは、「モーションキャプチャースタジオ」を使っていたわけですが、そこに「人体3Dスキャンスタジオ」も含めて使っていく事が主流になっていくだろうという事です。
現在の日本では、「3DフォトスキャンスタジオAVATTA」という場所位しかありません。
(3次元の人間が2次元になる時代)
現在の段階でも、お金は非常にかかりますが、やろうと思えば、「3DフォトスキャンスタジオAVATTA」で「自分自身を3Dスキャンしてもらって、自分自身の3DCGポリゴンデータを作ってもらう」事が可能です。(40000円位かかる)
ボーンを入れやすくするためには、「人体3Dスキャン」をする時には、ポーズを「大の字」のようにしないといけません。
その後で、自分で、ボーンを入れたりすれば、MMDで、「自分自身の3DCGキャラクターを動かせる」し、「Unityへ持っていけば、自分自身を3DCG格闘ゲームキャラクターにできる」し、「3Dプリンターで、自分自身フィギュアを作れる」わけです。
しかし、これは近未来の話であって、現実にやろうと思ったら、おそらく、128ビットパソコンか、256ビットパソコンが必要になってくる時代になるだろうという事です。
「人体3Dスキャンポリゴンモデル」というのは、要するに、「CAD的なデータ」なので、重いわけです。
1番重くなるのは、「人体3Dスキャン」をして、実際の人物そっくりになるようにするには、「かなり重いテクスチャーを貼らないといけない」事です。
(「人体3Dスキャン」時代の問題点)
「人体3Dスキャン」の利点は、複雑な顔の形状などが簡単に作りやすい事です。
問題点は、「人体3Dスキャン」なので、そのままのデータなので、プロポーションの美しいグラビアモデルなどを雇わないといけない事です。
1番やっかいなポイントは、物理演算で女性の胸を動かす設計を作る時には、「人体3Dスキャン」をした段階で、すでに重力の影響で下に垂れているので、さらに物理演算を重ねると、女性の胸が垂れ垂れになり過ぎてしまい美しくない事です。
演算の根本的な方法を考え直せば何とかなるかもしれません。
この技術は、主に、実際の人物を使って、「3D立体視映画を作る」とかの映画製作向きで、21世紀版の「デジタルハリウッド計画」の要の技術になるものです。
主に、大学の「映画サークル」なんかで、「人体3Dスキャン」した3DCGモデルを使って、「攻殻機動隊」や「マトリックス」のように、「本物の人物のような3DCGモデルが、ビルからビルに飛び移る映画」なんかを作る事ができます。
(他の方法)
「人体3Dスキャン」は、普通の一眼レフデジカメで複数方向から写真を撮れば今の技術では解析して3DCGデータを作れますが、前に書いた、奥行きデータを持つライトフィールドカメラ LYTRO ILLUM(ライトロイルム)を使えば、より精度が上がるかもしれませんが、問題点は、ライトフィールドカメラは、まだ画素数がよくないので、テクスチャーが荒くなってしまうので、結果としては、普通の一眼レフデジカメで複数方向から写真を撮る方法の方が、実際の人物に、そっくりに見えるはずです。
他には、「複数方向から写真を撮ればいい」わけなので、ドローンを使えば、自由の女神のような大きい彫像などでもできるのですが、最近は、ドローンの事件から、観光名所などでは許可を取らないといけないので、大学の「映画サークル」などでないと無理だと思います。
後は、「Autodesk Memento」という解析ツールを使っても、いろいろな物の「3Dスキャン」は可能です。
要するに、やろうと思えば、「デジタルハリウッド計画」は、かなりの事まで技術的にできる時代にはなっています。
評価:
オガワコウサク(チームグリグリ) エムディエヌコーポレーション ¥ 3,024 (2015-06-02) |
評価:
まつだす,BATA,?Maruchu,うにたじゃむお,栗坂こなべ,森理 麟,alwei 翔泳社 ¥ 3,218 (2015-02-18) |
評価:
マシシP 翔泳社 ¥ 2,700 (2015-05-14) |
もう1冊出たMMD関連本は、マシシP氏による「MikuMikuDance キャラクターモデルメイキング講座 Pさんが教える3Dモデルの作り方」です。
内容は、BlenderからMMDモデルの人体キャラクターモデルを作る事を、まったくのゼロの状態から、どのようにして人体に整形していくのか?について、とても詳しく大量の図版と一緒に書いてあります。
Blenderを使って、3DCGの人体キャラクターモデルをゼロから作る解説本も少ないので重宝します。
Blenderは、日本語の説明書もないので、どこをいじれば何ができるのか?の説明書代わりに使えていいです。
3DCGの人体キャラクターモデルのオリジナルを作ってみたいなぁと思う人は、たくさんいるわけですが、実の所、「人体キャラクターモデル」の制作は、技術よりも美術的なセンスとかが必要なので、イラストや美術デッサンとか美術館巡りをしたりして絵画の構図を見たりしてセンスを磨きましょう!
評価:
--- 晋遊舎 ¥ 1,728 (2015-02-25) |
新しいMMD本が、いくつか発売されました。
まずは、「MikuMikuDanceスターターパック2015」ですが、これはMMD関係の雑誌連載記事の1年間分の総まとめで、昔から出ているムック本のシリーズです。
前から書いていますが、ムック本というのは、「総まとめ雑誌」のような雑誌に近い扱いの本なので、欲しい人は在庫があるうちに買っておきましょう!
大体、ムック本に分類されている本は、「総まとめ」な事が多いので、非常に、コストパフォーマンスが良いのが特徴で買って損はないです。
最近のMMD関連の変更箇所や、エフェクトなんかの使い方の紹介が載っています。
このシリーズのメインは、1年間の総まとめの「MMDモデル」収録なので、収録MMDモデルを紹介すると、
(収録MMDモデル)
Project575(正岡小豆、小林抹茶)
キルラキル(纏流子、鬼龍院皐月)
楽園追放(アンジェラ)
VOCAROID3、メルリ
魔法少女大戦(青葉鳴子)
VOICEROID+(琴葉茜・葵)
Hi☆sCoool!セハガール(セガサターン、ドリームキャスト、メガドライブ(通常サイズと2頭身モデル)、ギリウス=サンダーヘッド(ゴールデンアックスのドワーフ))
ガールフレンド(仮)(椎名心実、クロエ・ルメール、村上文緒)
バンダイナムコが、「バンダイナムコ統合10周年記念企画」として、「カタログIPオープン化プロジェクト」というものを開始しました。
「カタログIPオープン化プロジェクト」というのは、いくつかの作品について、二次創作をしてもいいですよという許可がおりたという事です。
「バンダイナムコ統合10周年記念企画」ですが、現実には、今現在の段階では、古いナムコのゲーム作品のいくつかだけが対象です。
残念ながら、まだ「アイドルマスター」などは含まれていませんが、様子見で、古い作品で、二次創作させてみてユーザーが暴走しないなどが確認できれば、おそらくは、順次開放していくものと思われます。
当然、ユーザーの暴走度合いが大きくなれば、「二次創作許可の打ち切り」は、すぐにでも成りえます。
「バンダイ」の方の提携作品が含まれる事になると、もの凄い数のアニメ作品も対象に成りえるわけですが、こちらは、権利関係の手続きが膨大となるので、まずは、古いナムコのゲーム作品のいくつかでやってみて様子見というところでしょう。
(現在、二次創作の許可が出ている古いナムコのゲーム作品)
ギャラガ
ギャラクシアン
源平討魔伝
スカイキッド
スターラスター
ゼビウス
ディグダグ
ドラゴンバスター
ドルアーガの塔
パックマン
バトルシティー
バベルの塔
マッピー
妖怪道中記
ワギャンランド
ワルキューレの冒険
ワンダーモモ
現在の段階でも、「ワルキューレ」、「ワンダーモモ」、「ドルアーガの塔」の巫女カイとかが使えるので、かなりの事ができますが、古い時代のユーザーにとっては、懐かしい作品に触れ合う事ができます。
(注意点)
・「二次創作OK」といっても、ユーザーの暴走が酷くなっていくと、「二次創作許可の打ち切り」は、すぐにでも成りえますが、一方で、「ユーザーがキャラクターを長い年月に渡って愛してくれている」など、いわゆる、「リスペクト」を重視して行動をしていれば、他の多くの作品の二次創作の許可も、おそらくおりてくるはずです。
・段取りとして、「ニコニコ」の「クリエイター奨励プログラム」への登録と、「親作品」に「バンダイナムコ」を指定する事で、二次創作を行なっているユーザーが誰なのか?を把握できるようにしておく事が必要です。
・外国をまたぐと法律関係が大変になるので、「二次創作許可は、日本国内限定」です。
(二次創作で、何をやっていいのか?)
かなり厳格にやっていますが、マナーを守って(18禁関係ダメとか。ワルキューレとかワンダーモモとかドルアーガの巫女カイを使って、人工知能恋愛ゲームを作るとかはOKのはずだが、恋愛ゲームと18禁の線引きは難しい)二次創作をしていれば、かなりの事が可能で、「キャラクター、音楽、ストーリー設定など」を使っていいようで、さらに、「二次創作のオリジナルゲーム制作、動画制作が可能」です。(スマートフォンアプリに使ってもよい)
また、「オリジナルのドット絵」や「ドット絵を使ったコラージュ作品」も、OKのようです。
昔は、アスキーアートの時代がありましたが、「ドット絵を使ったコラージュ作品」も、OKになった事で、芸術家肌の人や、職人肌の人の職人技が可能です。
「二次創作のオリジナルゲーム制作が可能」という事なのですが、MikuMikuDance界隈では、「かなりの玄人職人」が多いので、「二次創作3DCGモデリングをして、Unityへ持って行って、プレイステーション4のインディーズゲームを作る」とかまで、普通にできてしまうので、さすがに、「金銭がからむ事」は、バンダイナムコに正式に許可を取る必要があると思いますが、最近では、ユーザーの方の玄人職人が、「東方なんかを、二次創作3DCGモデリングをして、Unityへ持って行って、プレイステーション4のインディーズゲームを作る」とかいう時代になってきたので、良い作品を作れば、許可はおりる可能性もあります。
「法人枠」、「公認クリエイター枠」という予定がすでにあるので、良い作品を作る二次創作者は、「公認クリエイター枠」の方に格上げされるようで、許可範囲が拡大していく仕組みのようです。
ここで、重要な事は、「オリジナルゲーム制作は可能」という所で、著作権というのは、当然のごとく「オリジナルゲームの著作権は、オリジナルゲーム作者にある」からです。
ですから、「ギャラガのドット絵を使って、ギャラガと同じゲームを作る」のは、当然、ダメです。
「公認クリエイター枠」に格上げされて、「俺は、ゼビウスの続きのステージを作りたいんだ!とか、アンドアジェネシスを3DCGにして、スターウォーズの艦内バトルシーンのようにしたかったんだ!」とか、クリエイター情熱が溢れ出過ぎる人は、バンダイナムコに交渉すれば、可能になる時代が来るかもしれません。
要するに、「クリエーター発掘、育成プロジェクト」の意味合いもあるのではないか?と思います。
(ダメな事)
キャラクターをガレージキットフィギュアとか、3Dプリンターで出力して販売するなど、現実の世界での物販はダメ。
ただ、昔から、日本は、キャラ愛が濃い文化なので、同人物販の二次創作の歴史が長いので、ワンダーフェスティバルとか、コミケなんかのように、「物販二次創作可能な場所がすでにある」ので、そういったような、「クリエイター管理のしっかりした場所」を使うという事です。
要するに、無秩序に、「クリエイター管理のしっかりした場所」を通さずに、物販をするような事はダメです。(ここだけはしっかりしておかないと、主に海外の海賊版グッズやりたい放題になってしまうので)
つまり、今回の事は、「ニコニコの二次創作動画での許可」の方をメインにした考え方が出たという事で、「コミケ物販などの二次創作物販は、伝統的に、すでに環境がある」ので、そちらを使えばいいという事です。
(注意)
今回書いたような事は、まだ始まったばかりなので、メーカーの方も様子見段階なので、ユーザーがどの程度暴走するのか?どの程度、良質なクリエイターがいそうなのか?を見極めている段階なので、今回書いたような環境は、どんどん変化していくはずです。
なので、公式の「バンダイナムコ、カタログIPオープン化プロジェクト」のホームページの方を常にチェックして、何の作品までが開放されていくのか?などは、こまめにチェックしましょう。
(バンダイナムコ、カタログIPオープン化プロジェクト)(バンダイナムコ統合10周年記念企画)
http://open.channel.or.jp/user.php
http://open.channel.or.jp/
(追記)
(メーカーへのアドバイス)
自分が思うには、メーカーは、何らかのユーザーのケミカル反応を期待していると思うわけですが、二次創作文化のケミカル反応というのは、ただ単に、丸投げしただけでは「プラン倒れ」してしまって、必要な事をやらないと、うまくいきません。
このままではうまくいかないと思うので、アドバイスを書けば、
(1)元ネタが古すぎて、今の人にはわからないものが多いので、メーカーのホームページの方で、「公式設定資料集」などの公開が必要。
まず、例えば、ニコニコなどで「踊ってみた」とかをやったり、コスプレをやったりするにしても、ユーザーがコスプレをするのは、かなり本気でやっているので、衣装を作るのに、何万円もかけてやったりしていますから、まずは、メーカーの方で、「公式設定資料」の公開をして、キャラクターの表裏の形が、どうなっているのか?アクセサリーなどの細かい部分はどうなっているのか?がわからない事には、「コスプレ衣装」も「3DCGキャラモデリング」も何もできません。
何もできないものは、何もできないので、何もできないまま終わってしまって、不発プランになってしまいます。
まずは、メーカーの元ネタが古すぎるので、今の人にわかるように、メーカーの方で、「公式設定資料」の公開が必要です。
(2)二次創作文化は、今の旬のネタでないと盛り上がらない。
ユーザーは、つい最近見たもので、感動したから、何かしたくなるのであって、元ネタが古すぎるものを、単に、メーカーが古すぎて使用価値が無いから二次創作に使ってもいいですよと言っても、「知らないものは知らない」ので、ネタにしようにも、何をしたらいいのかわからないのが現状です。
二次創作文化というよりも、人は、何かの作品を見た時に、何か感動すれば、何かしたくなるものだというだけの事です。
例えば、昔であれば、「スターウォーズの映画を見たら、ライトセーバーを振り回すマネをしたくなる」、「ブルースリーの映画を見たら、ヌンチャクを振り回してみたくなる」という感じで、「今、見て旬のものに対して感動したからやる」のであって、旬の時期も賞味期限もはるかにすぎてしまってから、「ブルースリーのマネをしてヌンチャクを振り回してもいいですよ」と言われても、誰もやらないでしょう。
ユーザーのケミカル反応が起こるのは、「今の旬のものがネタでないとダメです」
メーカーの方は、小出しにしていても、「旬の時期のものの時に、流行らずに、旬が腐ってしまってから開放しても誰も見向きもしないでしょう」
どちらにしても、今回のものは、元ネタが古すぎて、今の人が知らな過ぎるものが多いので、メーカーのホームページで、「公式設定資料」を公開して多くの人が知るところにならなければ、ユーザーのケミカル反応は起こらず、ユーザーも、何をしたらいいのか?わからないまま、不発プランで終わってしまいます。
前に、MikuMikuDanceの全天球の背景の写真を撮って使えそうな「360度全天球カメラ」が、最近、発売されだしたという事を書きましたが、今度は、垂直方向の画角が214度で大きい360度カメラが登場しました。(Kodak PIXPRO SP360)
前に書いた(RICOH THETA)などは、MMDの全天球背景で使うと、「区切れ目の線が出てしまう」問題点がありましたが、(Kodak PIXPRO SP360)は、垂直方向の画角が214度もあって広いので、真上の空を写せば、214度までは、区切れ目の線が入らないので、だいぶ綺麗に撮れるはずです。
180度が平らな地面までですが、MMDの全天球背景だと、どの程度まで、地面の下までの全天球が必要なのか?は不明です。
(Kodak PIXPRO SP360の特徴)
(RICOH THETA)とは違って、全天球カメラではなく、垂直方向の画角が214度までです。
(RICOH THETA)よりも、画角が214度と広いので、1つのカメラで撮って区切れ目が無い範囲で撮れる範囲が広いですが、「半球+αカメラ」という感じに近いです。
・Full HD撮影1920×1080(30P)動画録画可能
・超高速度撮影(120コマ/秒)可能
・タイムラプス撮影(インターバル撮影)
はじめから、「360度」で、動画を撮れます。
また、超高速度撮影(120コマ/秒)ができるので、「360度スローモーション」的な動画も撮れます。
(Kodak PIXPRO SP360)は、メーカーでは、「アクションカメラ」の分類にしているようなので、「防塵」、「耐衝撃」、「簡単な雨など用の防水」など、だいぶ頑丈に作られていて、「アクションカメラ」特有の様々な天候で、日射、曇り、雪などで変わるホワイトバランスなどの調整機能などが、だいぶしっかりしています。
タイムラプス撮影(インターバル撮影)ができるので、一定間隔ごとにシャッターを切る設定ができて、例えば、「星空が動いていく様子」、「建築中のビルが、ニョキニョキはえるような映像」とかのような、三脚で一定の位置に固定し続けて撮影する特殊な撮り方ができます。
いろいろな出力方法が選べて、「円球的」な出力方法で選んだ場合に、プラネタリウムのような、球状のスクリーンに投影すれば、周り全体を見回すような特殊な投影方法も可能なようです。
出力されたデータの規格に合わせて、自作でソフトを作れば、何か特殊な事が、いろいろとできそうです。
コダックですが、正式な提携が、マスプロ電工なので、そこのホームページから買う事ができるようです。
(Kodak PIXPRO SP360)(マスプロ電工)
http://www.maspro.co.jp/products/pixpro/sp360/
(RICOH THETA m15が、全天球動画対応)
一方、前は、「360度静止画」のみだけだった、(RICOH THETA)は、新製品の(RICOH THETA m15)から、全天球の動画対応しましたが、180秒間だけです。
残念な事は、(RICOH THETA)は、本体のみでは、機能が十分に使えなくて、スマートフォンアプリと、スマートフォンを持っていないと、カメラの露出補正などの細かい設定が、まったくできない事です。
(RICOH THETA m15)(全天球動画対応)
https://theta360.com/ja/about/theta/
どちらの機種も、30000円〜40000円程度で、比較的気軽な遊びで買える値段なので、最先端な遊びをしてみたい人はチャレンジしてみましょう。
あと、こういう特殊な製品を買う場合のアドバイスとしては、実際に使ってみて、気に入ったら、「周辺アクセサリーなどは、売っている時に買っておかないと、ほとんど専用なので、後で欲しい時に、消滅している事が多いです」(水中撮影用アクセサリーなど)
(「360度全天球カメラ」の別の用途)
「360度全天球カメラ」の別の用途としては、ニコニコなんかや、「特殊テレビ会議」的な事ができるので、例えば、運動部の部活などで、学校の教室などで、大きな机の中央に、「360度全天球カメラ」を設置して、机には、部活のメンバーなどが、周りに座る。次に、WiFi環境のあるスポーツ大会会場などで、スマートフォンアプリで、この教室の「360度全天球カメラ」の中継映像を見れば、スポーツ選手権などの選抜メンバーは、現地のスポーツ会場にいながら、学校の多くの人と、アプリで、グルグルと画面を回せば、誰とでも会話できたり、みんなの様子を見たりするというようなエアオフ会的な使い方も可能なので、「2020年東京オリンピック」では、やろうと思えば、普通にできるはずです。
評価:
--- リコー ¥ 31,230 (2014-11-14) |
最近は、「360度全天球カメラ」という新しいデジカメが売っているようになってきました。
おそらく、「360度全天球カメラ」で撮った風景は、MikuMikuDanceでの、1番遠い背景にあたる「全天球」部分として使えるはずです。
MikuMikuDanceで、「全天球」として使う場合は、まだ解像度があまりよくないので、若干、ぼやけるかもしれません。
解像度まで、完全に納得がいく「全天球」を撮りたい場合には、「パノラマ用雲台」に一眼レフカメラを取り付けて、いろいろな方向の写真を一箇所から撮って、後で、デジタル合成する方法がありますが、自作するような方法です。
注意点としては、自分でシャッターを押した場合には、「自分の手が入ってしまう」、「自分が入ってしまう」ので、単純に、パノラマ風景を撮りたい場合には、タイマーセットした方がいいです。
今回紹介するような、「360度全天球カメラ」のたぐいは、最先端すぎる製品で一般製品ではないので、最先端遊びを実験的にしてみたい人向けですが、だいぶ、面白そうな事が、たくさんできます。
(「360度全天球カメラ」の種類)
(1)「360度全天球カメラ、RICOH THETA(シータ)」は、Androidスマートフォンと連携して、Googleマップのストリートビューに自分で投稿する事ができます。
(360度全天球カメラ、RICOH THETA(シータ))
https://theta360.com/ja/
(2)「360度全天球フルHDパノラマビデオカメラ、360cam」は、もっと面白くて、「360度フルHDビデオカメラ」です。
うまくやれば、MikuMikuDanceで、「動く全天球」が作れるはずです。
しかし、これは、フランスのGIROPTIC社が作ったものなので、日本では、完全予約制販売の少量モデルです。
最近、ゲーム分野などでも新しく出てきた分野のバーチャルリアリティの方式の1つで、頭の動きに視野が追従する方式の「ヘッドマウントディスプレイ」のOculus Rift(オキュラス・リフト)に対応しているので、この「360cam」で撮った「360度フルHDビデオ」は、かなり特殊な見え方をするはずで、今までに無いまったく新しい映画などの製作も可能になりそうです。
「360cam」は、完全防水設計で、別売り電球アダプタを使えば、自分の部屋などに固定しやすいので、防犯カメラ的に使う事もできます。
Oculus Rift(オキュラス・リフト)というのは、視野角が、110度も確保できて、3D立体視も可能なので、かなり凄い「バーチャルリアリティヘッドマウントディスプレイ」です。
Oculus Rift(オキュラス・リフト)にしても、「360cam」にしても、海外のメーカー制作の最新鋭機を買う場合には、英語などができれば、うまくやれば、海外のメーカーから直接購入できるので、若干安く買えますが、外国語が不安な人は、日本でも輸入代行メーカーから買えます。
ニコニコなんかを見ると、MMDでは、もう、初音ミクと、ARシステムと、Oculus Riftを使って最先端な感じの遊びをしている人がいるようです。
(360度全天球フルHDパノラマビデオカメラ、360cam)
http://www.360.tv/
http://www.redstar.co.jp/360cam.htm
(3)「360度全天球フルHDパノラマビデオカメラ、Bublcam」も、「360cam」と同様に、「360度フルHDビデオ」を撮る事ができます。
海外では、こういった機材は、最近出てきた「ドローン」と呼ばれるラジコンヘリコプターのたぐいに取り付けて、空中撮影をする事が多いようです。
(360度全天球フルHDパノラマビデオカメラ、Bublcam)
http://www.bublcam.com/
(スタビライザー、3軸ブラシレスジンバルとの併用)
「360cam」や、「Bublcam」のように、「360度フルHDビデオ」を撮ったり、また、普通のハイビジョンビデオカメラで動画を撮る時もそうですが、できるだけ、「スタビライザー」、「3軸ブラシレスジンバル」といった製品を使うようにしましょう!
「スタビライザー」、「3軸ブラシレスジンバル」という製品は、ビデオ撮影や、マシン制御などに使われる「防振装置」の事で、「手ブレ」のたぐいを極限まで低減させる事ができる優れものです。
オリンピックや、スポーツ中継を見ていると、スポーツカメラマンがカメラにいろいろと取り付けてありますが、あれの事で、例えば、歩きながらや走りながらの撮影をした場合には、「ブレブレで気持ち悪くなる映像」が、何も付けない状態だとなりますが、「スタビライザー」、「3軸ブラシレスジンバル」を取り付けたビデオカメラの映像は、「滑らかにスクロールする」事ができるのです!
なので、ドローンのような、ラジコンヘリコプターに取り付けて、空中撮影するなどの場合にも、通常は、「スタビライザー」、「3軸ブラシレスジンバル」のたぐいに、カメラを取り付ける事が多いです。
しかし、「3軸ブラシレスジンバル」は、非常に大がかりで重さも値段もけっこうあるので、通常は、テレビ局や、スポーツカメラマンしか使いません。
「スタビライザー」の中には、比較的小型の物もありますが、モーター制御するわけなので、バッテリー持ち時間が2時間位の事が多いです。
「スタビライザー」という単語自体は、ロボット制御や、車両関係の制御で聞いた事がある人も多いはずです。
最近は、「アクションカム(カメラ)」、「ウェアラブルカメラ」がはやり出してきたので、こういった「スタビライザー」も売れ出しているようですが、多くは、スタビライザーに、スマートフォンをくっつけて「ウェアラブルカメラ」の代わりにしようという感じのものが多いです。
(追記)
(360度バーチャルシアターの制作)
後で、いろいろと考えてみたら、Oculus Rift(オキュラス・リフト)の規格や、「360度全天球フルHDパノラマビデオカメラ、360cam」の「360度映像」の規格に沿って作れば、MikuMikuDanceでも、「初音ミク360度バーチャルシアター」が作れそうな事がわかってきました。
Oculus Rift(オキュラス・リフト)に対応している「360cam」のホームページにある、「360度ジェットコースタームービー」のサンプル映像を見る限りでは、おそらく、Oculus Rift(オキュラス・リフト)から、この規格の映像を見れば、「360度の周りを見回す事ができる映像」のようなので、同じ規格で360度映像出力できれば、初音ミクの「360度バーチャルシアター」が作れるはずで、そうなると、「実際に、初音ミクライブにいるような臨場感で、周りを見回せば、他の方向にいる物まで見える3DCG映像が作れるはずで、かなりの臨場感になるはずです。」
Oculus Rift(オキュラス・リフト)は、そもそも、「3D立体視に対応した、バーチャルリアリティー」を作ろうというものだったので、「3D立体視での、初音ミク360度バーチャルシアター」も作れるはずです。
これが、今現在の世界最先端の「360度バーチャルシアター」になりそうです。
現在、ソニーのプレイステーション関係と連携した「ヘッドマウントディスプレイ」や、ナムコなんかが、この最先端規格の研究中のようなので、こういった「360度映像規格」というものが作られる可能性もあるので、思ったよりも早く、「初音ミク360度バーチャルシアター」や、「360度映画」の時代が来るかもしれません。
評価:
--- リコー ¥ 38,000 (2013-11-08) |
評価:
でで,かんなP 翔泳社 ¥ 2,709 (2013-08-22) |
「MikuMikuDanceマスターパックDX」が発売されました!
これは、「MikuMikuDanceスターターパック、セカンドパック、サードパック」と出ていたシリーズの本で、ムック本です。
ムック本というのは、前にも書いたように、半雑誌的な扱いなので、在庫が無くなる前に、欲しい人は早めに手に入れておきましょう!
(内容)
今回は、なんと、22体もの大量のMMD用の3Dモデルが収録されています。
モデルの種類については、ホームページの表紙の写真を参考にしましょう!
他にも、エフェクト用のMMEの主なものが、リストになって収録されています。
進化中のMMMについての解説も書いてあります。
再び書きますが、ムック本なので、無くなってしまう前に、早めに手に入れておきましょう!